2021年千葉市長選挙
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2021年千葉市長選挙(2021ねんちばしちょうせんきょ)とは、日本国の地方自治体である千葉市において、その首長である千葉市長を選出するために執行された選挙であり、2021年3月21日に投開票が行われた。
概要
[編集]本選挙は2009年に初当選して以後3回連続当選を果たし、2021年6月13日に3期目の任期が終了する予定であった第26 - 28代市長の熊谷俊人が2021年千葉県知事選挙に鞍替え立候補したことにより、任期終了を待たずに3月3日に辞職した[1]ことにともなって執行された選挙である。
熊谷が2月2日に市長辞職願を千葉市議会宛に提出した時点で千葉市選挙管理委員会は選挙日程を協議し、知事選挙と同じ3月21日に執行することを決定した[2]。
選挙データ
[編集]- 選挙事由:熊谷俊人の任期途中での辞職にともなう
- 告示日:2021年3月7日
- 執行日:2021年3月21日(即日開票)
選挙の争点
[編集]立候補者
[編集](3名、立候補届け出順)
候補者名(読みかた) | 年齢 | 党派 | 肩書 | 立候補者の公式サイト |
---|---|---|---|---|
神谷俊一 (かみや しゅんいち) |
47 | 無所属 | 前千葉市副市長・元総務省室長 | 神谷しゅんいち公式サイト |
小川智之 (おがわ としゆき) |
47 | 無所属 | 元千葉市議会議員・元衆議院議員秘書 | 市民とともに、汗をかく 小川としゆき |
大野隆 (おおの たかし) |
51 | 無所属 (日本共産党推薦) |
日本共産党千葉県中部地区常任委員・元パソコン教室経営 | 大野たかし公式サイト |
選挙結果
[編集]※当日有権者数:799,350人 最終投票率:45.03%(前回比:+14.96pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
神谷俊一 | 47 | 無所属 | 新 | 206,550票 | 59.72% | |
小川智之 | 47 | 無所属 | 新 | 95,621票 | 27.65% | |
大野隆 | 51 | 無所属 | 新 | 43,703票 | 12.63% | 日本共産党推薦 |
区 | 神谷俊一 | 小川智之 | 大野隆 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
得票 | % | 得票 | % | 得票 | % | |
合計 | 206,550 | 59.72% | 95,621 | 27.65% | 43,703 | 12.64% |
中央区 | 44,801 | 62.74% | 18,370 | 25.73% | 8,237 | 11.54% |
花見川区 | 37,239 | 61.65% | 13,549 | 22.43% | 9,613 | 15.92% |
稲毛区 | 35,067 | 62.12% | 14,479 | 25.65% | 6,905 | 12.23% |
若葉区 | 24,325 | 47.48% | 21,791 | 42.53% | 5,121 | 9.99% |
緑区 | 30,541 | 63.43% | 11,316 | 23.50% | 6,292 | 13.07% |
美浜区 | 34,577 | 59.38% | 16,116 | 27.68% | 7,535 | 12.94% |
出典
[編集]- ^ 熊谷千葉市長が退職届提出 3月3日付 千葉知事選への活動に専念 産経新聞 2021-02-01
- ^ 千葉市長選、3月21日投開票 知事選と同日に 日本経済新聞 2021-02-02
- ^ a b c “千葉市長選が告示、新人3人が届け出 コロナ対策、子育て支援などが争点 知事選と同じ21日投開票”. 東京新聞. (2021年3月7日) 2021年3月22日閲覧。