2006/2007 ISUグランプリシリーズ
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(2006年のISUグランプリシリーズから転送)
2006/2007 ISUグランプリシリーズ | |
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大会概要 | |
大会種 | ISUグランプリシリーズ |
シーズン | 2006-2007 |
日程 | 10月26日 - 12月17日 |
主催 | 国際スケート連盟 |
開催地 | |
賞金総額 | 180,000米ドル |
関連大会 | |
前回大会 | 2005/2006 ISUグランプリシリーズ |
次回大会 | 2007/2008 ISUグランプリシリーズ |
■テンプレート ■競技会 ■ポータル ■プロジェクト |
2006/2007 ISUグランプリシリーズ(2006/2007 ISU Grand Prix of Figure Skating)は、国際スケート連盟(ISU)が承認するフィギュアスケート・アイスダンスにおける2006-2007年シーズンの国際大会の総称。オリンピックの翌シーズンということもあり、有力選手は多くが引退、もしくは今シーズンを休養に充てることを宣言しており、数多くの若手選手がエントリーされた。
概要
[編集]スケジュール
[編集]- 2006年スケートアメリカ(ハートフォード):2006年10月26日-29日
- 2006年スケートカナダ(ビクトリア):2006年11月2日-5日
- 2006年中国杯(南京市):2006年11月9日-12日
- 2006年エリック・ボンパール杯(パリ):2006年11月16日-19日
- 2006年ロシア杯(モスクワ):2006年11月23日-26日
- 2006年NHK杯国際フィギュアスケート競技大会(長野市ビッグハット):2006年11月30日-12月3日
- 2006/2007 ISUグランプリファイナル(サンクトペテルブルク):2006年12月14日-17日
競技結果
[編集]ポイント
[編集]第1戦スケートアメリカから第6戦NHK杯まで上位入賞者に対し以下のポイントが与えられ、獲得ポイントの上位6人及び6組がグランプリファイナルへ進んだ。ただし、上位6人及び6組のなかで辞退者が出た際は獲得ポイント7位以下の者及び組が繰り上がる。なお、獲得ポイントが同ポイントだった場合、最高順位の高い人及び組が出場資格を得る。獲得ポイントも最高順位も同一の場合、総得点の高い人及び組が出場資格を得る。
順位 | ポイント |
---|---|
1位 | 15ポイント |
2位 | 13ポイント |
3位 | 11ポイント |
4位 | 9ポイント |
5位 | 7ポイント |
6位 | 5ポイント |
7位 | 4ポイント |
8位 | 3ポイント |
男子シングル
[編集]順位 | 名前 | 国 | 大会 | 合計 | 最高位 | 総得点 | |||||
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USA | CAN | CHN | FRA | RUS | JPN | ||||||
1 | ブライアン・ジュベール | フランス | 15 | 15 | 30 | 1 | 468.91 | ||||
2 | 織田信成 | 日本 | 15 | 13 | 28 | 1 | 475.95 | ||||
3 | 髙橋大輔 | 日本 | 13 | 15 | 28 | 1 | 456.14 | ||||
4 | エヴァン・ライサチェク | アメリカ合衆国 | 13 | 15 | 28 | 1 | 441.13 | ||||
5 | アルバン・プレオベール | フランス | 11 | 13 | 24 | 2 | 424.39 | ||||
6 | ジョニー・ウィアー | アメリカ合衆国 | 11 | 13 | 24 | 2 | 394.98 | ||||
7 | セルゲイ・ダヴィドフ | ベラルーシ | 7 | 13 | 20 | 2 | 374.83 | ||||
8 | イリヤ・クリムキン | ロシア | 9 | 11 | 20 | 3 | 378.84 | ||||
9 | エマニュエル・サンデュ | カナダ | 11 | 7 | 18 | 3 | 378.84 |
女子シングル
[編集]順位 | 名前 | 国 | 大会 | 合計 | 最高位 | 総得点 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
USA | CAN | CHN | FRA | RUS | JPN | ||||||
1 | 安藤美姫 | 日本 | 15 | 13 | 28 | 1 | 367.03 | ||||
2 | ユリア・セベスチェン | ハンガリー | 15 | 13 | 28 | 1 | 300.55 | ||||
3 | 浅田真央 | 日本 | 11 | 15 | 26 | 1 | 370.75 | ||||
4 | 金妍兒 | 韓国 | 11 | 15 | 26 | 1 | 353.02 | ||||
5 | 村主章枝 | 日本 | 13 | 13 | 26 | 2 | 348.07 | ||||
6 | サラ・マイアー | スイス | 9 | 15 | 24 | 1 | 328.18 | ||||
7 | ジョアニー・ロシェット | カナダ | 15 | 9 | 24 | 1 | 325.38 | ||||
8 | キミー・マイズナー | アメリカ合衆国 | 13 | 11 | 24 | 2 | 335.81 | ||||
9 | 中野友加里 | 日本 | 13 | 11 | 24 | 2 | 312.20 |
ペア
[編集]順位 | 名前 | 国 | 大会 | 合計 | 最高位 | 総得点 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
USA | CAN | CHN | FRA | RUS | JPN | ||||||
1 | 申雪 趙宏博 |
中国 | 15 | 15 | 30 | 1 | 384.56 | ||||
2 | 張丹 張昊 |
中国 | 15 | 13 | 28 | 1 | 372.84 | ||||
3 | マリア・ペトロワ アレクセイ・ティホノフ |
ロシア | 15 | 13 | 28 | 1 | 352.30 | ||||
4 | 井上怜奈 ジョン・ボルドウィン |
アメリカ合衆国 | 15 | [2] | 13 | 28 | 1 | 334.63 | |||
5 | アリオナ・サフチェンコ ロビン・ゾルコーヴィ |
ドイツ | 11 | 15 | 26 | 1 | 351.08 | ||||
6 | ヴァレリー・マルコー クレイグ・ブンタン |
カナダ | 11 | [3] | 11 | 22 | 3 | 329.56 | |||
7 | エリザベス・パットナム ショーン・ウィルツ |
カナダ | 9 | 9 | 18 | 4 | 310.42 | ||||
8 | ユリア・オベルタス セルゲイ・スラフノフ |
ロシア | 11 | 5 | 16 | 3 | 285.74 | ||||
9 | ドロタ・シュデク マリウス・シュデク |
ポーランド | [1] | 7 | 9 | 16 | 4 | 314.78 |
アイスダンス
[編集]順位 | 名前 | 国 | 大会 | 合計 | 最高位 | 総得点 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
USA | CAN | CHN | FRA | RUS | JPN | ||||||
1 | アルベナ・デンコヴァ マキシム・スタビスキー |
ブルガリア | 15 | 15 | 30 | 1 | 398.83 | ||||
2 | マリー=フランス・デュブレイユ パトリス・ローゾン |
カナダ | 15 | 15 | 30 | 1 | 392.57 | ||||
3 | オクサナ・ドムニナ マキシム・シャバリン |
ロシア | 15 | 13 | 28 | 1 | 373.75 | ||||
4 | タニス・ベルビン ベンジャミン・アゴスト |
アメリカ合衆国 | 13 | 15 | 28 | 1 | 373.48 | ||||
5 | イザベル・ドロベル オリヴィエ・シェーンフェルダー |
フランス | 13 | 11 | 24 | 2 | 378.15 | ||||
6 | メリッサ・グレゴリー デニス・ペチュホフ |
アメリカ合衆国 | 13 | 11 | 24 | 2 | 358.79 | ||||
7 | ヤナ・ホフロワ セルゲイ・ノビツキー |
ロシア | 11 | 13 | 24 | 2 | 354.43 | ||||
8 | テッサ・ヴァーチュ スコット・モイア |
カナダ | 13 | 9 | 22 | 2 | 332.04 | ||||
9 | フェデリカ・ファイエラ マッシモ・スカリ |
イタリア | 11 | 11 | 22 | 3 | 347.35 |
賞金
[編集]グランプリシリーズの入賞者にはそれぞれ以下の賞金が与えられた。
順位 | 第1戦-第6戦 | グランプリファイナル |
---|---|---|
1位 | 18,000米ドル | 25,000米ドル |
2位 | 13,000米ドル | 18,000米ドル |
3位 | 9,000米ドル | 12,000米ドル |
4位 | 3,000米ドル | 6,000米ドル |
5位 | 2,000米ドル | 4,000米ドル |
6位 | - | 3,000米ドル |
各国メダル獲得数
[編集]順 | 国・地域 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
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1 | 日本 | 4 | 8 | 5 | 17 |
2 | 中国 | 4 | 2 | 1 | 7 |
3 | アメリカ合衆国 | 3 | 7 | 5 | 15 |
4 | カナダ | 3 | 2 | 3 | 8 |
フランス | 3 | 2 | 3 | 8 | |
6 | ブルガリア | 3 | 0 | 0 | 3 |
7 | ロシア | 2 | 3 | 6 | 11 |
8 | 韓国 | 2 | 0 | 1 | 3 |
スイス | 2 | 0 | 1 | 3 | |
10 | ドイツ | 1 | 1 | 1 | 3 |
11 | ハンガリー | 1 | 1 | 0 | 2 |
12 | ベラルーシ | 0 | 1 | 0 | 1 |
ポーランド | 0 | 1 | 0 | 1 | |
14 | イタリア | 0 | 0 | 2 | 2 |
エピソード
[編集]- グランプリファイナルではトラブルが続出した。ショートプログラム当日、村主章枝、ユリア・セベスチェン、サラ・マイヤーの3選手を乗せたバスが渋滞に遭い、ショートプログラムの開始時間が遅れた。3選手はバスの中で衣装に着替え、満足なウォーミングアップが出来なかった。体調不良や怪我による棄権者も続出した。エヴァン・ライサチェクは練習中の怪我で棄権、ジョニー・ウィアーはショートプログラムでの転倒による怪我が響きフリースケーティングを棄権。髙橋大輔、安藤美姫、浅田真央、村主章枝の4人はフリープログラム前に体調不良であったと伝えられ、特に高橋と安藤の症状は重く、演技にも深刻な影響を及ぼしその後に行われたエキシビションを欠場している。またペアで2位となった張丹も体調不良のために表彰式を欠席し、そのまま検査入院となった。