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黒田清 (伯爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
黒田清

黒田 清(くろだ きよし、1893年明治26年〉8月18日[1] - 1951年昭和26年〉1月22日[2])は、日本の華族貴族院議員財団法人国際文化振興会専務理事。爵位は伯爵

人物

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東京府出身。清は黒木為楨陸軍大将伯爵の三男で、黒田清仲伯爵(内閣総理大臣黒田清隆陸軍中将伯爵の子)に子が無かった為、養子となり爵位を継いだ。

1919年(大正8年)、東京帝国大学法科大学を卒業し、さらに同文科大学を修了。1924年(大正13年)、フランスに音楽研究のため留学した。1934年(昭和9年)、国際文化振興会常務理事となり、さらに専務理事となる。

1944年(昭和19年)11月、貴族院伯爵議員に就任し、研究会に属し華族制度廃止までその職に在った。

家族

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清にも子は無く、黒田常清酒匂常明と清隆の姪・はる子の子)の長男清揚が継ぐ。清揚の母の千代子は、榎本武揚海軍中将子爵の長男・榎本武憲子爵と、黒田清隆の娘・梅子夫婦の長女で、清揚は榎本武揚と黒田清隆の曾孫にあたる。

黒田清揚(1930年生)は学習院初等科、旧制高校、静岡大学を経て1952年読売新聞社編集局入社、1957年報知新聞社出向、道路公団広報誌『ハイウェイ』編集長を経て1970年より1978年まで在イタリア、帰国後独立して広報広告関連の製作に携わり、1985年に「黒田開拓アカデミー政経塾」開設[3]。一般財団法人高齢者技能活用機構理事長、IR推進協議会会長などを務める[4]。 子には長女・英利子(1953/5/9[5])、次女・眞利子(1955/12/3生[5])、長男・黒田清德(1980年2/7生[5])がいる。

脚注

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  1. ^ 平成新修旧華族家系大成』上巻(霞会館、1996年)p.570
  2. ^ 『平成新修旧華族家系大成』では1月20日。
  3. ^ 一般社団法人高齢者技能活用機構団体情報日本財団
  4. ^ 北海道にもゆかり深い維新志士と幕臣の末裔、黒田清揚氏が講演月刊「北方ジャーナル」2018年06月08日
  5. ^ a b c 平成新修旧華族家系大成上p570

参考文献

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  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』1990年。
日本の爵位
先代
黒田清仲
伯爵
黒田(清隆)家第3代
1915年 - 1947年
次代
(華族制度廃止)