2ユーロ記念硬貨
2ユーロ記念硬貨(2ユーロきねんこうか)は、2004年以降にユーロ圏の国によって、全てのユーロ圏で使用できる法定通貨として発行された記念硬貨である。主に歴史的な記念日を祝うためや現在の特別重要な行事に注目を集めるために作られる。
2008年2月までに発行されている2ユーロ記念硬貨は2004年に6種類、2005年に8種類、2006年に7種類、2007年に共通発行の13種類を含めて20種類、2008年に2種類の合計43種類である。さらに2008年中に少なくとも11種類の発行が予定されており、2009年には1種類が予定されている(加えて、スロバキアのユーロ圏への加入を記念して2回目の共通発行が予定されている)。2ユーロ記念硬貨とは別に、公式に収集用の硬貨とされる高価な金属で作られた記念硬貨(額面価格は2ユーロよりも高い)もある[1]。
規約と制限
[編集]記念硬貨の基礎は2004年1月1日にユーロ硬貨の表側の変更の禁止が欧州理事会において撤回されたことがはじまりである。[2] しかし、記念硬貨の発行には多くの制約が存在する。
デザインについては2つの制約がある。1点目は硬貨の裏側を変更してはいけないことである。各国独自でデザインしている表側だけ変更が許される。もう1つは、各国の記念硬貨でない、標準のデザインは早くても2008年までは、硬貨に描かれている首長が変わらない限り変更してはいけない(モナコのレーニエ3世とバチカンのヨハネ・パウロ2世が2005年に死去したため、2006年にデザインが変更された)ことである。硬貨のデザイン変更の禁止期間は2008年に延長するかどうか見直しが行われる。
そのほかの規約として、記念硬貨の発行量に関する制限がある。各国で1年に発行できる記念硬貨は1種類だけ、さらに€2の硬貨でなくてはならない。記念硬貨を発行する量は、年間流通量に対して以下の2つの条件を越えてはいけない。
- ユーロ圏全ての€2硬貨の流通量の0.1パーセント。この制限は非常に重要で特筆すべきイベントの場合は2.0パーセントまで例外的に変更できる。その場合、発行した国は向こう4年間は新たな記念硬貨の発行を控えなくてはならない。
- 記念硬貨を発行する国の€2硬貨の流通量の5.0パーセント。
硬貨のデザインに関して後から2つのガイドラインが加えられた[3]。記念硬貨を発行する国は、表側に正式名または略称を表示することで明確に識別できるようにしなければならない。また、共通デザインの裏側に既に記述されている名前や通貨単位は表側で繰り返さないようにする必要がある。
追加された内容は遡って適用はされず、新しいデザインにのみ適用される。つまり、新たにユーロ圏に加わった国の通常の硬貨と2006年以後に発行される€2記念硬貨が対象である。しかし、5つの国(オーストリア、ベルギー、フィンランド、ドイツ、ギリシャ)の硬貨デザインはこのルールに従っていないため近い将来変更しなければならない。フィンランドは2007年に[4]、ベルギーは2008年に既に実施している。
発行された硬貨
[編集]2008年1月時点で、ギリシャを初めとして12の国が2ユーロ記念硬貨を発行している(オーストリア、ベルギー、フィンランド、ドイツ、ギリシャ、イタリア、ルクセンブルク、モナコ、ポルトガル、サンマリノ、スペイン、バチカン)。ユーロ圏の6つの国では発行していない(キプロス、フランス、アイルランド、マルタ、オランダ、スロベニア)。 キプロス、フランス、マルタ、スロベニアは2008年に発行を予定している。ただし、この4カ国も2007年に全てのユーロ圏の国で発行された、ローマ条約の2ユーロ記念硬貨を発行している。
国 | 発行数 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | |||||||
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通常 | TOR | 通常 | ユーロ | |||||||||||
オーストリア | 2/1 | Y | Y | 予 | ||||||||||
ベルギー | 3/2 | Y | Y | Y | 予 | 予 | ||||||||
キプロス | 0/2 | 未 | 未 | 未 | 未 | 未 | 予 | 予 | ||||||
フィンランド | 5/2 | Y | Y | Y | Y | Y | 予 | 予 | ||||||
フランス | 1/2 | Y | 予 | 予 | ||||||||||
ドイツ | 4/2 | Y | Y | Y | Y | 予 | 予 | |||||||
ギリシャ | 2/1 | Y | Y | 予 | ||||||||||
アイルランド | 1/1 | Y | 予 | |||||||||||
イタリア | 4/2 | Y | Y | Y | Y | 予 | 予 | |||||||
ルクセンブルク | 6/1 | Y | Y | Y | Y | Y | Y | 予 | ||||||
マルタ | 0/2 | 未 | 未 | 未 | 未 | 未 | 予 | 予 | ||||||
モナコ | 1/1 | Y | 予 | |||||||||||
オランダ | 1/1 | Y | 予 | |||||||||||
ポルトガル | 2/2 | Y | Y | 予 | 予 | |||||||||
サンマリノ | 4/1 | Y | Y | Y | Y | 予 | ||||||||
スロバキア | 0/1 | 未 | 未 | 未 | 未 | 未 | 未 | ? | ||||||
スロベニア | 1/2 | 未 | 未 | 未 | Y | 予 | 予 | |||||||
スペイン | 2/1 | Y | Y | 予 | ||||||||||
バチカン | 4/1 | Y | Y | Y | Y | 予 | ||||||||
Total | 43/28 | 6 | 8 | 7 | 7 | 13 | 2/11 | 0/1 | 0/16 | |||||
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硬貨の市場で取引される価格は額面価格よりも高く、一般的に3ユーロから12ユーロである。サンマリノとバチカンが発行した硬貨は例外的な存在である。前者は30ユーロから40ユーロで取引され、後者は100ユーロ以下で手に入れることは殆ど無い。
発行されたデザインはEU公式ジャーナルに公表される。
注釈:紋章学において、向きを表現する際は見る者からの方向ではなく紋章を身につけた者からの方向を用いる。それゆえに以下の説明では、見る者にとっての右を「左」、見る者にとっての左を「右」と表現する。
2004年
[編集]画像 | 国 | 特徴 | 発行量 | 発行日 |
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width=160 | ギリシャ | 2004年 アテネの夏季オリンピック | 3500万枚 | 2004年3月14日[5] |
説明: 古代ギリシャのミュロンの彫刻、円盤投げが硬貨の中心に描かれている。右側[6]にはオリンピックのロゴ(ATHENS 2004) と5つのオリンピックリングがある。左側[6]には通貨単位を示すギリシャ文字(2 ΕΥΡΩ)が描かれている。全体を12個のEUの星が囲んでいる。西暦の表記は下の星で分割され(20*04)、鋳造印は彫刻の頭の上部[6]に表示されている[7]。 | ||||
フィンランド | 2004年のEUの第5次拡大 | 100万枚 | FDI:[8] 2004年6月1日 FDC:[9] 2004年7月1日[10] | |
説明: この硬貨のデザインは、上に向かって伸びる10本の芽によって図案化された柱を表現している。これは隠喩的なテーマである。10本の芽はEUの成長(例えば、2004年には新しい国がEUに参加したこと)を示し、柱は成長の土台を示す。下の部分に柱の下にEUという文字が描かれ、左側[6]にギリシア文字の小文字のρ(ロー)が書かれており、「ユーロ」と読める。外側の円には上部に西暦が、周囲にEUの12の星が並んでいる。[11] | ||||
ルクセンブルク | アンリ大公の肖像とモノグラム | 249万枚 | 2004年6月23日[12] | |
説明: 硬貨の中心の右側に 左[6]を向いたアンリ大公の肖像が描かれている。左側には 彼のモノグラム(冠を被せた大文字のH)が置かれている。モノグラムを囲むように、EUの12の星が半円を形作っている。外側の上部には西暦と鋳造印、及びデザイナーのイニシャルがLE"TZEBUERGという文字(ルクセンブルク語でルクセンブルクを意味する)と共に円に沿って描かれている。下部にはHENRI ― Grand-Duc de Luxembourgという文字が記されている。[13] | ||||
イタリア | 国際連合世界食糧計画発足50年 | 1600万枚 | 2004年12月15日[14] | |
説明: 中心部分に左に傾いた地球儀がある。3種類の穀物、トウモロコシ、米、小麦が地球儀の後ろから外側の円まで伸びており、世界の主食であることを示している。地球儀の左側[6]にはイタリア共和国(Repubblica Italiana)のRとIを重ねた文字があり、その下にデザイナー(Uliana Pernazza])のイニシャルUとPを繋げた文字がある。鋳造印 (R)は 地球儀の上部の右側[6]、西暦はその下に描かれており、周囲に3つの穀物で4つずつに分けられたEUの12の星が並んでいる。[15] | ||||
サンマリノ | バルトロメオ・ボルゲーシ | 11万枚 | 2004年12月15日[16] | |
説明:中心に有名な歴史家であり、貨幣学者である、バルトロメオ・ボルゲーシの胸像が描かれている。胸像の左側[6]にはSAN MARINO、右側にはBARTOLOMEO BORGHESIの文字と鋳造印 (R)とデザイナーのイニシャル(E.L.F.)が記されている。外側の円にはEUの12の星と西暦(下部中央)が配置されている。[17] | ||||
バチカン | バチカン市国成立75周年記念 | 8万5千枚 | 2004年12月15日[18] | |
説明: 硬貨の中心にバチカン市の周囲の壁とサン・ピエトロ大聖堂が描かれている。その周囲には75o ANNO DELLO STATOという碑文が右側[6])に、1929–2004 と鋳造印 (R)が共に左側[6]に記されている。さらに、デザイナーの名前(VEROI)と彫刻家のイニシャル(L.D.S. INC.)が左下[6]に小さく書かれている。外側の円はEUの12の星とCITTA` DEL VATICANOという碑文[19]で飾られている。 |
2005年
[編集]画像 | 国 | 特徴 | 発行量 | 発行日 |
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ルクセンブルク | アンリ大公生誕50年記念、即位5周年記念及びアドルフ大公没後100年記念 | 280万枚 | 2005年1月15日[20] | |
説明:中心にはともに左[6]を向いたアンリ大公とアドルフ大公の肖像が重ねられている。肖像の上にはGRANDS-DUCS DE LUXEMBOURGという文字が、肖像の下には
HENRI *1955とADOLPHE †1905という文字が刻まれている。外側の円にはEUの12の星がLËTZEBUERGの文字と西暦(下部中央)の間に配置されている。外側の円の中央にはSの字が右に、鋳造印は左[6]にある。[21] | ||||
ベルギー | ベルギー・ルクセンブルク経済同盟 | 600万枚 | FDI:[8] 2005年3月1日 FDC:[9] 2005年4月1日[22] | |
説明:中心には右[6]を向いたルクセンブルクのアンリ大公とベルギーのアルベール2世国王の肖像が描かれている。彫刻家のイニシャル(LL)が左下[6]に、西暦は肖像の下に刻まれている。外側の円には右[6]にアンリのモノグラム、左にアルベール2世のモノグラムがある。鋳造印は下にあり、EUの12の星が囲んでいる。[23] | ||||
スペイン | ミゲル・デ・セルバンテスのドン・キホーテの前編出版400年 | 800万枚 | 2005年4月1日[24] | |
説明:中心には、エピソードに登場する風車を背景にして槍を持ったドン・キホーテが描かれている。右[6]にはESPAÑAという文字が浮き彫りで刻まれ、その下に鋳造印(王冠が上にのったM)がある。外側の円にあるEUの12の星は下に配置された3つが西暦を区切り (*20*05*)、4つは左[6]で浮き彫りになっている。[25] | ||||
オーストリア | オーストリア国家条約50周年記念 | 700万枚 | 2005年5月11日[26] | |
説明: 中心にはオーストリア国家条約の封印と署名が描かれている。署名は分割占領していた連合国の外務大臣(ソビエト連邦のヴャチェスラフ・モロトフ、アメリカ合衆国のジョン・フォスター・ダレス、イギリスのハロルド・マクミラン、フランスのアントワーヌ・ピネー)と高等弁務官、そしてオーストリアの外務大臣のレオポルド・フィグルが1955年3月15日に行ったものである。50 JAHRE STAATSVERTRAGという文字が上に、下には西暦が刻まれている。背景には縦縞が描かれている。外側の円にはEUの12の星が並んでいる。[27] | ||||
サンマリノ | 世界物理年(2005年) | 13万枚 | 2005年10月14日[28] | |
説明:中心には物理学や天文学で知られるガリレオ・ガリレイの比喩的な絵が描かれている。机の上の地球儀の下に西暦が印されている。右[6]に鋳造印、左[6]には彫刻家のイニシャル(LDS)がある。SAN MARINOという文字が半円形で上に、ANNO MONDIALE DELLA FISICAと言う文字が半円形で下に刻まれている。硬貨全体の背景に様式的に表現された原子が描かれ、外側の円にあるEUの12の星が区切られている。[29] | ||||
フィンランド | 国際連合設立60年記念及びフィンランドの国連加入50年記念 | 200万枚 | 2005年10月25日[30] | |
説明: 中心には平和の鳩を描いたジグソーパズルがある。下中央にはFINLAND – UNという文字が、右下には西暦、西暦の末尾の数字の上には芸術家のイニシャル(K)、文字と鳩の間に鋳造印(M)が刻まれている。外側の円にはEUの12の星が飾られている。[31] | ||||
イタリア | 欧州憲法署名1年記念 | 1800万枚 | 2005年10月29日[32] | |
説明: 中心にはエウロペと雄牛(ゼウス)と欧州憲法が描かれている。エウロペはペンを持ち、署名を象徴している。鋳造印(R)は右上[6]、彫刻家(Maria Carmela Colaneri)のイニシャル(MCC)は右下[6]、西暦は左上[6]にある。イタリア共和国(RI) のモノグラムが下段中央の右寄り[6]にある。外側の円ではCOSTITUZIONE EUROPEAという文字が下に、EUの12の星が上になり、円形に並んでいる。[33] | ||||
バチカン | 第20回ワールドユースデー(2005年8月 ケルン) | 10万枚 | 2005年12月6日[34] | |
説明:中心にはケルン大聖堂とその上を通過する彗星が描かれている。XX GIORNATA MONDIALE DELLA GIOVENTÙという文字が円に沿って、彗星の尾と聖堂の2つの尖塔をまたいで上側に書かれている。外側の円ではCITTÀ DEL VATICANOの文字が下に、西暦と鋳造印(R)によって区切られたEUの12の星が上になり、円形に並んでいる。[35] |
2006年
[編集]画像 | 国 | 特徴 | 発行量 | 発行日 |
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イタリア | トリノオリンピック | 4000万枚 | FDI:[8]2006年1月10日 FDC:[9] 2006年2月10日[36] | |
説明: スキーの競技者と、トリノの観光名所であるモーレ・アントネッリアーナ(イタリアの2セントにも描かれている)が描かれている。競技者の頭上にはGIOCHI INVERNALI(冬季大会)の文字、塔の下にはホスト都市のTORINOの文字、競技者の左[6]には彫刻家のイニシャル(MCC)、競技者の左[6]には縦に書かれた西暦、塔の左[6]にはイタリア共和国のモノグラムと鋳造印(R)が刻まれている。外側の円にあるEUの12の星がデザインを囲んでいる。[37] | ||||
ルクセンブルク | ギヨーム(大公位継承者)生誕25年 | 110万枚 | 2006年1月11日[38] | |
説明: 中心には左[6]にアンリ大公の肖像があり、右[6]に息子のギヨームの肖像が重なる。二人とも左[6]を向いている。肖像の下に西暦があり、その両脇にSの文字と鋳造印がある。LËTZEBUERGの文字が肖像の上の円に沿って刻まれている。外側の円にあるEUの12の星がデザインを囲んでいる。[39] | ||||
ドイツ | リューベックのホルステン門 (シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州) ドイツ連邦州シリーズの1番目 |
3000万枚 | 2006年2月3日[40] | |
説明: 中心にはリューベックのホルステン門が描かれ、その下にはSCHLESWIG–HOLSTEINの文字がある。鋳造印は右[6]に、デザイナーのイニシャル(HH)は左[6]にある。外側の円ではBUNDESREPUBLIK DEUTSCHLANDの文字が下に、西暦が上に、その間にEUの12の星が6個ずつに分かれて並んでいる。[41] | ||||
ベルギー | ブリュッセルのアトミウム改修 | 500万枚 | 2006年4月10日[42] | |
説明: 中心にはアトミウムが描かれている。左下と右下に鋳造印があり、デザイナーのイニシャル(LL)は右[6]にある。ベルギーを示すBの文字が外側の円の上に、西暦は下に書かれている。EUの12の星が6個ずつに分かれて並んでいる。[43] | ||||
フィンランド | 平等な参政権開始から1世紀 | 250万枚 | 2006年10月4日[44] | |
説明: 中心には男性と女性の顔が抽象的に描かれている。2つの顔は細い曲線で区切られている。2の顔の右にある大文字のM'sがは鋳造印と芸術家のイニシャルである。右側[6]にフィンランドで平等な参政権が開始された日付(1. 10. 1906)が刻まれ、左側[6]には西暦と国名の短縮形(20 FI 06)が刻まれている。外側の円にあるEUの12の星がデザインを囲んでいる。[45] | ||||
サンマリノ | コロンブス没後500年記念 | 12万枚 | 2006年10月17日[46] | |
説明: 中心には左を向いたクリストファー・コロンブスの肖像と背景として彼が1492年に大西洋横断に使用した3隻のキャラベル船(ニーニャ号、ピンタ号、サンタ・マリア号)がある。上にはSAN MARINOの文字と羅針図があり、中央には鋳造印Rが、下には1506 — 2006の文字が書かれたカルトゥーシュとデザイナーのイニシャル(LDS)がある。外側の円にあるEUの12の星がデザインを囲んでいる。[47] | ||||
バチカン | スイス傭兵500年記念 | 10万枚 | 2006年11月9日[48] | |
説明: 中心には左側[6]を向いてスイス傭兵の旗を持ち、誓いをたてているスイス傭兵が描かれている。上にあるGUARDIA SVIZZERA PONTIFICIAの文字と下にある CITTÁ DEL VATICANOの文字が傭兵を囲んでいる。さらに傭兵の右[6]には1506とデザイナー(O. ROSSI)の署名があり、左[6]には2006と鋳造印のRが刻まれている。外側の円にあるEUの12の星がデザインを囲んでいる。[49] |
2007年
[編集]画像 | 国 | 特徴 | 発行量 | 発行日 |
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ドイツ | シュヴェリーンのシュヴェリン城 (メクレンブルク=フォアポンメルン州) ドイツ連邦州シリーズの2番目 |
3000万枚 | 2007年2月2日[50] | |
説明:
硬貨の中心にシュヴェリン城が描写されている。下にMECKLENBURG–VORPOMMERNという刻印と彫刻家のイニシャルHHが、上に鋳造印が刻まれている。外側の円はEUの12の星と西暦によって囲まれている。[51] | ||||
ルクセンブルク | 大公宮殿 | 110万枚 | 2007年2月2日[52] | |
説明:左側には右[6]を向いたアンリ大公、右側[6]には大公宮殿が描かれている。大公宮殿と外側の円の間に彫刻家のイニシャルが上に、鋳造印が下に、西暦が縦に書かれている。LËTZEBUERGという刻印がデザインに重ねて円の下側に刻まれている。[53] | ||||
バチカン | ベネディクト16世生誕80年 | 10万枚 | FDI:[8] 2007年4月16日 FDC:[9] 2007年10月1日[54] | |
説明:内側には右[6]を向いたベネディクト16世の胸像がある。その肖像の回りをBENEDICTI XVI P.M. AETATIS ANNO LXXX CITTÀ DEL VATICANOという文字が囲んでいる。左[6]には鋳造印のRと西暦と彫刻家のM.C.C. INC.のイニシャルが刻まれている。右には著者の名前LONGOが示されている。外側の円はEUの12の星によって囲まれている。[55] | ||||
ポルトガル | ポルトガルの欧州連合理事会議長国担当 | 200万枚 | FDI:[8] 2007年6月1日 FDC:[9] 2007年7月1日[56] | |
説明: 内側はコルクガシが大きく描かれている。コルクガシの枝の下で、右にポルトガルの紋章、左に3行に分けたPOR TU GALの文字が書かれている。下には2007 PRESIDÊNCIA DO CONSELHO DA UEの文字が、芸術家の署名、西暦そして鋳造印が半円形で印されている。外側の円はEUの12の星によって囲まれている。[57] | ||||
モナコ | グレース・ケリー没後25年 | 20,001枚 | 2007年7月1日[58] | |
説明: 円の内側には右を向いたグレース・ケリーの横顔の肖像画が描かれている。MONACOの文字と鋳造印、発行年、彫刻者の印が円の左下に刻まれている。芸術家の名前、R. B. BARONが髪の下に記されている。外側の円はEUの12の星によって囲まれている。[59] | ||||
サンマリノ | ジュゼッペ・ガリバルディ生誕200年 | 13万枚 | 2007年10月9日[60] | |
説明: 円の内側にはジュゼッペ・ガリバルディの肖像画が描かれている。「SAN MARINO」という文字と発行年 が右から左へ円に沿って刻まれている。Rという鋳造印とデザイナーであるEttore Lorenzo FrapicciniのイニシャルE.L.F.が左側[6]に表示されている。外側の円にはEUの12の星が並んでいる。[61] | ||||
フィンランド | フィンランド独立90周年記念 | 200万枚 | 2007年12月1日[62] | |
説明: 硬貨の中央部分に9人の人間が長いオールでボートを漕ぐ様子が描かれている。発行年の2007とフィンランドが独立した年である1917の2つの数字が上と下に対で配置されている。鋳造印は右側に[6]、FIという刻印が左側[6]に刻まれている。外側の円はEUの12の星によって囲まれている。[63] |
ローマ条約調印50周年記念硬貨
[編集]画像 | 国 | 特徴 | 発行量 | 発行日 |
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欧州連合 | 刻印: TREATY OF ROME 50 YEARS, EUROPE, ISSUING COUNTRY | 8745万3千枚 | 2007年3月25日[64] | |
オーストリア | 刻印: VERTRAG VON ROM 50 JAHRE, EUROPA, REPUBLIK ÖSTERREICH | 900万枚 | ||
ベルギー | 刻印: PACTVM ROMANVM QVINQVAGENARIVM, EUROPEA, BELGIQUE-BELGIE-BELGIEN | 500万枚 | ||
フィンランド | 刻印: ROOMAN SOPIMUS 50 V, EUROOPPA, SUOMI FINLAND | 140万枚 | ||
フランス | 刻印: TRAITÉ DE ROME 50 ANS, EUROPE, RÉPUBLIQUE FRANÇAISE | 940万枚 | ||
ドイツ | 刻印: RÖMISCHE VERTRÄGE 50 JAHRE, EUROPA, BUNDESREPUBLIK DEUTSCHLAND | 3000万枚 | ||
ギリシャ | 刻印: ΣΥΝΘΗΚΗ ΤΗΣ ΡΩΜΗΣ 50 XPONIA, EYPΩΠΗ, ΕΛΛΗΝΙΚΗ ΔΗΜΟΚΡΑΤΙΑ | 400万枚 | ||
アイルランド | 刻印: CONRADH NA RÓIMHE 50 BLIAIN, AN EORAIP, ÉIRE (すべてゲール筆記体) | 482万枚 | ||
イタリア | 刻印: TRATTATI DI ROMA 50° ANNIVERSARIO, EUROPA, REPUBBLICA ITALIANA | 500万枚 | ||
ルクセンブルク | 刻印: TRAITÉ DE ROME 50 ANS, EUROPE, LËTZEBUERG | 210万枚 | ||
オランダ | 刻印: VERDRAG VAN ROME 50 JAAR, EUROPA, KONINKRIJK DER NEDERLANDEN | 633万3千枚 | ||
ポルトガル | 刻印: TRATADO DE ROMA 50 ANOS, EUROPA, PORTUGAL | 200万枚 | ||
スロベニア | 刻印: RIMSKA POGODBA 50 LET, EVROPA, SLOVENIJA | 40万枚 | ||
スペイン | 刻印: TRATADO DE ROMA 50 AÑOS, EUROPA, ESPAÑA | 800万枚 | ||
説明:中心部は原加盟6ヶ国が署名した欧州経済共同体設立条約を示している。背景は条約が署名されたローマにある、ミケランジェロの作ったカンピドリオを象徴している。中心部の一部として本の上にEUROPEを翻訳した文字が、最上部にTREATY OF ROME 50 YEARSを翻訳した文字が刻まれている。下には西暦と発行した国の名前が印されている。鋳造印の場所と、彫刻家のイニシャルの位置はまちまちである。外側はEUの12の星が囲んでいる。[65]
ルクセンブルクの特別な法律により必ず大公の肖像を含まなければならないため、他の種類とは異なりルクセンブルク版の€2記念硬貨は大公の肖像が加えられている。[66]同様にオランダの法律ではオランダで発行される全ての硬貨には現在の元首の肖像と名前 (Koning/Koningin) der Nederlandenという文字(例えば2007年であればBeatrix Koningin der Nederlanden)を入れなくてはならなかったが、この企画に参加するために法律の改正を行った。改正により、€2記念硬貨に対してはこのルールは無くなった。また、ベルギーは多言語社会であるため、ベルギー版の記念硬貨はラテン語でPACTVM ROMANVM QVINQVAGENARIVMと印されている。 ユーロを使用するモナコ、サンマリノ、バチカンの3つの国ではEUの加盟国でないため、この記念硬貨は発行されなかった。逆に、ユーロを導入していないEUの加盟国ではこの企画に参加する国もあった。例えば、キプロスでは1キプロス・ポンド硬貨、ハンガリーでは50フォリント硬貨で同じデザインの硬貨が発行された。 |
2008年
[編集]画像 | 国 | 特徴 | 発行量 | 発行日 |
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ドイツ | 聖ミヒャエル教会 (ハンブルク) ドイツ連邦州シリーズの3番目 |
3000万枚 | 2008年2月1日[67] | |
説明: 内側の円にはハンブルクの聖ミヒャエル教会がある。州の名前、HAMBURGという文字が教会の真下に刻まれている。教会の左側には[6]彫刻家のイニシャル、OEが、そしてその上の中心よりに鋳造印がある。その側の円には上に西暦、左右に星が6つずつ、下には BUNDESREPUBLIK DEUTSCHLANDの文字が印されている。[68] | ||||
ルクセンブルク | バーグ城 | 130万枚 | 2008年2月2日[69] | |
説明:内側の円には右側に左を向いた[6]アンリ大公の肖像、左側[6]にバーグ城が描かれている。上側には西暦とその脇に鋳造印と彫刻した工房の鋳造者の印がある。発行した国を示す文字LETZEBUERGは下側に刻まれている。外側をEUの12の星が囲んでいる。[70] | ||||
フランス | フランス欧州連合理事会議長国担当記念 | 1000万枚 | 2008年3月[71] | |
説明: | ||||
サンマリノ | European Year of Intercultural Dialogue | 13万枚 | 2008年5月[72] | |
説明: | ||||
ベルギー | 世界人権宣言60年記念 | 500万枚 | 2008年6月[73] | |
説明: | ||||
イタリア | 世界人権宣言60年記念 | 250万枚 | 2008年6月[74] | |
説明: | ||||
ポルトガル | 世界人権宣言60年記念 | 100万枚 | 2008年6月[75] | |
説明: | ||||
スロベニア | プリモジュ・トルバル生誕500年 | 100万枚 | 2008年7月[76] | |
説明: | ||||
バチカン | 使徒パウロ | 10万枚 | 2008年 7月[77] | |
説明: | ||||
フィンランド | 第二次ロシア・スウェーデン戦争200年記念 | 200万枚 | 2008 10月[78] | |
説明: | ||||
モナコ | アルベール2世生誕50年記念 | ... coins | unknown | |
説明: | ||||
マルタ | 世界人権宣言60年記念 | 20万枚 | 2008年9月 | |
説明: | ||||
キプロス | ... | ... coins | unknown | |
説明: |
2009年
[編集]画像 | 国 | 特徴 | 発行量 | 発行日 |
---|---|---|---|---|
欧州連合 | ユーロ導入10周年記念 | 2009年1月1日 | ||
説明: 硬貨のデザインは2008年1月31日から2月22日までの電子投票によって5つの候補から選ばれ、2008年2月25日に発表された。予備選考はユーロ圏の鋳造部門によって行われた。[79] | ||||
ドイツ | ザールブリュッケンのルートヴィヒ教会 (ザールラント州) ドイツ連邦州シリーズの4番目 |
2009年2月2日[80] | ||
説明: |
ドイツ連邦州シリーズ
[編集]ドイツは2006年から2021年まで、記念硬貨のシリーズDie 16 Bundeslander der Bundesrepublik Deutschland (ドイツの16の連邦州)を開始した。各州が発行する順序は連邦参議院で決定された。[81]
年 | 順序 | 州 | デザイン |
---|---|---|---|
2006 | 1 | シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州 | リューベックのホルステン門 |
2007 | 2 | メクレンブルク=フォアポンメルン州 | シュヴェリーンのシュヴェリン城 |
2008 | 3 | ハンブルク | 聖ミヒャエル教会 |
上記の硬貨に加え、以下の13種類の硬貨が発行される予定である。デザインは確定したものではなく、変更される場合がある。
年 | 順序 | 州 | デザイン |
---|---|---|---|
2009 | 4 | ザールラント州 | ザールブリュッケンのルートヴィヒ教会 |
2010 | 5 | ブレーメン州 | シティホール |
2011 | 6 | ノルトライン=ヴェストファーレン州 | ケルンのケルン大聖堂 |
2012 | 7 | バイエルン州 | ノイシュヴァンシュタイン城 |
2013 | 8 | バーデン=ヴュルテンベルク州 | マウルブロン修道院 |
2014 | 9 | ニーダーザクセン州 | ヒルデスハイムの聖アンドリュー教会 |
2015 | 10 | ヘッセン州 | フランクフルト・アム・マインの聖パウルス教会 |
2016 | 11 | ザクセン州 | ドレスデンのツヴィンガー宮殿 |
2017 | 12 | ラインラント=プファルツ州 | トリーアのポルタ・ニグラ |
2018 | 13 | ベルリン | シャルロッテンブルク宮殿 |
2019 | 14 | ザクセン=アンハルト州 | マクデブルクの大聖堂 |
2020 | 15 | テューリンゲン州 | アイゼナハのヴァルトブルク城 |
2021 | 16 | ブランデンブルク州 | ポツダムのサンスーシ宮殿 |
デザインとして予定されていたが、変更されたもの
- ハンブルク: Landungsbrücken
- ブレーメン州: ブレーメンシティホール (City Hall )
- バイエルン州: ミュンヘン聖母教会 (Munich Frauenkirche)
- ニーダーザクセン州: ハノーファーのニューシティーホール(New City Hall)とヒルデスハイムの聖ミカエル教会 (St. Michael's Church)
- ヘッセン州: フランクフルト・アム・マインのレーマー(Römer)
- ベルリン: 国会議事堂(Reichstag)
このシリーズはアメリカで行われた、構成する州ごとの硬貨を1999年から2008年にかけて1年に5種類ずつ合計50種類を発行する50州25セント硬貨と似ている。アメリカでは2009年にワシントンD.C.と5つの海外領土の6種類の硬貨を発行する予定である。
脚注
[編集]- ^ 欧州委員会 (2006年5月5日). “Different types of euro coins”. 2007年3月17日閲覧。
- ^ “OJ 2003/C 247/03”. Official Journal of the European Union. (2003年10月15日) .
- ^ “OJ 2005/L 186/01”. Official Journal of the European Union. (2005年7月18日) .
- ^ "Designs of euro coins will be amended in 2007" (Press release). フィンランド銀行. 27 December 2006. 2007年4月22日閲覧。
- ^ “The Euro — €2 Commemorative Design 2004 — Greece” (2007年4月7日). 2007年4月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av 紋章学において、向きを表現する際は見る者からの方向ではなく紋章を身につけた者からの方向を用いる。それゆえに以下の説明では、見る者にとっての右を「左」、見る者にとっての左を「右」と表現する。
- ^ “OJ 2004/C 91/06”. Official Journal of the European Union. (2004年4月15日) .
- ^ a b c d e FDI = first date of issue
- ^ a b c d e FDC = first date of circulation
- ^ “The Euro — €2 Commemorative Design 2004 — Finland” (2007年4月7日). 2007年4月7日閲覧。
- ^ “OJ 2004/C 243/03”. Official Journal of the European Union. (2004年9月30日) .
- ^ “The Euro — €2 Commemorative Design 2004 — Luxembourg” (2007年4月7日). 2007年4月7日閲覧。
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- ^ “The Euro — €2 Commemorative Design 2008 — Belgium” (2008年1月5日). 2008年1月5日閲覧。
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- ^ “The Euro — €2 Commemorative Design 2008 — Portugal” (2008年1月5日). 2008年1月5日閲覧。
- ^ “The Euro — €2 Commemorative Design 2008 — Slovenia” (2008年2月2日). 2008年2月2日閲覧。
- ^ “The Euro — €2 Commemorative Design 2008 — Vatican” (2008年2月3日). 2008年2月3日閲覧。
- ^ “The Euro — €2 Commemorative Design 2008 — Finland” (2008年2月2日). 2008年2月2日閲覧。
- ^ “European Commission –Economic and Financial Affairs – Choose the design of the new euro coin” (2008年1月16日). 2008年1月17日閲覧。
- ^ “The Euro — €2 Commemorative Design 2009 — Germany” (2007年4月7日). 2007年4月7日閲覧。
- ^ “The Euro — FAQ: Bundesländer Series” (2007年4月7日). 2007年4月7日閲覧。
参考文献
[編集]- 欧州中央銀行 (2006年7月19日). “€2 commemorative coins”. 2006年7月19日閲覧。
- 欧州委員会 (2006年7月10日). “The €uro: Our Currency — Commemorative coins”. 2006年7月19日閲覧。
- “The Euro Information Website” (2007年4月7日). 2007年4月7日閲覧。