2017年さいたま市長選挙
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2017年さいたま市長選挙(2017ねんさいたましちょうせんきょ)とは、日本の地方自治体であるさいたま市の執行機関であるさいたま市長を選出するために執行された選挙で、2017年5月21日に投開票された[1]。
概要
[編集]届け出順に中森福代、前島英男、清水勇人の3人が立候補した[3]。
この選挙は、改正された公職選挙法において、選挙権が20歳から18歳に引き下げられてから、2例目の政令指定都市での市長選となる(初めての選挙は同年4月開催の名古屋市長選挙)。
さいたま市議会議長であった桶本大輔は市長選挙への転身を試みたが最終的に見送った[4]。
選挙データ
[編集]選挙の争点
[編集]出典:[5]
- 2期8年の清水市政に対する評価
- 大規模イベント誘致やハコモノ建設による税金の使い道の問題や、イベント開催による職員の残業問題
- 税金を防災や福祉・教育に使うべきではないかという問題 など
立候補者
[編集](届け出順[6])
氏名 | 年齢 | 党派 | 現元新 | 職業・肩書 |
---|---|---|---|---|
中森福代 (なかもり ふくよ) |
67 | 無所属 | 新 | 元衆議院議員 |
前島英男 (まえじま ひでお) |
64 | 無所属 | 新 | 元小学校教員 さいたま地区労働組合協議会議長 |
清水勇人 (しみず はやと) |
55 | 無所属 | 現 | さいたま市長(現職) |
選挙結果
[編集]投開票の結果、現職の清水勇人が新人候補2人を下し3選[7]。投票率は過去最低の31.44%(前回比6%下落)に終わった[8]。
※当日有権者数:1,038,939人 最終投票率:31.44%(前回比:-6.54pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
清水勇人 | 55 | 無所属 | 現 | 203,953票 | 63.51% | |
中森福代 | 67 | 無所属 | 新 | 63,200票 | 19.68% | |
前島英男 | 64 | 無所属 | 新 | 53,971票 | 16.81% | 日本共産党推薦 |
区 | 清水勇人 | 中森福代 | 前島英男 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
得票 | % | 得票 | % | 得票 | % | |
合計 | 203,953 | 63.51% | 63,200 | 19.68% | 53,971 | 16.81% |
西区 | 14,388 | 66.56% | 3,525 | 16.31% | 3,704 | 17.13% |
北区 | 19,073 | 53.93% | 8,326 | 23.54% | 7,968 | 22.53% |
大宮区 | 20,004 | 67.21% | 4,968 | 16.69% | 4,791 | 16.10% |
見沼区 | 29,440 | 71.20% | 5,446 | 13.17% | 6,463 | 15.63% |
中央区 | 18,103 | 67.06% | 4,268 | 15.81% | 4,624 | 17.13% |
桜区 | 13,213 | 60.52% | 4,807 | 22.02% | 3,812 | 17.46% |
浦和区 | 28,549 | 65.38% | 8,050 | 18.44% | 7,064 | 16.18% |
南区 | 26,288 | 57.10% | 12,807 | 27.82% | 6,941 | 15.08% |
緑区 | 18,555 | 63.68% | 5,399 | 18.53% | 5,186 | 17.80% |
岩槻区 | 16,340 | 64.43% | 5,604 | 22.10% | 3,418 | 13.48% |
出典
[編集]- ^ さいたま市長選挙の選挙期日が決まりました さいたま市選挙管理委員会
- ^ さいたま市長選が告示、現新3氏立候補 子育て政策や市の将来像訴え埼玉新聞 2017年5月7日
- ^ さいたま市長選が告示 現職と2新人届け出産経新聞 2017年5月7日
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2017年2月12日). “さいたま市長選 自民・桶本大輔市議会議長、出馬見送りへ”. 産経ニュース. 2021年2月5日閲覧。
- ^ さいたま市長選:現職と2新人届け出毎日新聞 2017年5月7日
- ^ “さいたま市長選告示 現職含む3人の選挙戦へ”. テレ朝news. (2017年5月7日). オリジナルの2021年5月13日時点におけるアーカイブ。 2021年5月13日閲覧。
- ^ “さいたま市長選 現職の清水氏が3回目の当選”. NHK. (2017年5月22日). オリジナルの2017年5月22日時点におけるアーカイブ。 2017年5月22日閲覧。
- ^ “さいたま市長選 現職の清水勇人氏が3選果たす”. 朝日放送. (2017年5月22日) 2017年5月22日閲覧。
- ^ 平成29年さいたま市長選挙開票結果(PDF)