鶴田浩久
鶴田 浩久 つるた ひろひさ | |
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生年月日 | 1967年12月15日(57歳)[1] |
出生地 | 日本・長崎県佐世保市[2] |
出身校 | 東京大学法学部[2] |
在任期間 | 2023年10月1日[3] - 現職 |
在任期間 | 2023年7月4日[4][5] - 2023年10月1日[3] |
国土交通省大臣官房公共交通・物流政策審議官 | |
在任期間 | 2022年6月28日[6][7] - 2023年7月4日[4] |
鶴田 浩久(つるた ひろひさ、1967年〈昭和42年〉12月15日[1] - )は、日本の運輸・国土交通官僚。
来歴
[編集]長崎県佐世保市生まれ[2]。その後、北海道で育ち、中学校3年生の時に東京都に転居した[2]。学生時代はホッケー部に所属し、ディフェンスを担当した[2]。
筑波大学附属高校を経て[8]、1990年(平成2年)3月、東京大学法学部を卒業[2]。当時、松任谷由実が楽曲を提供したJR東海のCM「シンデレラ・エクスプレス」に感化されたこと、採用パンフレットに掲載された「腕っ節の強いロマンチストを求む」という言葉に好感を持ったことから運輸省を志望し[2]、同年運輸省に入省した[9]。入省後、主に鉄道畑、航空畑を歩み[2]、1994年(平成6年)に大阪府に赴任[2]。赴任中に阪神・淡路大震災に遭遇し、現地で代替運行用のバスの手配などにあたった[2]。この他、汐留の不動産証券化や国鉄債務の最終処理を担当[9]。その後、海外留学を経験し、1999年(平成11年)、ロンドン大学LSE大学院修士課程を修了[9]。修了後、交通バリアフリー法の成立及び拡充、首都圏空港機能強化、都市鉄道の接続新線整備、海外交通・都市開発事業支援機構の創設、貸切バスの法制強化、コロナ禍における航空会社・空港会社への支援、新幹線整備などに携わり[9]、鉄道局都市鉄道課開発推進調整官[10]、外務省経済協力開発機構日本政府代表部一等書記官[11]、同参事官[12]、国土交通省大臣官房人事課企画官[13]、観光庁観光産業課長[14]、国土交通省大臣官房参事官(地域戦略担当)[15]、航空局航空戦略課長[16]、自動車局旅客課長[17]、国土交通省大臣官房参事官(人事担当)[18]、東京航空局長[19]、内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)[20]、航空局航空ネットワーク部長[21]、鉄道局次長[22][23]などを歴任。2012年(平成24年)からは民主党政権下で羽田雄一郎国土交通大臣の秘書を務めた[2]。
2022年(令和4年)6月28日、国土交通省大臣官房公共交通・物流政策審議官に就任[6][7]。物流行政を担当した[24]。
2023年(令和5年)7月4日、自動車局長に就任[4][5]。同年10月1日、物流・自動車局長に就任[3]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b 政官要覧社 2023, 1059頁.
- ^ a b c d e f g h i j k “〈ひと〉国土交通省自動車局旅客課長に就任した 鶴田浩久氏”. 日刊自動車新聞電子版 (日刊自動車新聞社). (2015年8月7日) 2024年3月21日閲覧。
- ^ a b c 『人事異動(第73号)』(PDF)(プレスリリース)国土交通省、2023年10月1日、2頁 。2024年3月21日閲覧。
- ^ a b c 『人事異動(第46号)』(PDF)(プレスリリース)国土交通省、2023年7月4日、5頁 。2024年3月21日閲覧。
- ^ a b “国交省事務次官に和田信貴氏 観光庁長官は高橋一郎氏”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2023年6月27日) 2024年3月21日閲覧。
- ^ a b 『人事異動(第60号)』(PDF)(プレスリリース)国土交通省、2022年6月28日、6頁 。2024年2月4日閲覧。
- ^ a b “人事、国土交通省”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2022年6月29日) 2024年3月21日閲覧。
- ^ 米盛康正 2024, 212頁.
- ^ a b c d “デマンド交通シンポジウム「高齢者等がマイカーに替えて利用できる自由度・利便性の高い移動手段を考える」~高齢者等のウェルビーイングを実現するための移動手段となり得る『AIデマンド交通』〜” (PDF). 運輸総合研究所. p. 3. 2024年3月21日閲覧。
- ^ 『人事異動(第37号)』(PDF)(プレスリリース)国土交通省、2004年5月10日、1頁。オリジナルの2011年11月15日時点におけるアーカイブ 。2024年3月21日閲覧。
- ^ 『人事異動(第45号)』(PDF)(プレスリリース)国土交通省、2006年5月29日、1頁。オリジナルの2011年11月15日時点におけるアーカイブ 。2024年3月21日閲覧。
- ^ 『人事異動(第63号)』(PDF)(プレスリリース)国土交通省、2009年7月10日、1頁。オリジナルの2009年7月31日時点におけるアーカイブ 。2024年3月21日閲覧。
- ^ 『人事異動(第76の2号)』(PDF)(プレスリリース)国土交通省、2009年7月24日、4頁。オリジナルの2009年7月31日時点におけるアーカイブ 。2024年3月21日閲覧。
- ^ “人事、国土交通省”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2011年9月30日) 2024年3月21日閲覧。
- ^ 『人事異動(第133号)』(PDF)(プレスリリース)国土交通省、2012年12月26日、1頁。オリジナルの2013年1月16日時点におけるアーカイブ 。2024年3月21日閲覧。
- ^ “人事、国土交通省”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2014年7月8日) 2024年3月21日閲覧。
- ^ “人事、国土交通省”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2015年7月14日) 2024年3月21日閲覧。
- ^ 『人事異動(第63の2号)』(PDF)(プレスリリース)国土交通省、2017年7月7日、4頁。オリジナルの2022年2月3日時点におけるアーカイブ 。2024年3月21日閲覧。
- ^ “人事、国土交通省”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2018年7月30日) 2024年3月21日閲覧。
- ^ 『人事異動(第65号)』(PDF)(プレスリリース)国土交通省、2019年7月9日、6頁。オリジナルの2022年2月3日時点におけるアーカイブ 。2024年3月21日閲覧。
- ^ “人事、国土交通省”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2020年7月20日) 2024年3月21日閲覧。
- ^ “人事、国土交通省”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2021年7月1日) 2024年3月21日閲覧。
- ^ 『人事異動(第60号)』(PDF)(プレスリリース)国土交通省、2021年7月1日、1頁 。2024年3月21日閲覧。
- ^ “鶴田自動車局長 働く人報われる社会へ 「追い風の好機生かす」”. 輸送経済 (輸送経済新聞社). (2023年8月8日) 2024年3月21日閲覧。
参考文献
[編集]- 『政官要覧 令和5年春号』政官要覧社、2023年3月7日。
- 時評社『国土交通省名鑑ー2024年版』米盛康正、2024年。
官職 | ||
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先代 新設 |
国土交通省物流・自動車局長 初代:2023年 - |
次代 現職 |
先代 堀内丈太郎 |
国土交通省自動車局長 2023年 |
次代 廃止 |
先代 寺田吉道 |
国土交通省大臣官房公共交通・物流政策審議官 2022年 - 2023年 |
次代 石原大 |
先代 寺田吉道 |
国土交通省鉄道局次長 2021年 - 2022年 |
次代 平嶋隆司 |