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ボックスヒル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Boxhillから転送)
ボックスヒル取手店
Boxhill Toride
店舗概要
所在地 310-0015
茨城県取手市中央町2-5
開業日 1988年9月21日[1]
施設管理者 アトレ
延床面積 17,683 m²
商業施設面積 8,172 m²
営業時間 10:00-20:30(1階,2階)
10:00-22:00(3階)
10:00-21:00(4階)
11:00-22:00(5階:レストラン街)
※一部に7:00開店の店舗あり
外部リンク ボックスヒル取手店
atré
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株式会社ボックスヒル
Boxhill Co.,Ltd.
松戸駅駅舎西口の北寄りにある旧松戸店
(写真左側、現:アトレ松戸)
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 ボックスヒル
本社所在地 日本の旗 日本
271-0092
千葉県松戸市松戸1181番地
設立 1975年昭和50年)4月7日
(常磐ステーション開発として)
業種 小売業
事業内容 大規模小売店舗運営・管理事業
代表者 細川幸重(代表取締役社長)
資本金 10億50百万円
売上高 162億63百万円(2008年(平成20年)度)
主要株主 東日本旅客鉄道
特記事項:2009年(平成21年)10月1日解散時のデータ
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ボックスヒルBoxhill)は、茨城県取手市取手駅にあった、東日本旅客鉄道(JR東日本)系列の駅ビル。運営会社は株式会社アトレ。かつては千葉県松戸市松戸駅にも店舗があり、松戸店と同住所にある株式会社ボックスヒル(旧:常磐ステーション開発株式会社)が運営していた。

店舗

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2020年3月26日に取手店が「アトレ取手」に改称し、現存しない。かつては松戸店もあったが、2012年3月15日で閉店し、「アトレ松戸」に改称された。

店内の状況

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取手店、松戸店共に、他の駅ビルと同様、下の方のフロアが食料品売り場、一番上のフロアは飲食店である。女性向け衣料品を扱う店が殆どである。永らく、男性向けファッションを扱う店は全くないのが特徴でもあったが、2012年3月24日に取手店の3階にORIHICAがオープンし、男性向けスーツ、ワイシャツを扱う店が存在するようになった。そのほかDPE書店等が営業している。

取手店(現:アトレ取手)

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5階建てで、1階から5階に店舗が入っている。改札口と直結する3階に書店、成城石井、前述のORIHICAを配置しているのが特徴である。

かつては西口に西友取手店(1986年(昭和61年)8月閉店)、取手とうきゅう、東口にカタクラショッピングプラザ(イトーヨーカドーマルエツ2007年(平成19年)4月26日閉店)があったが、取手とうきゅうが2010年(平成22年)8月31日に閉店したために、一時期取手駅前では唯一のショッピングビルとなっていた。2012年12月6日に取手とうきゅう跡地が「リボンとりで」(取手駅前には再出店となる、西友取手駅前店がキーテナント)としてリニューアルオープンしたことにより解消された。

2020年3月26日より、アトレが運営する他の駅ビル同様「アトレ取手」に改称し、「ボックスヒル」の名称は消滅した[2]

松戸店(現:アトレ松戸)

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8階建てで、2012年1月22日までは1階から8階に店舗が入っていた。2012年3月16日に「アトレ松戸」としてリニューアルすることに伴い、同年1月22日を以って、ボックスヒル松戸店としての3階から6階の営業を終了し、「アトレ松戸」オープンまでは1、2階の食料品、3階のスターバックス青山フラワーマーケット、7階のレストラン、8階の美容室、歯科医院のみに縮小して営業していた。同年3月15日で営業を終了した。

営業終了前の3階から5階は主に女性向けファッション、化粧品店、6階は書店、CD店、文房具店、メガネ店等が存在していて、男性ファッションの店舗は全くなかった。なお、アトレにリニューアル後はユニクロが入居しているため、男性ファッションも扱っている。

沿革

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出改札業務

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かつての事故では列車が店内(写真左上方向)に突入した。(関東鉄道常総線取手駅、2010年(平成22年)6月撮影)

取手店

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  • 取手駅は3階がJR並びに関東鉄道常総線の連絡階となっているが、ボックスヒルが管理する改札口はない。
    • 2階に関東鉄道常総線の改札口があったが閉鎖された。自動券売機はあったが、自動改札機は設置されていなかった。

松戸店

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  • 1977年(昭和52年)4月の開業に合わせて国鉄線(当時)、新京成電鉄線の集改札業務受託を開始した。当時両者線は同一改札内であり、有人改札であった。
  • 松戸駅にはボックスヒルが管理する改札口が2箇所ある。自動改札機は全てSuica対応。
    • 駅ビル西口(JR専用)
      • 自動改札機のみ。自動券売機はない。新京成改札内に通り抜けることは出来ない。同一改札内時代は新京成も対応した。
    • 駅ビル北口
      • 自動改札機と自動券売機(JR用2台、新京成用1台)
      • 北口から新京成改札内に入場するにはJR改札内を通り抜け、同一橋上(北口通路)に設置された中間改札機を通る。これはかつて、JRと新京成が同一改札内であったことの名残で、跨線橋上では構造上改札分離できなかったためである。
      • 「JR線連絡改札」と「出口への中間改札」の判別は、旅客によるボタン押下の有無で行なっている。新京成改札内からJR改札内を通って駅ビル北口(出口)に抜けようとする場合は、中間改札機についている赤いボタンを押し、新京成線乗車券を改札機に投入する。ボタンを押さない場合、JR線乗換えとして処理されるので、JR線に有効な乗車券を同時に投入しないと通過できない。

名称の由来

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「ボックスヒル」は、旧・松戸店があった千葉県松戸市と姉妹都市になっているオーストラリアビクトリア州のボックスヒル市 (City of Box Hill) の名前に由来する。ただし、ボックスヒル市は、合併により、現在は「ホワイトホース市 (City of Whitehorse) 」となっている。

脚注

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  1. ^ a b “「ボックスヒル」来月開業”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1988年8月26日) 
  2. ^ アトレ取手、2020年3月26日開業-「ボックスヒル」ブランド、43年の歴史に幕”. 都市商業研究所 (2020年2月7日). 2022年5月26日閲覧。
  3. ^ “「ボックスヒル」に来月社名変更”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1991年9月26日) 
  4. ^ 2012年3月 『アトレ松戸』、『アトレ川崎』誕生! 株式会社アトレのプレスリリース(2012年1月10日)
  5. ^ ~ JR東日本グループ共通ポイント ~「JRE POINT(ジェイアールイー・ポイント)」を開始します』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道株式会社、2015年7月14日https://www.jreast.co.jp/press/2015/20150710.pdf2016年3月23日閲覧 
  6. ^ ~JR 東日本グループ共通ポイント~「JRE POINT」2月23日スタート 「JRE POINT スタートキャンペーン」を開催します!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道株式会社、2016年2月9日https://www.jreast.co.jp/press/2015/20160205.pdf2016年3月23日閲覧 
  7. ^ “JR東日本 「JREPOINT」スタート”. 交通新聞 (交通新聞社). (2016年2月25日) 
  8. ^ 「JR取手駅ビルに文化交流施設」日本経済新聞』ニュースサイト(2019年6月25日)2020年6月9日閲覧

関連項目

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外部リンク

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