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高麗村 (鳥取県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こうれいそん
高麗村
廃止日 1955年9月1日
廃止理由 分割新設合併
高麗村(一部)、所子村大山町
高麗村(一部)、淀江町、大和村宇田川村淀江町
現在の自治体 大山町米子市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陰地方
都道府県 鳥取県
西伯郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 2,803
国勢調査、1950年)
隣接自治体 所子村、大山村宇田川村淀江町
高麗村役場
所在地 鳥取県西伯郡高麗村大字妻木
座標 北緯35度28分22秒 東経133度26分36秒 / 北緯35.47264度 東経133.44347度 / 35.47264; 133.44347 (高麗村)座標: 北緯35度28分22秒 東経133度26分36秒 / 北緯35.47264度 東経133.44347度 / 35.47264; 133.44347 (高麗村)
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高麗村(こうれいそん[1])は、鳥取県西伯郡にあった。現在の西伯郡大山町米子市の一部にあたる。

地理

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孝霊山(高麗山)の北西部に位置していた[2]

歴史

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  • 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、汗入郡稲光村、上万村、平田村、保田村、今津村、安原村、富岡村、妻木村、荘田村、長田村が合併して村制施行し、高麗村が発足[1][2]。旧村名を継承した稲光、上万、平田、保田、今津、安原、富岡、妻木、荘田、長田の10大字を編成[2]。村役場を大字妻木に設置[6]
  • 1896年(明治29年)4月1日、郡の統合により西伯郡に所属[2]
  • 1907年(明治40年)妻木駐在所開設[6]
  • 1944年(昭和19年)高麗郵便局開設[6]
  • 1951年(昭和26年)妻木から移転し上万駐在所開設[6][7]
  • 1955年(昭和30年)9月1日、村域を二分割し、大字稲光・上万・平田・保田・安原・富岡・妻木・荘田・長田は西伯郡所子村と合併し、町制施行して大山町を新設。大字今津は西伯郡淀江町、大和村、宇田川村と合併し淀江町が存続して高麗村は廃止された[1][2]。合併後、大山町大字稲光・上万・平田・保田・安原・富岡・妻木・荘田・長田、淀江町大字今津となる[2]

地名の由来

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高麗山の山名にちなむ[2]

産業

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  • 農業、養蚕[2]、漁業[8]
  • 産物:米、葉煙草[2]
  • 明治後半から養蚕が盛んになったが、1937年(昭和12年)に葉煙草が導入されてから衰退し、1952年(昭和27年)に消滅した[2]

交通

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港湾

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  • 平田漁港[3]

教育

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  • 1909年(明治42年)秀実尋常小学校を大字妻木に移転[6]。1947年(昭和22年)高麗小学校に改称[6]
  • 1949年(昭和24年)高麗中学校(大字妻木)開校[6]

脚注

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  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』310頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j 『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』329頁。
  3. ^ a b c 「平田〈大山町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』651-652頁。
  4. ^ 「稲光〈大山町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』104-105頁。
  5. ^ 「保田〈大山町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』783頁。
  6. ^ a b c d e f g 「妻木〈大山町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』761-762頁。
  7. ^ 「上万〈大山町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』415頁。
  8. ^ 「今津〈淀江町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』111頁。

参考文献

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関連項目

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