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ボーイフレンド (お笑いコンビ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
黒沼誠から転送)
ボーイフレンド
メンバー 黒沼誠
宮川英二
結成年 2001年(年中無休として)
2007年(ボーイフレンドとして)
解散年 2021年
事務所 キーストンプロ
吉本興業
活動時期 2001年4月 - 2006年12月
2008年4月 - 2021年12月17日
出身 NSC東京校13期
出会い 小学校からの幼なじみ
旧コンビ名 年中無休
現在の活動状況 解散(黒沼はピンで活動)
芸種 漫才
ネタ作成者 黒沼誠
過去の代表番組 オンバト+
ロケットライブ
エンタの神様
有田ジェネレーション など
同期 たつろう
田畑藤本
ブラボー!橋本
ダイス
ピスタチオ
タカタ先生
TEAM BANANA
山﨑ケイ(相席スタート)など
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
2012年 THE MANZAI 認定漫才師
2014年 オンバト+第4回チャンピオン大会 ファーストステージ9位
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ボーイフレンドは、かつて吉本興業東京本社(東京吉本)で活動していた日本のお笑いコンビ。旧コンビ名、年中無休(ねんじゅうむきゅう)。共に東京都八王子市出身。2001年4月結成。2021年12月17日解散。

メンバー

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黒沼 誠(くろぬま まこと、 (1982-10-05) 1982年10月5日(42歳)- )

  • ボケ・ネタ作り担当、立ち位置は向かって左。身長180cm、体重66kg[1]血液型A型
  • キーストンプロ時代の旧芸名は「マッコン」。由来は小学生時代に宮川がつけたニックネームから。
  • 小学校中学年頃まではずっと教室にいて絵を描いている暗いタイプの子供だった。また、教師に「数年ぶりにこんな天才を見た」と言われるほど勉強ができたという。
  • 高校時代はかなりモテて、当時ロングラン放映中だった映画『タイタニック』をそれぞれ違う彼女と5回観に行った。
  • 拓殖大学出身。アルバイトが理由で一浪している。
  • 低音の声が特徴で、ネタにもこれを生かしている。
  • 向井慧パンサー)のことが大好き(8月6日ボーイフレンドのシチサンLIVEにて本人から)。
  • 実家が地主である(同上)。
  • 黒沼曰く、「今まではかっこいい僕しか見せてなかったけど、これからは気持ち悪い僕も見せます!!」とのこと。
  • 既婚者。
  • 特技はレゴで、2021年8月に世界で25人目の「マスター・モデル・ビルダー」となった[2]
  • 解散後は、事務所に残り「まっこん」名義でレゴ芸人としてピンで活動している[3]

宮川 英二(みやかわ えいじ、 (1982-08-05) 1982年8月5日(42歳)- )

  • ツッコミ担当、立ち位置は向かって右。身長173cm、体重63kg[1]O型
  • 6人兄弟。
  • キーストンプロ時代の旧芸名は「みやかわ」。
  • 小学校時代のあだ名は「リーダー」。
  • 『GO TO THE TOP』『落雷』などのように、ツッコミに名前を付けている。そのツッコミも一回で何度も叩いたり、ポーズを付けるなど色々なパターンがある。そのため、黒沼はアザだらけになると語っている[4]
  • 「家の柱でツッコミの練習をしている」と『エンタの天使』の中で紹介されていた。
  • 中学生の頃、いずれ相方になる黒沼を女性と間違えて告白したことがある。
  • 実家は電気屋を営んでおり、名前は「パナピットみやかわ」である(パナソニック系列の電気屋であるため)。
  • 世話焼きな性格で、神保町花月にて共演した竹内健人(ミルククラウン)に揶揄して「お節介バカ野郎」と称された。
  • 2010年3月22日、自身のブログで結婚したことを報告した。

来歴・概説

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小学校からの幼馴染コンビ。しかし、正反対の性格から4年生頃までは互いを嫌っており、宮川は黒沼をイジめている側の生徒だった。高学年の頃、もう1人仲の良かった男子と共に「ウィッキーズ」というトリオを組んでいた。

2001年4月、コンビ「年中無休」を結成。当初はキーストンプロで活動(当時、他にはハマカーンランチランチなども所属していた)。

2006年12月末にキーストンプロが解散した後、3ヶ月のブランクを経て2007年4月にNSC東京校へ13期生として入学。この頃にコンビ名を現在の「ボーイフレンド」に改名し、卒業後はよしもとクリエイティブ・エージェンシー(現:吉本興業東京本社)所属となる。NSCの同期にはアモーレ橋本田畑藤本少年感覚ダイスTEAM BANANAピスタチオなどがいるが、「年中無休」時代を含めると彼らより先輩である(ダイスは自身のコンビ「天然軍」時代を含めると、ボーイフレンドよりも先輩となる)。

2012年THE MANZAIの認定漫才師50組に選ばれる。2014年にはオンバト+第4回チャンピオン大会に進出し、M-1グランプリでは2010年2015年2020年に準々決勝へと進出した。

2018年ジェラードンと共に「大宮セブンV」に二代目メンバーとして加入。大宮セブンの今後の大躍進を願い「M-1グランプリ2020で準決勝まで行かないと降格」と発破をかけたものの、2020年8月31日開催の1回戦で敗退となってしまう。その後、同年9月13日よしもと幕張イオンモール劇場にて行われたプロデューサーX緊急招集企画『大宮セブンボーイフレンド問題について話し合う 〜大宮セブンジュニア降格へ赤信号点滅〜』にて、下部組織「大宮セブンジュニア」に降格する事となった(もう一組の「大宮セブンジュニア」メンバーであったピンタンパンは、昇格という形での加入となっている)。なお、その後M-1グランプリの再エントリー制度を利用し1回戦を突破し、最終的に準々決勝まで進出した。

2021年3月をもって大宮セブンジュニアは解散となり、その後はヨシモト∞ホールのムゲンダイユースメンバーに転籍。

2021年12月6日、双方のTwitterアカウントにて解散する事を発表。同年12月17日開催のライブ「ボーイフレンドLIVE12月 ~気になる寄席~」(ヨシモト∞ドーム ステージI)がボーイフレンドとして最後のライブとなった。宮川は芸人を引退し、黒沼は事務所に残り「まっこん」名義で芸人活動を継続している[5][6][7]

芸風

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ネタは主に漫才を行っている[8]。宮川の様々なパターンのツッコミを披露するスタイルのネタが多い。前述の通りツッコミにそれぞれ名前がついており、その名前に準じた振付になっている。

賞レースでの戦績

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年度 成績 会場 日時
2004年 3回戦進出[9] ルミネtheよしもと 2004/11/21
2005年 2回戦進出[10] パナソニックセンター東京 2005/10/30
2006年 2回戦進出[11] ラフォーレ原宿 2006/11/05
2007年 3回戦進出[12] ラフォーレミュージアム原宿 2007/11/23
2008年 3回戦進出[13] ルミネtheよしもと 2008/11/15
2009年 3回戦進出[14] ルミネtheよしもと 2009/11/25
2010年 準々決勝進出[15] メルパルクホール 2010/12/03
2015年 準々決勝進出[16] 浅草公会堂 2015/11/03
2016年 3回戦進出[17] ルミネtheよしもと 2016/10/27
2017年 3回戦進出[18] ルミネtheよしもと 2017/10/23
2018年 3回戦進出[19] ルミネtheよしもと 2018/10/17
2019年 2回戦進出[20] 雷5656会館ときわホール 2019/10/21
2020年 準々決勝進出[21] NEW PIER HALL 2020/11/17
2021年 3回戦進出[22] よしもと有楽町シアター 2021/11/02

その他

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出演

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「年中無休」時代
「ボーイフレンド」時代

脚注

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  1. ^ a b ボーイフレンド プロフィール|吉本興業株式会社”. profile.yoshimoto.co.jp. 2020年5月13日閲覧。
  2. ^ レゴ芸人・ボーイフレンド黒沼、世界で25人目のレゴ職人『マスター・モデル・ビルダー』に”. ORICON NEWS. 2021年8月25日閲覧。
  3. ^ まっこん プロフィール|吉本興業株式会社
  4. ^ 2013年1月24日大人のバナナ
  5. ^ ご報告 14年間のお笑い芸人を続ける事できました!12月17日(金)のライブを最後に、お笑い芸人を辞める決意が出来ました!!”. ボーイフレンド宮川英二 公式Twitter (2021年12月6日). 2021年12月7日閲覧。
  6. ^ 【ご報告】僕達ボーイフレンドは12/17(金)のライブを最後に解散する事になりました。”. ボーイフレンド黒沼誠 公式Twitter (2021年12月6日). 2021年12月7日閲覧。
  7. ^ “芸歴14年”ボーイフレンドが「解散」を決意した理由…「普通の友だちに戻る感じです」”. FANYマガジン (2021年12月6日). 2021年12月8日閲覧。
  8. ^ ボーイフレンド | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2020年8月13日閲覧。
  9. ^ M-1GPアーカイブ - M-1GP2004”. 2020年11月23日閲覧。
  10. ^ M-1GPアーカイブ - M-1GP2005”. 2020年11月23日閲覧。
  11. ^ M-1GPアーカイブ - M-1GP2006”. 2020年11月23日閲覧。
  12. ^ M-1GPアーカイブ - M-1GP2007”. 2020年11月23日閲覧。
  13. ^ M-1GPアーカイブ - M-1GP2008”. 2020年11月23日閲覧。
  14. ^ オートバックスM-1グランプリ2009公式サイト”. 2020年11月23日閲覧。
  15. ^ M-1GP2010”. 2020年11月23日閲覧。
  16. ^ M-1グランプリ2015 公式サイト”. 2020年11月23日閲覧。
  17. ^ M-1グランプリ2016 公式サイト”. 2020年11月23日閲覧。
  18. ^ 会場情報詳細│日程・結果│M-1グランプリ 公式サイト”. 2020年11月23日閲覧。
  19. ^ 会場情報詳細│日程・結果│M-1グランプリ 公式サイト”. 2020年11月23日閲覧。
  20. ^ 会場情報詳細│日程・結果│M-1グランプリ 公式サイト”. 2020年11月23日閲覧。
  21. ^ 会場情報詳細│日程・結果│M-1グランプリ 公式サイト”. 2020年11月23日閲覧。
  22. ^ 会場情報詳細│日程・結果│M-1グランプリ 公式サイト”. 2021年11月4日閲覧。

外部リンク

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