高蔵寺 (木更津市)
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高蔵寺 | |
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観音堂 | |
所在地 | 千葉県木更津市矢那1245 |
位置 | 北緯35度20分19.7秒 東経139度59分40秒 / 北緯35.338806度 東経139.99444度座標: 北緯35度20分19.7秒 東経139度59分40秒 / 北緯35.338806度 東経139.99444度 |
山号 | 平野山(へいやさん) |
宗派 | 真言宗豊山派 |
本尊 | 聖観世音菩薩 |
創建年 | 伝・用明天皇治世(585年~587年) |
開基 | 伝・徳義 |
別称 | 高倉観音 |
札所等 | 坂東三十三観音第30番 |
法人番号 | 2040005007984 |
高蔵寺(こうぞうじ)は、千葉県木更津市にある真言宗豊山派の寺院。山号は平野山(へいやさん)。本尊は聖観世音菩薩であり、坂東三十三観音第30番札所である。通称は高倉観音(たかくらかんのん)。
本尊真言:おん あろりきゃ そわか
ご詠歌:はるばると登りて拝む高倉や 富士にうつろう阿娑婆(あさば)なるらん
由緒
[編集]用明天皇の代(585年~587年)に徳義が小像の観音菩薩を感得して寺を建立したという。この観音像は、行基が刻んだ観音像に納められているという。
藤原鎌足伝説
[編集]昔、矢納郷の有力者だった猪野長官という人物が、40歳あまりになっても子宝に恵まれず、ここの観音に願いをかけたところ、一女を授かった。この娘は予与観と名付けられ、成長したが、この娘もまた良縁がなく嘆いていた。彼女は自分が生を享けたいきさつを父から聞かされ、自分もこの観音にすがったところ、「鹿嶋に行って、日天を拝みなさい」との夢告があり、男子を授かった。これが「鎌子」、後の藤原鎌足であると言われている。
鎌足はその後、この観音を深く崇拝し、七間四面の本堂や阿弥陀堂、三重塔、鐘楼などを建立した。
境内には、大化の改新後の650年7月に鎌足が腰を下ろして休息したと言われる腰掛石がある。また、鎌足が着替えをして衣服を杖にかけたがそのまま杖が忘れられ、その杖が根付いて桜の花をつけたのが鎌足桜だと言われている。
伽藍
[編集]- 山門
- 観音堂(本堂)
- 鐘楼 など
文化財
[編集]- 市指定文化財[1]
- 本堂
- 山門
- 鐘楼
所在地
[編集]- 千葉県木更津市矢那1245