コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

フィーバーは止まらない

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
A Fever You Can't Sweat Outから転送)
パニック!アット・ザ・ディスコ > 作品リスト > フィーバーは止まらない
『フィーバーは止まらない』
パニック!アット・ザ・ディスコスタジオ・アルバム
リリース
録音
  • 2005年6月
    • SOMD!スタジオ
    • ダーン!スタジオ[1]
ジャンル
時間
レーベル
プロデュース マット・スクワイア
専門評論家によるレビュー
後述を参照
チャート最高順位
後述を参照
ゴールドディスク
後述を参照
パニック!アット・ザ・ディスコ アルバム 年表
  • フィーバーは止まらない
  • (2005年)
『フィーバーは止まらない』収録のシングル
テンプレートを表示
映像外部リンク
A Fever You Can't Sweat Out - YouTubeプレイリスト

フィーバーは止まらない』(フィーバーはとまらない、原題: A Fever You Can't Sweat Out)は、アメリカ合衆国のポップ・ロック・バンドであるパニック!アット・ザ・ディスコのデビュー・スタジオ・アルバム。2005年9月27日にフュエルド・バイ・ラーメンおよびディケイダンス・レコードから発売された[2]。プロデュースはマット・スクワイアが手がけた。本作は結成メンバーの1人であるブレント・ウィルソンが在籍時に発売された唯一の作品であるが、2006年のウィルソンの解雇に際して「本作のレコーディングおよび楽曲制作におけるウィルソンの実際の貢献度」が論争の的となった。

発売後、Billboard 200で初登場112位を記録し、翌年のチャートで最高位13位を記録した。アルバムからのシングル・カットされた「アイ・ライト・シンズ・ノット・トラジェディーズ〜いつわりのウェディング」は50万枚を越える売上を記録した[3]。アルバムの発売から10年後の2015年にアメリカレコード協会からダブル・プラチナ認定を受けた[4]

日本盤は2007年1月17日に発売され、ボーナス・トラックとして「アイ・ライト・シンズ・ノット・トラジェディーズ〜いつわりのウェディング」のデンバー公演でのライブ音源、CD-EXTRAとして「アイ・ライト・シンズ・ノット・トラジェディーズ〜いつわりのウェディング」「君がやってくれた方がいいのに」「嘘は女の子が服を脱がずに楽しめる最上の方法」のミュージック・ビデオが追加収録された[5]

背景

[編集]

ネバダ州ラスベガスサマーリンで当時ビショップ・ゴーマン高校の9年生だったライアン・ロススペンサー・スミスが一緒に演奏したことをきっかけに2004年にバンドを結成[6][7][8]。その後、ベーシストが探しているなかでパロ・ヴェルデ高校に通うブレント・ウィルソンをメンバーに誘い、ウィルソンがクラスメイトのブレンドン・ユーリーをギタリストとして誘い4人編成となる[9][7]。4人はまもなくしてスミスの祖母の家のリビングでリハーサルを行なう[10]。この時バンドのリード・ボーカルはロスが務めていたが、リハーサルの初期段階でバッキング・ボーカルを務めていたユーリーの歌声を聞いたメンバーの判断により、ユーリーがリード・ボーカルを務めることとなった[11]。4人はブリンク 182コピーバンドとして活動を開始した[12]

その後、メンバーはライブを行わないまま、デモ音源の制作[注 1]を行ないPureVolumeにアップロードし[9][7]LiveJournalのアカウントを通じてフォール・アウト・ボーイのベーシストであるピート・ウェンツにデモ音源を送った[14]。当時ウェンツは、フォール・アウト・ボーイのメンバーとしてロサンゼルスでメジャー・デビュー・アルバム『フロム・アンダー・ザ・コーク・ツリー』の制作を行っていて、4人に会うためにラスベガスに向かった[14]。バンドの演奏を「2〜3曲」聴いたウェンツは感動し、バンドに対して自身が立ち上げたディケイダンス・レコード(当時はフュエルド・バイ・ラーメンの傘下レーベル)の第1弾アーティストとして売り出すために契約を求めた[14]。2004年12月、バンドはレーベルと契約した[11]

レーベルと契約した段階でネバダ大学ラスベガス校を中退したロスを除くメンバー3人は高校生だったことから、レコーディングは2005年6月に延期されることとなった[9]。その後、アルバムのレコーディングまでの間にユーリーが高校を卒業し、ウィルソンとスミスの2人が通信教育課程を終了した[9]

制作

[編集]

ユーリー、ウィルソン、スミスの高校卒業後、バンドはアルバムのレコーディングを行なうためにメリーランド州に向かった[9]。レコーディングはSOMD!スタジオで行なわれ[15]、プロデュースはマット・スクワイアが手がけた[16]。バンドは、スクワイアが手がけた作品を聴いて興味を持ち起用した[17]。スクワイアは「彼らの事務所はちょうどパラモアの『オール・ウィ・ノウ・イズ・フォーリング』を手がけたばかりのマイク・グリーンを起用したかったんじゃないかな。クラッシュ・マネジメントとフュエルド・バイ・ラーメンは『あいつは誰だ?』ってなったと思う」と語っている[17]

アルバム『フィーバーは止まらない』は、11,000ドルの予算でミキシングマスタリングも含めて3週間半で制作が行なわれた[17]。スタジオに入った段階で曲の半分が完成していて、残りはプリプロダクションで作り上げられた[11]。スクワイアは、2015年の『ビルボード』誌のインタビューで全収録曲のコーラスおよび高音パートは1回のセッションで録音されたと回想している[17]。アルバムの制作作業の終盤、バンドは休みが取れず疲労困憊していた。ロスは、アルバムの完成後は「家に帰って、バンドがどうあるべきかを考えるために2週間を使った」と語っている[9]

アルバム発売後の2006年5月18日、ウィルソンの脱退が発表される[18]。その翌月にウィルソンの脱退は「責任感のなさ」や「バンド内での音楽的な進歩のなさ」を理由とした「解雇」であったことと、本作においてウィルソンがベースを演奏しておらず、楽曲のベースのパートがユーリーとロスによって作られ、ウィルソンの代わりにユーリーが演奏したことが明かされた[19]。ウィルソンはバンド側の主張を否定し、毎日スタジオに顔を出し作曲作業に参加し、ユーリーにいくらかのセクションの演奏方法を教えたことを主張。その後、ウィルソンはバンドに対してアルバムの売上から得られる印税の25%の支払いを求めた[20]

構成

[編集]

アルバム『フィーバーは止まらない』の音楽性は、ポップ・パンク[21]エモ[22][23][24]オルタナティヴ・ロック[25]エモ・ポップ[26]バロック・ポップ[23]エレクトロニカ[21]ダンス・パンク[12]ドゥーワップ[21]に分類される。楽器はギターベースドラムといった通常編成に加え、ドラムマシンシンセサイザートランペットトロンボーンヴァイオリンアコーディオンが取り入れられた[27][28]。アルバム中では「不誠実な行為」「依存症」「壊れた人間関係」が描かれ、バーレスクヴォードヴィル、古いブロードウェイ・ミュージカルの様式が取り入れられた[29]

アルバムの収録曲についてユーリーは「俺達がデビュー・アルバムのために書いた曲はどれもうまくいった。たくさん曲を書いて、その中から良いものを選ぶということは考えていなかった。これまで書いた中で最高の曲をただ作らなければいけなかったんだ」と語っている[17]。スクワイアは、新曲の作曲中にバンドが「アイデンティティ・クライシス」に陥っていたと回想している[17]。バンドはロック調の楽曲を収録することを望んでいなかったが、ある日バンドをランチに連れ出したスクワイアが「アルバムのテーマとして創造的進化の話をしてみてはどうかな?」と伝え、バンドの同意を取り付けた[17]

ユーリーによれば、「アルバム全体における意欲的な性質」はバンドの「やりたいことをやりたい」という望みを表しているという[30]。ユーリーは、アルバム全体に影響を与えたアーティストや楽曲についてビートルズクイーンザ・スミスネーム・テイクンキーンの「エヴリバディーズ・チェンジング」を挙げた[30]

作曲面ではチャック・パラニュークの作品から強く影響を受けており[31]、「殉死と自殺の差は記事になるかならないか」(原題: The Only Difference Between Martyrdom and Suicide Is Press Coverage)は1999年の小説『サバイバー』からの引用で[32]、「さあ踊ろう」(原題: Time to Dance)は同年の小説『インヴィジブル・モンスターズ』が基になっている[33]。本作の収録曲における長い曲名は、当時のポップ・パンク・シーンで長い曲名が採用されていることに気がついたバンドが、「さらに一歩踏み込んで、内輪のジョークとしてさらに長いタイトルを付けよう」と考えたことによるもの[17]。また、「いつもエステバンを神に感謝」はバンドがユニークだと感じたエステバン・ギターズ社のインフォマーシャルへの言及となっている[17]。「神を創造し、僕達は話そう」では、ブリッジでミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』のナンバー「私のお気に入り」のパロディを行なっている[34][35][36]

評価

[編集]

第三者による批評

[編集]
専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
AllMusic2/5stars[37]
Drowned in Sound6/10[38]
Entertainment WeeklyB[39]
Mojo4/5stars[40]
MusicOMH4/5stars[41]
Pitchfork1.5/10[16]
PopMatters4/10[42]
Rolling Stone3.5/5stars[43]
The Skinny3/5stars[28]
Stylus MagazineD[44]

ビルボード』誌は、発売から10年後の2015年に本作を「現代において最も世論を二分させているアルバムの1つ」と見なした[17]

ピッチフォーク』のコリー・D・バイロンは、アルバムにおける「誠実さ、創造性、独創性の欠如」を批判した[27]。『オールミュージック』のジョニー・ロフタスは「パニック!アット・ザ・ディスコはレコードを作ること(声明を出すこと)が好きなバンドのようだが、彼らのやり方にもおおげさに称賛された不愉快な作品の中にもユニークさは見受けられない」と批判した[37]

ローリング・ストーン』誌のローレン・ギットリンは3つ星半の評価を付け、「なぜパニック!アット・ザ・ディスコが他と違う(そして素晴らしい)のかといえば、アルバムの弱さを補うダンスフロア向けのシンセサイザーやドラムマシンを使用していることだ」と述べた[43]。『CDJournal』は、エレクトロニカルでダンサブルな要素をフィーチャーしながらのポップ、エモ・パンクは、懐かしくも新鮮、そして陰鬱なグラマラスさがまた刺激的に琴線をくすぐると評した[35]。音楽サイト『ギグワイズ』も本作に対して肯定的に見ている[45]

各メディアが発表したリストでは、以下のようにランク付けされた。

雑誌 発行国 リスト 順位
2012 ロック・サウンド イギリス
  • モダン・クラシックス101選
  • 101 Modern Classics
16 [46]
2016 ケラング!
  • 2000年代のベスト・ロック・アルバム50選
  • The 50 Best Rock Albums of the 2000s
35 [47]
ローリング・ストーン アメリカ合衆国
  • 史上最高のエモ・アルバム40選
  • 40 Greatest Emo Albums of All Time
39 [48]
2023 Yardbarker
  • 2000年代のベスト・ポップ・アルバム
  • The best pop albums of the 2000s
15 [49]

受容とチャート成績

[編集]

アルバム『フィーバーは止まらない』は、2005年10月15日付のBillboard 200で初登場112位を記録し[50]、以来88週にわたってチャートインし、2006年5月8日付のチャートで最高位13位を記録した[51]。2015年9月時点でアメリカ国内での売上は200万枚を記録している[17]アメリカレコード協会からは、2023年6月6日付でクワドラプル・プラチナ認定を受けた[52]

日本では2007年1月17日に発売され、オリコン週間アルバムランキングで最高位20位を記録し、11週にわたってチャートインした[53]

再発売

[編集]

本作の発売から1年後の2005年11月14日、アメリカ限定かつ25,000部限定のボックス・セット版が発売された[54]。このボックス・セットには、7月22日にデンバーのフィルモア・シアター公演でのライブ映像およびドキュメンタリーを収録したDVDのほか、仮面、新聞記事、ポスター、歌詞カード、ツアープログラムなどが付属した[54]

収録曲

[編集]

CD

[編集]
全作詞: ライアン・ロス、全作曲: ライアン・ロス、スペンサー・スミスブレンドン・ユーリー[注 2]
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「開幕」(Introduction)ライアン・ロスライアン・ロス、スペンサー・スミスブレンドン・ユーリー[注 2]
2.殉死と自殺の差は記事になるかならないか(The Only Difference Between Martyrdom and Suicide Is Press Coverage)ライアン・ロスライアン・ロス、スペンサー・スミスブレンドン・ユーリー[注 2]
3.「機械が書いたロンドンが招いたお金の歌」(London Beckoned Songs About Money Written by Machines)ライアン・ロスライアン・ロス、スペンサー・スミスブレンドン・ユーリー[注 2]
4.「朝食には釘を、おやつには鋲を」(Nails for Breakfast, Tacks for Snacks)ライアン・ロスライアン・ロス、スペンサー・スミスブレンドン・ユーリー[注 2]
5.「夜間攻撃」(Camisado)ライアン・ロスライアン・ロス、スペンサー・スミスブレンドン・ユーリー[注 2]
6.「さあ踊ろう」(Time to Dance)ライアン・ロスライアン・ロス、スペンサー・スミスブレンドン・ユーリー[注 2]
7.嘘は女の子が服を脱がずに楽しめる最上の方法(Lying Is the Most Fun a Girl Can Have Without Taking Her Clothes Off)ライアン・ロスライアン・ロス、スペンサー・スミスブレンドン・ユーリー[注 2]
8.「幕間」(Intermission)ライアン・ロスライアン・ロス、スペンサー・スミスブレンドン・ユーリー[注 2]
9.君がやってくれた方がいいのに(But It's Better If You Do)ライアン・ロスライアン・ロス、スペンサー・スミスブレンドン・ユーリー[注 2]
10.アイ・ライト・シンズ・ノット・トラジェディーズ〜いつわりのウェディング(I Write Sins Not Tragedies)ライアン・ロスライアン・ロス、スペンサー・スミスブレンドン・ユーリー[注 2]
11.「いつもエステバンを神に感謝」(I Constantly Thank God for Esteban)ライアン・ロスライアン・ロス、スペンサー・スミスブレンドン・ユーリー[注 2]
12.「君が気づいていないだけでこのテーブルに番号があるのはいい意味がある」(There's a Good Reason These Tables Are Numbered Honey, You Just Haven't Thought of It Yet)ライアン・ロスライアン・ロス、スペンサー・スミスブレンドン・ユーリー[注 2]
13.神を創造し、僕達は話そう(Build God, Then We'll Talk)ライアン・ロスライアン・ロス、スペンサー・スミスブレンドン・ユーリー[注 2]
合計時間:
日本盤ボーナス・トラック
#タイトル作詞作曲・編曲時間
14.「アイ・ライト・シンズ・ノット・トラジェディーズ〜いつわりのウェディング(ライヴ/デンヴァー・ヴァージョン)」(I Write Sins Not Tragedies (live in Denver))  
合計時間:
CD-EXTRA(日本盤)
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「アイ・ライト・シンズ・ノット・トラジェディーズ〜いつわりのウェディング」(ミュージック・ビデオ)  
2.「君がやってくれた方がいいのに」(ミュージック・ビデオ)  
3.「嘘は女の子が服を脱がずに楽しめる最上の方法」(ミュージック・ビデオ)  
合計時間:

LP

[編集]
A面
  1. 開幕
  2. 殉死と自殺の差は記事になるかならないか
  3. 機械が書いたロンドンが招いたお金の歌
  4. 朝食には釘を、おやつには鋲を
  5. 夜間攻撃
  6. さあ踊ろう
  7. 嘘は女の子が服を脱がずに楽しめる最上の方法
  8. 幕間
B面
  1. 君がやってくれた方がいいのに
  2. アイ・ライト・シンズ・ノット・トラジェディーズ〜いつわりのウェディング
  3. いつもエステバンを神に感謝
  4. 君が気づいていないだけでこのテーブルに番号があるのはいい意味がある
  5. 神を創造し、僕達は話そう

クレジット

[編集]

※特記を除き、出典は『フィーバーは止まらない』のブックレット[1]

パニック!アット・ザ・ディスコ
外部ミュージシャン
制作

チャート

[編集]

週間チャート

[編集]
チャート (2005年 - 2007年) 最高位
オーストラリア (ARIA)[55] 11
オーストリア (Ö3 Austria)[56] 37
ベルギー (Ultratop Flanders)[57] 43
カナダ (Nielsen Soundscan)[58] 15
デンマーク (Hitlisten)[59] 19
ドイツ (Offizielle Top 100)[60] 98
アイルランド (IRMA)[61] 59
日本 (オリコン)[53] 20
オランダ (MegaCharts)[62] 41
ニュージーランド (RMNZ)[63] 7
ノルウェー (VG-lista)[64] 37
スコットランド (OCC)[65] 16
スウェーデン (Sverigetopplistan)[66] 26
スイス (Schweizer Hitparade)[67] 63
UK アルバムズ (OCC)[68] 17
US Billboard 200[69] 13
US Heatseekers Albums (Billboard)[70] 1
US Top Alternative Albums (Billboard)[71] 13
US Top Rock Albums (Billboard)[72] 2

年間チャート

[編集]
チャート (2006年) 順位
オーストラリア (ARIA)[73] 39
UK アルバムズ (OCC)[74] 88
US Billboard 200[75] 32
US Top Rock Albums (Billboard)[76] 4

認定

[編集]
国/地域 認定 認定/売上数
オーストラリア (ARIA)[77] Platinum 70,000^
カナダ (Music Canada)[78] Platinum 100,000^
ニュージーランド (RMNZ)[79] Platinum 15,000^
イギリス (BPI)[80] Platinum 402,983[81]
アメリカ合衆国 (RIAA)[52] 4× Platinum 4,000,000double-dagger

^ 認定のみに基づく出荷枚数
double-dagger 認定のみに基づく売上数と再生回数

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 2004年末頃に「さあ踊ろう」と「朝食には釘を、おやつには鋲を」の2曲が録音された[13]
  2. ^ ブックレットに記載のクレジットではパニック!アット・ザ・ディスコ名義。
  3. ^ アルバムのブックレットに掲載されているクレジットでは、ベーシストとしてブレント・ウィルソンの名が表記されているが、スミスはウィルソンがレコーディングに不参加であったことと、ユーリーが代わりに演奏したことを明かしている[19]

出典

[編集]
  1. ^ a b A Fever You Can't Sweat Out (CD booklet). Panic! At The Disco. Fueled By Ramen / Decaydance. 2005.
  2. ^ Bazley, John (27 September 2015). "Brendon Urie reflects on tenth anniversary of Panic! At The Disco's 'A Fever You Can't Sweat Out'". Alternative Press. 2015年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月15日閲覧
  3. ^ Montgomery, James (31 July 2006). "Panic! At The Disco Carry Emo-Punk Banner Into VMAs With Five Noms". MTV News. MTV Networks. 2011年11月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月15日閲覧
  4. ^ Payne, Chris (16 November 2015). "Panic! at the Disco's 'A Fever You Can't Sweat Out' Reaches Major Milestone". Billboard. 2024年2月15日閲覧
  5. ^ "Panic! At The Disco / パニック!アット・ザ・ディスコ「A FEVER YOU CAN'T SWEAT OUT / フィーバーは止まらない(初回盤)」". Warner Music Japan. 2024年2月16日閲覧
  6. ^ Shine, Conor (18 June 2011). "Panic! comes home to play House of Blues". Las Vegas Sun. Greenspun Media Group. 2024年2月15日閲覧
  7. ^ a b c ムラオカ (2013年10月9日). "キャッチーでダンサブルな、あのPANIC! AT THE DISCOは今作でも健在!!美メロに酔いしれ、リズムにまかせて踊り明かせ!!". 激ロック. 激ロックエンタテインメント. 2024年2月15日閲覧
  8. ^ Santiago, Brianna (19 June 2015). "Celebrities you didn't know graduated from Las Vegas high schools". Las Vegas Sun. Greenspun Media Group. 2024年2月15日閲覧
  9. ^ a b c d e f Kail, Mike (28 October 2005). "Panic! Attacks". reviewjournal.com. Las Vegas Review-Journal. 2011年6月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月15日閲覧
  10. ^ "Who are Panic! at the Disco?". BBC NEWS. BBC. 1 September 2006. 2024年2月15日閲覧
  11. ^ a b c "Panic At The Disco - 11.11.05 - Interview". AbsolutePunk.net (Interview). Interviewed by Herbel, Brandon. 11 November 2005. 2013年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月15日閲覧
  12. ^ a b Zemler, Emily (3 October 2005). "Spotlight: Panic! at the Disco". SPIN. Next Management Partners. 2024年2月15日閲覧
  13. ^ Hoard, Christian (17 November 2005). "Panic! at the Disco: New Faces". Rolling Stone. 2024年2月17日閲覧
  14. ^ a b c Montogemry, James (1 February 2006). "Panic! At The Disco Fight For Cred, Swear They Have No Beef With The Killers - Music, Celebrity, Artist News". MTV News. MTV Networks. 2022年8月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月16日閲覧
  15. ^ "College Park's SOMD! Studios has recorded bands like All Time Low". The Diamondback. Maryland Media, Inc. 12 August 2016. 2024年2月16日閲覧
  16. ^ a b Byrom, Cory D. (28 November 2005). "Panic! at the Disco: A Fever You Can't Sweat Out Album Review". Pitchfork. Condé Nast. 2024年2月15日閲覧
  17. ^ a b c d e f g h i j k Payne, Chris (25 September 2015). "Panic! at the Disco's Debut Turns 10: Oral History Told by Brendon Urie, Pete Wentz & More". Billboard. 2024年2月16日閲覧
  18. ^ "Panic! At The Disco split with bassist". NME. NME Networks. 18 May 2006. 2024年2月16日閲覧
  19. ^ a b Montgomery, James (12 June 2006). "Panic! At The Disco Split Gets Nasty: Band Alleges Wilson Did Not Play On LP". MTV News. MTV Networks. 2022年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月15日閲覧
  20. ^ Montgomery, James (9 August 2006). "Ex-Panic! At The Disco Bassist Initiates Legal Action Against Band". MTV News. MTV Networks. 2022年9月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月16日閲覧
  21. ^ a b c Bezer, Terry (8 August 2014). "Modern Classics: Panic! At The Disco - A Fever You Can't Sweat Out". Louder. Future Publishing Limited. 2024年2月15日閲覧
  22. ^ Reyes, Hugo (27 September 2020). "Anniversary: Panic At The Disco's! A Fever You Can't Sweat Out Turns 15". New Noise Magazine. 2024年2月15日閲覧
  23. ^ a b Smith, Tess (5 May 2021). "Album Review: A Fever You Can't Sweat Out - Panic! At the Disco". bctv.org. BCTV. 2024年2月15日閲覧
  24. ^ "40 Greatest Emo Albums of All Time". Rolling Stone. 4 September 2019. 2024年2月15日閲覧
  25. ^ Podolsky, Josh (2 February 2016). "Panic! at the Disco keeps on innovating". tuftsdaily.com. The Tufts Daily. 2024年2月15日閲覧
  26. ^ Walters, Barry (8 June 2010). "The Young Veins, 'Take a Vacation!' (One Haven)". SPIN. Next Management Partners. 2024年2月15日閲覧...Panic! at the Disco pulled off one of the most thorough stylistic switheroos in recent mainstream rock when they swapped the platinum emo-pop of their 2005 debut for the orchestrated Sgt. Pepper-isms of 2008's Pretty. Odd.
  27. ^ a b Byrom, Cory D. (28 November 2005). "Panic! at the Disco: A Fever You Can't Sweat Out Album Review". Pitchfork. Condé Nast. 2024年2月17日閲覧
  28. ^ a b Toby, Xavier (15 February 2006). "Panic! At The Disco - A Fever You Can't Sweat Out". The Skinny. Radge Media Limited. 2024年2月17日閲覧
  29. ^ Phillips, Maya (27 September 2020). "Panic! at the Disco's Flourishes Weren't Just Dramatic. They Were Theater". The New York Times. The New York Times Company. 2024年2月17日閲覧
  30. ^ a b Sherman, Maria (25 September 2015). "Panic! at the Disco Reflects: 'A Fever You Can't Sweat Out' Turns 10" (Interview). Fuse. 2024年2月17日閲覧
  31. ^ Giorgis, Hannah (30 September 2020). "The Polarizing Emo Record That Captured Teenage Angst". The Atlantic. Atlantic Monthly Group LLC. 2024年2月17日閲覧
  32. ^ Leo, Ariana (15 October 2020). "29 scene song titles so long you'll have to stop to take a breath". Alternative Press. 2024年3月29日閲覧
  33. ^ Templeton, Mackenzie (6 April 2020). "10 literature references you might've missed in your favorite song". Alternative Press. 2024年3月29日閲覧
  34. ^ Stubblebine, Allison (21 March 2019). "Ariana Grande's Royalties Definitely Didn't Buy Her 7 Rings". Nylon. BDG Media. 2024年4月1日閲覧Panic! at the Disco also interpolated "My Favorite Things" in the final track on A Fever You Can't Sweat Out, "Build God, Then We'll Talk."
  35. ^ a b "パニック!アット・ザ・ディスコ / フィーバーは止まらない [限定]". CDJournal. シーディージャーナル. 2024年2月17日閲覧
  36. ^ "11 song titles and lyrics inspired by films". Alternative Press. 8 June 2017. 2024年9月5日閲覧
  37. ^ a b Loftus, Johnny. Panic! At the Disco - A Fever You Can't Sweat Out Album Reviews, Songs & More - オールミュージック. 2024年2月17日閲覧。
  38. ^ Diver, Mike (15 February 2006). "Album Review: Panic! At the Disco - A Fever You Can't Sweat Out". Drowned in Sound. 2024年2月17日閲覧
  39. ^ Endelman, Michael (14 November 2005). "A Fever You Can't Sweat Out". EW.com. Meredith Corporation. 2018年11月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月17日閲覧
  40. ^ “Panic! at the Disco: A Fever You Can't Sweat Out”. Mojo: 112. "[U]ltra-sharp lyrics and high-velocity mood and tempo switches make listening as exciting as lugeing down an ice chute with blindfolds on." 
  41. ^ Mckinlay, Fiona (13 February 2006). "Panic! At The Disco – A Fever You Can't Sweat Out". MusicOMH. OMH. 2024年2月17日閲覧
  42. ^ Bernard, David (24 January 2006). "Panic! at the Disco: A Fever You Can't Sweat Out". PopMatters. PopMatters Media. 2024年2月17日閲覧
  43. ^ a b Gitlin, Lauren (20 October 2005). "Panic! At The Disco: A Fever You Can't Sweat Out : Music Reviews". Rolling Stone. 2006年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月17日閲覧
  44. ^ Passantino, Dom (15 March 2006). "Panic! At the Disco - A Fever You Can't Sweat Out - Review". Stylus Magazine. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月17日閲覧
  45. ^ Deamer, Jonathan (16 January 2006). "Panic! At The Disco – 'A Fever You Can't Sweat Out' (Decaydance/Fuelled By Ramen) Released 13/02/06". Gigwise. 2012年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月17日閲覧
  46. ^ "Rock Sound's 101 Modern Classics: The Final Instalment!". Rock Sound. 11 July 2012. 2015年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月17日閲覧
  47. ^ Emily (21 February 2016). "The 50 Best Rock Albums Of The 2000s". Kerrang!. Bauer Consumer Media Ltd. 2015年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月17日閲覧
  48. ^ Bayer, Jonah; Burgess, Aaron; Exposito, Suzy; Galil, Leor; Montgomery, James; Spanos, Brittany [in 英語] (1 March 2016). "40 Greatest Emo Albums of All Time". Rolling Stone. 2024年2月17日閲覧
  49. ^ Weimer, Shelby (1 November 2023). "The best pop albums of the 2000s". Yardbarker. YB Media. 2024年2月17日閲覧
  50. ^ “The Billboard 200”. Billboard (Nielsen Business Media) 117 (42): 52. (October 15, 2005). ISSN 0006-2510. https://books.google.co.jp/books?id=5BUEAAAAMBAJ&pg=PA52. 
  51. ^ "Panic! At The Disco Chart History (Billboard 200)". Billboard. 2024年2月17日閲覧
  52. ^ a b "American single certifications – Panic! At The Disco – A Fever You Can't Sweat Out". Recording Industry Association of America. 2024年3月2日閲覧
  53. ^ a b フィーバーは止まらない | パニック・アット・ザ・ディスコ ORICON NEWS. oricon ME. 2024年2月17日閲覧。
  54. ^ a b "Panic! At The Disco release box set". NME. NME Networks. 19 October 2006. 2024年2月17日閲覧
  55. ^ "Australiancharts.com – Panic! At The Disco – A Fever You Can't Sweat Out". Hung Medien. 2024年2月18日閲覧。
  56. ^ "Austriancharts.at – Panic! At The Disco – A Fever You Can't Sweat Out" (in German). Hung Medien. 2024年2月18日閲覧。
  57. ^ "Ultratop.be – Panic! At The Disco – A Fever You Can't Sweat Out" (in Dutch). Hung Medien. 2024年2月18日閲覧。
  58. ^ "ALBUMS: Top 100". Jam!. 2006年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月18日閲覧
  59. ^ "Danishcharts.com – Panic! At The Disco – A Fever You Can't Sweat Out". Hung Medien. 2024年2月18日閲覧。
  60. ^ "Offiziellecharts.de – Panic! At The Disco – A Fever You Can't Sweat Out" (in German). GfK Entertainment Charts. 2024年2月18日閲覧。
  61. ^ "GFK Chart-Track Albums: Week 18, 2006". Chart-Track. IRMA. 2024年2月18日閲覧。
  62. ^ "Dutchcharts.nl – Panic! At The Disco – A Fever You Can't Sweat Out" (in Dutch). Hung Medien. 2024年2月18日閲覧。
  63. ^ "Official Top 40 Albums". Recorded Music NZ. 2024年3月25日閲覧
  64. ^ "Norwegiancharts.com – Panic! At The Disco – A Fever You Can't Sweat Out". Hung Medien. 2024年2月18日閲覧。
  65. ^ "Official Scottish Albums Chart Top 100". Official Charts Company. 2024年2月18日閲覧。
  66. ^ "Swedishcharts.com – Panic! At The Disco – A Fever You Can't Sweat Out". Hung Medien. 2024年2月18日閲覧。
  67. ^ "Swisscharts.com – Panic! At The Disco – A Fever You Can't Sweat Out". Hung Medien. 2024年2月18日閲覧。
  68. ^ "Official Albums Chart Top 100". Official Charts Company. 2024年2月17日閲覧。
  69. ^ "Billboard 200". Billboard. 2024年2月17日閲覧
  70. ^ "Panic! At The Disco Chart History (Heatseekers Albums)". Billboard. 2024年6月6日閲覧
  71. ^ "Panic! At The Disco Chart History (Top Alternative Albums)". Billboard. 2024年2月17日閲覧
  72. ^ "Panic! At The Disco Chart History (Top Rock Albums)". Billboard. 2024年2月17日閲覧
  73. ^ "ARIA Charts - End Of Year Charts - Top 100 Albums 2006". Australian Recording Industry Association. 2014年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月18日閲覧
  74. ^ "End of Year Album Chart in 2006". Official Charts Company. 2024年2月17日閲覧
  75. ^ "Year-End Charts: Billboard 200 Albums". Billboard. 2024年2月18日閲覧
  76. ^ "Year-End Charts: Top Rock Albums". Billboard. 2024年2月18日閲覧
  77. ^ "ARIA Charts – Accreditations – 2006 Albums" (PDF). Australian Recording Industry Association. 2024年2月18日閲覧
  78. ^ "Canadian album certifications – Panic! At The Disco – A Fever You Can't Sweat Out". Music Canada. 2024年2月18日閲覧
  79. ^ "New Zealand album certifications – Panic! At The Disco – A Fever You Can't Sweat Out". Recorded Music NZ. 2024年12月5日閲覧
  80. ^ "British album certifications – Panic! At The Disco – A Fever You Can't Sweat Out". British Phonographic Industry. 2024年2月18日閲覧
  81. ^ Jones, Alan (29 June 2018). "Charts analysis: Greatest Showman set to surpass Adele's record-breaking run at top". Music Week. 2024年2月18日閲覧

外部リンク

[編集]