黒崎修斎
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黒崎 修斎(くろさき しゅうさい、明治10年〈1877年〉 - 没年不明)とは、明治時代の日本画家。
来歴
[編集]尾形月耕の門人、岡山県に生まれる。『風俗画報』の表紙絵や挿絵などを手がけた。明治34年(1901年)秋に開催された第11回日本絵画協会・第6回日本美術院連合絵画共進会では「美人観楓」を出品し三等褒状を受賞している。
作品
[編集]- 『おおかみときつねのはなし』(修身童話7) グリム著、湯本武比古訳 開発社、明治32年12月 ※修斎挿絵、以下同
- 『ふくのかみ』(修身童話5) グリム著、樋口勘次郎訳 開発社、明治32年12月
- 『おくびょうとうぞく』(修身童話6) グリム著、樋口勘次郎訳 開発社、明治33年3月
- 『おてんばまめ』(修身童話8) グリム著、湯本武比古訳 開発社、明治33年11月
- 『ならずもの』(修身童話9) グリム著、湯本武比古訳 開発社、明治34年5月
- 『学校家庭訓話真婦人』 高橋淡水著 秋葉慶雲堂、明治43年(1910年)3月
- 『児童教訓 赤穂四十七士画譚』 沼田笠峰編著 文盛館・博文書院、明治43年7月
- 『小山羊の歌』 マライア・エッヂワース著、本間久訳 良明堂書店、明治44年5月
- 『勅語と御製』 石原万岳著 文盛館、大正元年(1912年)2月
参考文献
[編集]- 川戸道昭・榊原貴教編 『図説 絵本・挿絵大事典』(第2巻) 大空社、2008年