Dear Friends IV
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『Dear Friends IV』 | ||||
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岩崎宏美 の カバー・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | インペリアルレコード | |||
チャート最高順位 | ||||
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岩崎宏美 アルバム 年表 | ||||
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『Dear Friends IV』(ディア・フレンズ フォー)は、岩崎宏美のカバー・アルバム。 2008年10月22日発売。発売元はインペリアルレコード。規格品番TECI-1232
解説
[編集]歌手・岩崎宏美の「Dear Friends」シリーズ第4弾となる、約2年ぶりのカバー・アルバム。本シリーズ恒例の、岩崎良美との姉妹デュエットは本作品でも収録されている。
多くの歌手にカバーされているスタンダード・ナンバー「夢で逢えたら」「上を向いて歩こう」が収録された。ほか、中島みゆきのカバーは、『Dear Friends』(2003年3月21日)の「時代」・『Dear Friends II』(2003年11月26日)の「恋文」に続き、3曲目となった。なお2005年3月24日には、初めて中島みゆきから提供を受けたオリジナル楽曲「ただ・愛のためにだけ」をシングルリリースしている[1]。
なお、「夢で逢えたら」はビクター所属だった1981年に発売したアルバムの『すみれ色の涙から…』に萩田光雄編曲で収録されており、本作でのカバーは2度目である。
本アルバムは「思秋期」を除いて他アーティストのカバー集であるが、前年の9月には、自身のオリジナル楽曲をチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏でセルフカバーした『PRAHA』(2007年9月27日)というアルバムが発表された[2]。本アルバム収録の「思秋期」は、再度プラハを訪れてドヴォルザーク・ホールで新録音されたバージョンで、『PRAHA』収録のものとアレンジは同一であるが、テンポはずっと遅くなっている。
収録曲
[編集]- 明日
- 作詞: 松井五郎、作曲: Andre Fagnon、編曲: 青柳誠
- 糸
- 夢で逢えたら
- 別れの予感
- 上を向いて歩こう
- 千の風になって
- 訳詩・作曲: 新井満、編曲: 青柳誠
- 原詩: 「Do not stand at my grave and weep」(作者不詳[3])
- 飾りじゃないのよ涙は
- 作詞・作曲: 井上陽水、編曲: 古川昌義
- 会いたい
- 作詞: 沢ちひろ、作曲: 財津和夫、編曲: 古川昌義
- フィーリング
- 作詞・作曲: Morris Albert、日本語詞: なかにし礼、編曲: 古川ヒロシ
- PRIDE
- 作詞・作曲: 布袋寅泰、編曲: 古川昌義
- 人生の贈り物〜他に望むものはない〜
- 作詞・作曲: さだまさし、編曲: 千住明
- 思秋期 (ボーナス・トラック)
ゲスト
[編集]原曲
[編集]- 明日 - 平原綾香の2004年の楽曲。CX系ドラマ『優しい時間』挿入歌となり、翌年リニューアルリリース。
- 糸 - 中島みゆきの1992年の楽曲。TBS系ドラマ『聖者の行進』主題歌になり、1998年にシングルカット。
- 夢で逢えたら - 吉田美奈子の1976年の楽曲。『FLAPPER』収録曲。カバーされる機会の多いスタンダード。
- 別れの予感 - テレサ・テンの1987年の楽曲。中森明菜もカバーしている(『-ZEROalbum- 歌姫2』収録)。
- 上を向いて歩こう - 坂本九の1961年の楽曲。NHK『夢であいましょう』から生まれたワールド・ワイドな曲。
- 千の風になって - 新井満の2001年の楽曲。秋川雅史版はオリコン1位となった。
- 飾りじゃないのよ涙は - 中森明菜の1984年の楽曲。井上陽水がセルフカバーをしている。
- 会いたい - 沢田知可子の1990年の楽曲。沢田は本楽曲で、第42回紅白に出演した。
- フィーリング - モーリス・アルバートの1977年の楽曲。ハイ・ファイ・セットのカバーは、同年の年間セールス第10位。
- PRIDE - 今井美樹の1996年の楽曲。CX系ドラマ『ドク』主題歌。第57回紅白で歌われた。
- 人生の贈り物〜他に望むものはない〜 - さだまさしの2004年の楽曲。
- 思秋期 - 岩崎自身の1977年の楽曲。プラハで録音された音源で、ボーナス・トラックとして収録。
脚注
[編集]- ^ 「ただ・愛のためにだけ」は、中島みゆきがアルバム『ララバイSINGER』(2006年)でセルフカバーをしている。岩崎と中島はレコード・デビューが同じ1975年である。
- ^ アルバム『PRAHA』を前後して、昭和時代に発表されたLPレコード全19タイトルと、ライブ・アルバムを収めたCD-BOX『ROYAL BOX 〜スーパー・ライブ・コレクション〜』(2007年12月27日)が、2008年には "益田宏美" 名義でリリースされた企画アルバム3枚をまとめた『「誕生」「家族」「きょうだい」BOX』(2008年6月25日)も発売された。また、妹・岩崎良美と共演したライヴを映像化した『岩崎宏美・岩崎良美 Precious Night』(演奏は神奈川フィルハーモニー管弦楽団、2008年9月24日)もリリースされている。
- ^ 「Do not stand at my grave and weep」の作者は、アメリカ人の主婦で2004年に逝去したメアリー・フライであるとも言われている。