C4 (ロックバンド)
C4 | |
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出身地 | 日本 |
ジャンル |
ロック ハードロック オルタナティブ・ロック |
活動期間 | 2007年 - |
レーベル | Keasler Japan Limited/Conquest Group |
公式サイト | C4 Official website-Viper- |
メンバー |
TOKI(ボーカル) 大村孝佳(ギター) Tomoi(ドラムス) Junji(ベース) |
概要
[編集]2007年7月に90年代中後期に活躍したバンドのメンバーで結成するも、当初は以前の在籍バンドKill=slayd、Laputa等のカバーを中心とした活動で本格的な活動は2008年5月から。
特定のプロダクションやレコード会社には所属せず、ボーカルTOKIが自身の経営しているグループ法人Conuest Group内に自ら設立したKeasler Japan Limitedに所属し、セルフプロデュースで活動を行っている。
作詞は全てボーカルのTOKIが手掛け、紡がれるのは「耳障りの良い嘘ではなく、どうしようもない真実のみ」と言い切る独特の歌詞が特徴。
CD、コンサートの宣伝をほとんどしない事をポリシーとしている。それは「宣伝費の行き着くところは、結局応援してくれるファンの方々の懐になってしまう。なるべく負担を掛けたくない」とTOKIは自身のブログでその理由を述懐している。
1st Single「Crocodile Vibration」でオリコンインディーズチャートで1位(オリコンシングルチャートでは40位)を獲得して以降、チャートに興味が無くなったらしく、作品の流通、販売は自社での流通機構「VIPER EXPRESS」をメインにユーザーに直販、または自社との特約店のみに卸すという形式を採用している。
現メンバーが揃ってからは毎年12月に「総決算ライブ」と称し、1年を総括する意味でのファイナル公演を行っている。2012年から2014年までは新宿BLAZE、2015年からは新宿ReNYで固定して開催。これらのライブは全て映像化されている。
2023年12月にTomoiが脳梗塞で倒れ、緊急搬送される。2024年現在、Tomoiの復帰まで実質の活動が見合わされている。
略歴
[編集]初ライブは2007年7月、新宿ロフトで行われた2Daysのイベント。初ライブから10ヵ月間はイベント参加のみの活動で、演奏曲も過去に所属したバンドのカバー中心だったが、2008年5月21日1st FULL ALBUM「Cyclotron 4」のリリースを機に本格的な活動に入る。メディア露出無しで「Cyclotron 4」がオリコンインディーズアルバムチャート5位、オリコンアルバムチャート69位にランクインした。
1st FULL ALBUMの発売記念と本格始動の幕開けとなった原宿ASTRO HALLにて行われた1stワンマンはソールドアウト。
その後もCLUB CITTA' 川崎、SHIBUYA O-WEST、恵比寿LIQUID ROOM等でワンマン公演を行う。
2009年、C4主催で渋谷AXにてイベント「-black:shaft-」を敢行。出演はC4、D、lynch.、STEALTH。
2009年7月にリリースされた1stMaxiSingle「Crodcodile Vibration」は単種の発売ながらオリコンインディーズチャート1位を獲得。同年11月にリリースされた2ndFullAlbum「Crusaded 4」はオリコンインディーズチャート2位にランクイン。
2010年2月~5月に新宿ロフトを皮切りに行っていたメンバープロデュースにおけるマンスリーライブの途中でギタリストが脱退したため、活動休止。
2010年6月、かつてTOKIとTAKURO(GLAY)のプロジェクトだったSTEALTHを再起動させ、アルバムの制作に入る。Junji、Tomoiも参加。
2011年3月26日、活動休止のライブとなった新宿ロフトでC4復活公演「-TOKYO/BURNING-」が開催された。(SOLD OUT)
8月27日には初の大阪単独公演「-OSAKA/BURNING-」がOSAKA MUSEにて行われる。
10月15日、「-Centurion Fahrenheit-」と銘打ち新宿BLAZEワンマン公演。
12月25日、新宿LOFT公演にて、ギタリスト大村孝佳の正式加入が発表された。
2012年4月、初の単独公演を行った原宿ASTRO HALLにて完全復活公演「PERFECT STRIKES BACK」が行われた。(SOLD OUT)
6月6日、3rd Full Album[-Centurion 4-]リリース。
新宿ReNY、新宿BLAZE、渋谷WWWを拠点に活動中。
2013年9月4日、4th Full Album「barrett Caliber 4」(バーレットキャリバー4)リリース。
2014年11月19日、Hi Spec Evolution FULL ALBUMと銘打った5th Full Album「Perfection BABEL」(ペルフェクション バベル)をリリース。
2015年11月8日、東京都、厚生労働省の後援にて開催の“アーティストによる、HIV/AIDSの撲滅・治療支援アクション”を目的したチャリティライブ「NPO法人JoinLIFE機構PRESENTS HOPE AND LIVE ~HIV/AIDS治療支援ベネフィットコンサート2015」に出演[1]。
11月25日、新曲を含む、絶版となっている2008年から2012年のアルバム曲を新たにレコーディングして収録した初のベストアルバム「ORGA」(オーガ)をリリース。
2016年3月12日、新木場STUDIO COASTにて、Crack6のMSTR(千聖 from PENICILLIN)により開催された「Crazy Monsters「クレモンフェス」〜春の祭典 2016〜」に出演[2]。
11月30日、6th Full Album「GUREN」(グレン)をリリース。
2017年8月3日、2013年から2016年のアルバム曲に新曲3曲を含めたベストアルバム「SAGA」(サーガ)をリリース。
2019年11月27日、前作「GUREN」から3年振りとなるNEW ALBUM「DETNIX」(デトニクス)をリリース。
メンバー
[編集]サポートメンバー
[編集]- HIRO(ex.La'cryma Christi)ギター
旧メンバー
[編集]ディスコグラフィー
[編集]シングル
[編集]発売日 | タイトル | 備考 | 品番 |
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2009年7月22日 | -Crocodile Vibration- | 4曲入り1stMaxiSingle(オリコンシングルチャート40位/インディーズチャート1位) | KSCQ-1004s |
2011年8月24日 | -DAISYCUTTER-(WEBSTORE限定) | 7曲入り2nd Single | KSCQ-1009s |
2013年3月2日 | -Breed-(NIRVANA「Breed」カヴァー) | 5曲入り2.5th unofficial Single(限定版) | KSCQ-1021 |
2018年12月15日 | -PERSUADE- | 2曲入り Single(一日会場限定販売) | KSCQ-1057 |
アルバム
[編集]発売日 | タイトル | 備考 | 品番 |
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2008年5月21日 | -Cyclotron4- | 1st FULL ALBUM(オリコンチャート69位/インディーズアルバムチャート5位) | XQDW-1006 |
2008年11月5日 | -Pylebanker- | Dual Disk ALBUM(オリコンチャート58位/オリコンインディーズアルバムチャート6位) | KSCQ-1001 |
2009年11月18日 | -Crusaded4- | 2nd Dual Disk ALBUM(オリコンチャート45位/インディーズアルバムチャート2位) (10曲入りCD+LIVEDVD) |
KSCQ-1005 |
2012年6月6日 | -Centurion4- | 3rd FULL ALBUM (11曲入りCD) |
KSCQ-1016 |
2013年9月4日 | -barrett Caliber 4- | 4th FULL ALBUM (10曲入りCD) |
KSCQ-1024 |
2014年11月19日 | -Perfection BABEL- | 5th FULL ALBUM (10曲入りCD) |
KSCQ-1035 |
2016年11月30日 | -GUREN- | 6th FULL ALBUM (10曲入りCD) |
KSCQ-1045 |
2019年11月27日 | -DETNIX- | 7th FULL ALBUM (10曲入りCD) |
KSCQ-1065 |
ベストアルバム
[編集]発売日 | タイトル | 備考 | 品番 |
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2015年11月25日 | -ORGA- | 18曲収録 | KSCQ-1042 |
2017年8月3日 | -SAGA- | 18曲収録 | KSCQ-1053 |
映像作品(LIVE DVD)
[編集]- [-Supremacy SAGA-]以降の作品は、LIVE DVDとLIVE ALBUM(CD)の2枚組仕様
発売日 | タイトル | 備考 | 品番 |
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2010年 | -Crusaded1127- | 19曲入り(2009年11月27日LIQUID ROOM ebisuでのワンマンライブを収録) | KSCQ-1007D(L) |
2010年 | -Full Boost Cyclotron- | 21曲入り(2010年5月23日活動休止となった新宿LOFTでのワンマンライブを収録) | KSCQ-1009(L) |
2012年 | -Centurion Fahrenheit- | 19曲入り(2011年10月15日新宿BLAZEでのワンマンライブを収録) | KSCQ-1014(L) |
2013年 | -THE FLARESTACK- | 24曲入り(2012年12月8日新宿BLAZEでのワンマンライブを収録) | KSCQ-1020D |
2014年 | -GHOST EATER- | 23曲入り(2013年12月21日新宿BLAZEでのワンマンライブを収録) | KSCQ-1032D |
2015年 | -ALTER BABEL- | 23曲入り(2014年12月6日新宿BLAZEでのワンマンライブを収録) | KSCQ-1038D |
2016年 | -Nitrous ORGA- | 25曲入り(2015年12月12日新宿ReNYでのワンマンライブを収録) | KSCQ-1044D |
2017年 | -Cenozoic Era- | 23曲入り(2016年12月18日新宿ReNYでのワンマンライブを収録) | KSCQ-1050D |
2018年 | -Supremacy SAGA- | 25曲入り(2017年12月9日新宿ReNYでのワンマンライブを収録) | KSCQ-1056D |
2019年 | -NEVER FAILS DETNIX- | 24曲入り(2018年12月15日新宿ReNYでのワンマンライブを収録) | KSCQ-1059D |
2020年 | -OMNI BLAST- | 24曲入り(2019年12月14日新宿ReNYでのワンマンライブを収録) | KSCQ-1068D |
2021年 | -FULMINATED MERCURY- | 24曲入り(2020年12月12日新宿ReNYでの無観客ライブを収録) | KSCQ-1074D |
2022年 | -Carrier Break- | 15曲入り(2021年12月12日新宿ReNYでのKill=slayd,Laputaなどメンバーそれぞれが在籍したバンドの楽曲のカバーを多数盛り込んだ無観客ライブを収録) | KSCQ-1076D |
参考文献
[編集]- 「時と呼ばれた男」(三島栄治、共著)http://www.keasler.co.jp/c4//chapter_1.html
- 「STEALTH Web Interview Vol,1」http://www.keasler.co.jp/c4/special/interview.html
- 「STEALTH Web Interview Vol,2」http://www.keasler.co.jp/c4/special/interview2.html
- 「STEALTH Web Interview Vol,3」http://www.keasler.co.jp/c4/special/interview3.html
- 「STEALTH Web Interview Vol,4」http://www.keasler.co.jp/c4/special/interview4.html
- 「STEALTH Web Interview Vol,5」http://www.keasler.co.jp/c4/special/interview5.html
- 「C4 Web Interview」http://www.keasler.co.jp/c4/special/c4interview1.html
- 「My Confidential Notes」(小冊子 発売元:Keasler Japan Limited ※現在絶版)