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cmp

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

cmpコマンドラインのユーティリティであり、UNIXおよびUNIX系オペレーティングシステムで使用される。cmpは任意のタイプの二つのファイルを比較して、比較した結果を標準出力に出力する。デフォルトでは、二つのファイルが同一の場合は何も出力しない;二つのファイルが異なる場合は、最初の差異が発生した箇所のバイト位置と行番号を報告する。

オプション

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cmpはコマンドラインのオプションを指定して使うことが多い。GNUバージョンのcmpは以下のようなオプションを持っている:

-b, --print-bytes
異なるバイトを表示する。
-i SKIP, --ignore-initial=SKIP
入力された最初のSKIPバイトを無視する。
-i SKIP1:SKIP2, --ignore-initial=SKIP1:SKIP2
FILE1の最初のSKIP1バイトとFILE2の最初のSKIP2バイトを無視する。
-l, --verbose
異なるバイトの全てについて、バイト位置と値を出力する。
-n LIMIT, --bytes=LIMIT
最大でLIMITバイトまでのバイトを比較する。
-s, --quiet, --silent
何も出力せず、終了コードのみを返す。
-v, --version
バージョン情報を出力する。
--help
ヘルプファイルを出力する。

返り値

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  • 0 - 二つのファイルが同一である。
  • 1 - ファイルが異なる。
  • 2 - 引数にアクセスできない場合または引数がない場合。

関連項目

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参照

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外部リンク

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マニュアル

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  • cmp(1) - Linux JM Project
  • cmp(1) - OpenBSD(英語)
  • cmp(1) - HMUGリファレンスマニュアル(英語)
  • cmp(1) - Debianリファレンスマニュアル(日本語)
  • cmp - diffutilsパッケージに含まれているGNU cmpのマニュアル(英語)