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A244

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
A244
種類 短魚雷(LWT)
原開発国 イタリアの旗 イタリア
運用史
配備期間 1975年-現在
開発史
開発者 ホワイトヘッド
製造業者 ホワイトヘッド
値段 145,000ドル
諸元 (A244/S mod.3)
重量 266kg(航空機用)
254kg(艦艇用)
全長 2,910mm(航空機用)
2,750mm(艦艇用)
直径 323.7mm

射程 13,000m(28kt時)
弾頭 HBX-3 破砕弾頭
炸薬量 42kg

エンジン 2重反転プロペラ
推力 海水電池
深度 10-600m以上
誘導方式 音響ホーミング
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A244は、イタリアホワイトヘッド社が開発した短魚雷(LWT)。なお、ホワイトヘッド社は2012年よりホワイトヘッド・アンダーウォーター・システムズ(WASS)社に改称しており、また、1993年以降、販売はMU90と同じくユーロトープ社が担当している[1]

A244は、イタリア海軍においてMk.44 mod.2の更新を目的に開発されており、単周波数のエルサーグ社製AG70シーカー(パッシブ/アクティブ両用)を用いていた。開発要求は1968年に発出され、1973年より試作機による試験が開始され、1975年より運用が開始された。続いて1984年には、シーカーとしてセレニア社のCIACIO-Sを搭載した改良型のA244/Sが実用化された。また、1987年には改良型として、ヘリコプター用のmod.1と固定翼機用のmod.2が実用化された[1]

そして1998年10月には、最終発達型にあたるA244/S mod.3が発表された。これはMU90の技術をバックフィットして開発されており、誘導装置は新型化されている[2]。これは36個の送受波機を6列×6段に配置しており、8本の待ち受けビームを生成することができる。また、電源も鉛蓄電池から塩化銀-マグネシウム電極を用いた海水電池に変更された[3]

採用国[2]

参考文献

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  1. ^ a b Norman Friedman (1997). The Naval Institute guide to world naval weapon systems 1997-1998. Naval Institute Press. pp. 677-678. ISBN 9781557502681. https://books.google.co.jp/books?id=l-DzknmTgDUC 
  2. ^ a b Norman Friedman (2006). The Naval Institute guide to world naval weapon systems. Naval Institute Press. p. 728. ISBN 9781557502629. https://books.google.co.jp/books?id=4S3h8j_NEmkC 
  3. ^ EuroTorp. “The A244/s mod.3 LWT system” (PDF) (英語). 2014年5月30日閲覧。
  4. ^ The International Institute for Strategic Studies (IISS) (2023-02-15) (英語). The Military Balance 2023. Routledge. p. 287. ISBN 978-1-032-50895-5 

関連項目

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