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自動車ショー歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Drive Heartから転送)
「自動車ショー歌」
小林旭シングル
B面 ほら吹きマドロス
リリース
規格 シングルレコード
ジャンル 歌謡曲
レーベル 日本クラウン
作詞・作曲 星野哲郎叶弦大
小林旭 シングル 年表
知らん顔
(1964年)
宇宙旅行の渡り鳥
自動車ショー歌
(1964年)
歩道
スキー小唄
(1964年)
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自動車ショー歌(じどうしゃショーか)は、1964年昭和39年)に発表された小林旭の楽曲。1965年(昭和40年)製作の映画『投げたダイスが明日を呼ぶ』の挿入歌として使用された。歌詞中に駄洒落的に自動車の車種・メーカー名を盛り込んだ楽曲である。オリジナル盤のシングルB面には「ほら吹きマドロス」を収録する。

1965年5月時点で60万枚を売り上げている[1]

収録曲

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1964年盤(規格品番:CW-170)
  1. 自動車ショー歌
    作詞:星野哲郎、作曲:叶弦大、編曲:重松岩雄、演奏:宮間利之とニューハード・オーケストラ
  2. ほらふきマドロス
    作詞:南沢純三、作曲:叶弦大、編曲:重松岩雄、演奏:宮間利之とニューハード・オーケストラ
1972年盤(ベスト・カップル・シリーズ、規格品番:CW-5015)
  1. 自動車ショー歌
    作詞:星野哲郎、作曲:叶弦大、編曲:重松岩雄、演奏:宮間利之とニューハード
  2. グングン節
    作者不詳、補作詞:星野哲郎、採譜・編曲:叶弦大、演奏:クラウン・オーケストラ

登場車種・メーカー

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エピソード

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  • 下記の経緯からNHK民放連双方で放送禁止処分を受けた(後に解除)。[要出典]
    このため反体制イメージが学生運動家の間で定着し、アングラ・フォークの1曲として集会で合唱されることもあった。[要出典]
    • 会社名や商品名を連呼することから、NHKでも放送される機会は長らくなかった。1993年5月17日放送の『ふたりのビッグショー』に小林が出演した際、本曲をフルコーラス歌った。同番組では原則として歌唱される楽曲の歌詞を字幕スーパーで表示していたが、このときは歌詞字幕を表示しなかった。近年はNHKでも内規が緩和されたことから、2007年3月5日のNHK-FM『ミュージックプラザ』第2部ポップスの『小林旭特集』でフルコーラス放送されたほか、同年の『BSふれあいステージ』、2010年6月の『渋谷らいぶステージ』(BS2、BSハイビジョン、NHKワールドプレミアム)でも本曲を歌い、このときは歌詞字幕を通常表示した。[要出典]

本楽曲が登場する作品

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カバー

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リメイク・替え歌

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  • 1977年11月25日、所ジョージタバコを主題にした「タバコショウカ」をEPシングル『ムーン・ナイト・セレナーデ』のB面曲として発売した。楽曲自体は全くのオリジナル。同年12月には『現金に手を出せ!!』というLPアルバムにも収録された。
  • 1982年10月21日、陣内孝則が歌詞を変更した「陣内の自動車ショー歌」をEPシングルとして発売した。陣内のソロデビューシングルとされている。同年11月には『旋風児』というLPアルバムにも収録された。
  • 1983年徳久広司が野球選手版「自動車ショー歌」として[2]「恋のベースボール」を発売した[3]。楽曲自体は全くのオリジナル。
  • 1988年コロッケがシングル『故郷』のカップリング曲として「新自動車唱歌」(全て漢字、歌詞を変更)を発売した。
  • 1998年、嘉門達夫(嘉門タツオ)がサッカーを主題にした自動車ショー歌風の楽曲「ワールドカップだぜぃ!」を発売した[4]。楽曲自体は全くのオリジナル。
  • 2002年横浜銀蝿がシングル曲として「平成自動車SHOW歌」を発売[5]。楽曲自体は全くのオリジナル。
  • 2003年公開のアニメーション映画茄子 アンダルシアの夏』、2007年OVA続編『茄子 スーツケースの渡り鳥』では「自転車ショー歌」なる改作がテーマソングに用いられた。編曲と歌唱は忌野清志郎が手掛けている。歌詞は星野哲郎が新規に書き下ろした。
  • 2005年アサヒビールカクテルパートナーのCMで、小林旭本人が替え歌「カクパーショー歌」を歌った[6]

DOGGY BAG「新・自動車ショー歌」

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登場車種・メーカー

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Coba-U「Coba-UのDrive Heart」

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2011年、自動車メーカー8社による共同事業「Drive Japan」の応援ソングとして、レゲエシンガーCoba-Uが「Coba-UのDrive Heart」という題でリメイクした。

登場車種・メーカー

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脚注

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  1. ^ 「この1年に売れたレコード総まくり――各社別の売上げベスト10」『オール大衆』第18巻第10号、経済通信社、1965年5月15日、43頁、NDLJP:2247004/22 
  2. ^ 【発掘!流行り歌 徒然草】野球選手版「自動車ショー歌」 徳久広司「恋のベースボール」(1983年) (1/2ページ)、ZAKZAK、2016年12月13日。
  3. ^ 【発掘!流行り歌 徒然草】野球選手版「自動車ショー歌」 徳久広司「恋のベースボール」(1983年) (2/2ページ)、ZAKZAK、2016年12月13日。
  4. ^ 【嘉門タツオ】貴重映像!本人も忘れていたあんな歌こんな歌。(5m26s〜) - YouTube
  5. ^ 横浜銀蝿/平成自動車SHOW歌、タワーレコードオンライン - 2022年5月31日閲覧。
  6. ^ 小林旭が「自動車ショー歌」の替え歌を披露、2005年4月12日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
  7. ^ 新・自動車ショー歌/Blue : Doggy Bag、HMV&BOOKS online - 2022年6月1日閲覧。