黄寅性
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黄 寅性(ファン・インソン、朝鮮語: 황인성、1926年1月9日 - 2010年10月11日)は、大韓民国の政治家、陸軍軍人、官僚、実業家。元首相、交通部長官、農水産部長官、全羅北道知事、第11・12・14代国会議員[1]。本貫は昌原黄氏[2]。
経歴
[編集]日本統治時代の全羅北道茂朱郡に生まれた。陸軍士官学校(4期)、国防大学院、ソウル大学校行政大学院卒[2]。米国陸軍参謀大学、ピッツバーグ大学でも修学歴がある[1]。
1958年に陸軍中央経理団団長、1959年に陸軍経理学校校長、1960年に陸軍本部経理監、1961年に初代調達庁長、1963年に国防部財政局長を務めた後、1968年に少将として予備役に編入した[2]。
1970年に無任所長官室補佐官を務めた後、1973年に全羅北道知事に就任し5年間務めた。1978年に交通部長官に就任。その後は韓国観光公社社長を経て[1]、1981年の第11代総選挙と1985年の第12代総選挙で当選した。国会議員を務めたほか、民正党全北道委員長、国会交通逓信委員長を務めた[1]。1985年に農水産部長官に就任。1992年の第14代総選挙では民主自由党所属で鎮安・長水・茂朱選挙区で再び当選し、1993年に金泳三政権の初代国務総理に就任した。しかし、その後のウルグアイ・ラウンドの農産物交渉においてコメ市場の開放の責任を負うため、首相を辞任した[2]。
退任後は財界に進出し、アシアナ航空社長、錦湖アシアナグループ顧問、新韓国党常任顧問、安重根義士崇慕会理事長を歴任した[1][2]。
脚注
[編集]公職 | ||
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先代 - |
大韓民国調達庁長 初代:1961 - 1962 |
次代 白石柱 |
先代 李春成 |
官選全羅北道知事 第19代:1973 - 1978 |
次代 金学中 |
先代 閔丙権 |
大韓民国交通部長官 第24代:1978 - 1979 |
次代 柳陽洙 |
先代 朴鍾汶 |
大韓民国農水産部長官 第37代:1985 - 1986 |
次代 (農林水産部に改編) |
先代 (農水産部から改編) |
大韓民国農林水産部長官 初代:1987 |
次代 金周浩 |
先代 玄勝鍾 |
大韓民国国務総理 1993 |
次代 李会昌 |