鷲見誠一
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鷲見 誠一(すみ せいいち、1939年2月15日 - )は、日本の政治学者。慶應義塾大学名誉教授。専門は、中世ヨーロッパ思想史。東京都生まれ。
14世紀イタリアのスコラ派に属する神学者・哲学者、パドアのマルシリウス(マルシリウス・パドゥア)の研究で知られる。
略歴
[編集]学歴
[編集]職歴
[編集]- 1962年 慶應義塾大学法学部助手
- 1967年 慶應義塾大学法学部専任講師
- 1970年 慶應義塾大学法学部助教授
- 1971年 コーネル大学歴史学部訪問研究員(-1973年)
- 1978年 慶應義塾大学法学部教授
- 1987年 ケンブリッジ大学ゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジ訪問研究員(-1988年)
- 1996年 慶應義塾大学言語文化研究所所長(-2002年)
- 2004年 慶應義塾大学退職、同名誉教授
著書
[編集]単著
[編集]- 『ヨーロッパ文化の原型――政治思想の視点より』(南窓社, 1996年)
- 『中世政治思想講義――ヨーロッパ文化の原型』(ちくま学芸文庫, 2024年)
- 『人権の政治思想――デモクラシーの再確認』(明石書店, 2009年)
共著
[編集]編著
[編集]共編著
[編集]- (有賀弘・内山秀夫・藤原保信・田中治男)『政治思想史の基礎知識――西欧政治思想の源流を探る』(有斐閣, 1977年)
- (蔭山宏)『近代国家の再検討』(慶應義塾大学出版会, 1998年)
- (千葉眞)『ヨーロッパにおける政治思想史と精神史の交叉――過去を省み、未来へ進む』(慶應義塾大学出版会, 2008年)
訳書
[編集]- ジョセフ・ストレイヤー『近代国家の起源』(岩波書店[岩波新書], 1975年)
- マルセル・パコー『テオクラシー』(創文社, 1985年)
- ブライアン・ティアニー『立憲思想――始原と展開、1150-1650』(慶應通信, 1986年)
- R・W・デイヴィス編『西洋における近代的自由の起源』(慶應義塾大学出版会, 田上雅徳との共訳, 2007年)
脚注
[編集]