BIG BOX
BIG BOX 高田馬場 | |
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BIG BOX 高田馬場 | |
情報 | |
用途 | 商業 |
設計者 | 黒川紀章 |
事業主体 | 西武鉄道 |
管理運営 | 株式会社西武リアルティソリューションズ |
構造形式 | 鉄筋 |
階数 | 地上9階 |
竣工 | 1974年 |
所在地 |
〒169-8677 東京都新宿区高田馬場1-35-3 |
座標 | 北緯35度42分45.5秒 東経139度42分15.5秒 / 北緯35.712639度 東経139.704306度座標: 北緯35度42分45.5秒 東経139度42分15.5秒 / 北緯35.712639度 東経139.704306度 |
BIG BOX(ビッグボックス)は、西武鉄道グループが所有・運営する商業ビル。高田馬場駅前の「BIG BOX 高田馬場」(東京都新宿区)、東大和市駅前の「BIG BOX 東大和」(東京都東大和市)がある。
ボウリング、スイミングプール、テニスなどのスポーツ施設が充実しており、他にレストラン、カラオケボックス、書店などがテナントとして入居する。
BIG BOX 高田馬場
[編集]1974年5月5日開業。意匠設計は当時若手建築家であった黒川紀章が担当。構造設計は松井源吾が担当した。
開業時は赤と白を基調とした建物で、その内部は、スポーツ施設として屋外空間的に広く使えるように、柱がなく、ほぼ窓がない箱(大きな 箱=BIG BOX)のような構造となっている。これは、3階から8階までの床を、橋梁などに使われるプレストレスト・コンクリートを用いた36mスパンの梁で支えることにより、柱のない広い空間を可能にしている。開業当時、このような多層建築でプレストレスト・コンクリートを用いたのは世界初だったという[1]。
走る人が壁面に大きく描かれていて、赤色でよく目立つことで、集合の目印となっていた。しかし、完成から30年以上経過していて老朽化が見られることから、2007年6月1日から10月にかけて改修工事を行い、同年10月19日午前10時にリニューアルオープンした。外観もそれまでの赤色基調から、西武鉄道のコーポレートカラーでもある青色基調へ大きく変更された。
テナント出店している店舗の大半は、PASMOやSuicaなどの交通系ICカードによる電子マネー支払いに対応している。
2013年度に1階・2階店舗の改修を行い、同年10月7日に「Emio高田馬場-スタイル-」としてリニューアルオープンしている[2]。
1階正面玄関前に、警視庁戸塚警察署が管理する「高田馬場駅前交番」が隣接している[3]。
施設
[編集]- 西武フィットネス(3.4.5階)
- タイトーステーション高田馬場(6階)
- スペースクリエイト自遊空間(7階)
- 高田馬場グランドボウル(8階)
- かつて9階に「ビクターミュージックプラザ」という日本ビクターが運営するショールーム兼ミニライブ会場があった。
アクセス
[編集]山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線高田馬場駅駅前、バスロータリー正面。
BIG BOX 東大和
[編集]1998年7月15日開業。西武レクリエーション[4]が管理運営する。屋内テニスコート、スケートリンク、ボウリング場(グランドボウル運営)などのスポーツ施設がある。
スケートリンクは「東大和スケートセンター」として1993年4月4日に開業した(ムサシノフィギュアスケーティングクラブ、スケート教室実施)。
ボウリング場は2013年の第68回国民体育大会(多摩国体)でボウリング競技会場として使用され、2015年には全日本女子プロボウリング選手権大会が開催された。
アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ “【西武鉄道★歴史クイズ】駅前のランドマークとなっている建物は・・・”. 西武鉄道株式会社. 2023年6月25日閲覧。
- ^ 10月7日(月)BIGBOX高田馬場リニューアル1階・2階に駅ナカ商業施設「エミオ オープン 」 西武プロパティーズ ニュースリリース、2013年9月12日
- ^ “戸塚警察署 高田馬場駅前交番”. 警視庁. 2020年5月27日閲覧。
- ^ 事業紹介 - 施設紹介 西武レクリエーション株式会社