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2008 TS26

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2008 TS26
分類 地球近傍小惑星[1]
軌道の種類 アポロ群[1]
地球横断小惑星
火星横断小惑星
発見
発見日 2008年10月9日[1]
発見者 レモン山スカイサーベイ[2]
発見方法 自動検出
軌道要素と性質
元期:TDB
軌道長半径 (a) 1.92 ± 0.01 AU[1]
近日点距離 (q) 0.830 ± 0.005 AU[1]
遠日点距離 (Q) 3.00 ± 0.02 AU[1]
離心率 (e) 0.567 ± 0.005[1]
公転周期 (P) 969.8 ± 8.7 日[1]
(2.66 年[1])
軌道傾斜角 (i) 000.7 ± 0.3 度[1]
近日点引数 (ω) 301.9 ± 0.6 度[1]
昇交点黄経 (Ω) 016.5 ± 0.1 度[1]
平均近点角 (M) 014.90 ± 0.03 度[1]
EMoid 10900 km[1]
前回近日点通過 JED 2454708.4 ± 0.3[1]
(2008年8月29日[1])
物理的性質
直径 84 cm[3]
絶対等級 (H) 33.206 ± 0.38159[1]
他のカタログでの名称
2008 TS26[1]
K08T26S[2]
Template (ノート 解説) ■Project

2008 TS26とは、アポロ群に属する地球近傍小惑星の1つである[1][2]

2008 TS26は、絶対等級が33.2等級しかなく、発見されている天体の中で最も小さい直径を持つと考えられている。アルベドが分からないと正確な直径は求まらないが、多くの地球近傍小惑星に適用されている値である0.13を入れると、直径はわずか84cmである事がわかる[3]。これほど小さな天体が発見されたのは、発見日である2008年10月9日に、地球の中心からわずか1万2500km (0.0000837AU) のところを通過したためである。これは地球半径約2倍程度である。なお、には39万4000km (0.00264AU) まで接近している[1]。2008 TS26はあまりにも小さいため、最も明るくなった時でも視等級は15.5等級にしかならず、計20回しか位置が観測されなかったため、大雑把な軌道計算しかできていない[2]

2008 TS26の軌道と地球軌道との最小距離 (EMoid) は約10900km (0.0000729AU) である[1]

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u (2008 TS26) JPL Small-Body Database Browser
  2. ^ a b c d MPEC 2008-T119: 2008 TS26 Minor Planet Center
  3. ^ a b D: 直径 p: アルベド H: 絶対等級

関連項目

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