Dear Friends III
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『Dear Friends III』 | ||||
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岩崎宏美 の カヴァー・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | インペリアルレコード | |||
チャート最高順位 | ||||
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岩崎宏美 アルバム 年表 | ||||
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『Dear Friends III』(ディア・フレンズ スリー)は、岩崎宏美のカヴァー・アルバム。2006年9月27日発売。発売元は、インペリアルレコード。規格品番TECI-1136。
解説
[編集]歌手・岩崎宏美の「Dear Friends」シリーズ第3弾となる、約3年ぶりのカヴァー・アルバム。本シリーズ恒例の、岩崎良美との姉妹デュエットが、本作品にも収録されている。
前作の『Dear Friends』(2003年3月21日)と『Dear Friends II』(2003年11月26日)では主に日本国内で誕生した楽曲を中心としていたが、本作では全篇英語の楽曲にも挑戦しているほか、数々の歌手がカヴァーしている「元気を出して」[1]「愛の讃歌」「青春の影」[2]などのスタンダード・ナンバーも収録している。
事前リクエストを募った際に1位になったとされる「つばさ」が収録された。この曲は、2005年11月に急逝した本田美奈子.のオリジナル楽曲(生前、岩崎と本田は親しい仲であった)。また、2007年4月にプラハのドボルザーク・ホールにて、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団との共演で録音されたアルバム『PRAHA』(2007年9月26日)にも収められている。
収録曲
[編集]- Sincerely 〜 Teach Me Tonight
- 「Sincerely」 作詞: Alan Freed、作曲: Harvey Fuqua
- 「Teach Me Tonight」 作詞・作曲: Sammy Cahn, Gene DePaul
- 今年の冬
- どうぞこのまま
- 作詞・作曲: 丸山圭子、編曲: 松本浩一・松本俊行
- 元気を出して
- 言葉にできない
- 作詞・作曲: 小田和正、編曲: 青柳誠
- 愛の讃歌
- 作詞: Édith Piaf、作曲: Marguerite Monnot、編曲: 大江千里
- 原曲: 「Hymne à l'amour」 日本語詞: 岩谷時子
- 砂に消えた涙
- 作詞: Alberto Testa、作曲: Piero Soffici、編曲: 古川昌義
- 原詩: 「Un Buco Nella Sabbia」 日本語詞: 漣健児
- 卒業写真
- 作詞・作曲: 荒井由実、編曲: 青柳誠
- 青春の影
- 作詞・作曲: 財津和夫、編曲: 青柳誠
- In My Life
- 作詞・作曲: John Lennon, Paul McCartney、編曲: スターダストレビュー
- 雪の華
- つばさ
- 作詞: 岩谷時子、作曲: 太田美知彦、編曲: 古川昌義
ゲスト
[編集]- Sincerely 〜 Teach Me Tonight - ヴォーカル: バリー・マニロウ
- 愛の讃歌 - ピアノ: 大江千里
- 卒業写真 - ヴォーカル: 岩崎良美
- In My Life - 演奏・ヴォーカル: スターダストレビュー
原曲
[編集]- Sincerely - アラン・フリードとハービー・フークワが手掛けた、1954年の楽曲。
- Teach Me Tonight - サミー・カーンとジーン・ド・ポールが手掛けた、1954年の楽曲。
- 今年の冬 - 槇原敬之の、1994年の楽曲。『PHARMACY』収録曲。高音サビが特徴のバラード。
- どうぞこのまま - 丸山圭子の、1976年の楽曲。松山千春もカヴァーしている(『再生』収録)。
- 元気を出して - 薬師丸ひろ子の、1984年の楽曲。竹内まりやがセルフカヴァーをしている。
- 言葉にできない - オフコースの、1982年の楽曲。小田和正がセルフカヴァーをしている。
- 愛の讃歌 - エディット・ピアフの、1950年の楽曲。日本では、越路吹雪や美輪明宏が異なる邦詞で歌っている。
- 砂に消えた涙 - ミーナ・マッツィーニの、1964年の楽曲。弘田三枝子等の他、竹内まりやもカヴァーしている。
- 卒業写真 - ハイ・ファイ・セットの、1975年の楽曲。荒井由実がアルバム『COBALT HOUR』にてセルフカバー。岩崎宏美のカバーアルバム『すみれ色の涙から…』収録とは別バージョン。
- 青春の影 - チューリップの、1974年の楽曲。CX系ドラマ『ひとつ屋根の下』挿入歌に使用された。
- In My Life - ビートルズの、1965年の楽曲。『ラバー・ソウル』収録。BEGINも独自の楽器「一五一会」でカヴァーした。
- 雪の華 - 中島美嘉の、2003年の楽曲。徳永英明・武田雅治ら男性にもカヴァーされている。
- つばさ - 本田美奈子の、1994年の楽曲。間奏部分のロング・トーンが特徴。
脚注
[編集]- ^ 2000年代では、工藤静香(『昭和の階段 Vol.1』)、島谷ひとみ(シングル)、徳永英明(『VOCALIST 3』)らがカヴァーした。
- ^ 2000年代では、福山雅治(『The Golden Oldies』)、つんく(『V3 〜青春カバー〜』) 、伴都美子(『VOICE 2 〜cover lovers rock〜』)らがカヴァーした。