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HOME (山崎まさよしのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『HOME』
山崎まさよしスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル ポリドール・レコード
プロデュース 中村キタロー
萩原健太
森川欣信
山崎将義
チャート最高順位
  • 4位(オリコン
  • 1997年度年間48位(オリコン)
ゴールドディスク
  • ダブル・プラチナ(日本レコード協会
  • 山崎まさよし アルバム 年表
    STEREO
    1996年
    HOME
    (1997年)
    STEREO 2
    (1997年)
    『HOME』収録のシングル
    テンプレートを表示

    HOME』(ホーム)は、山崎まさよし通算2枚目のオリジナルアルバム。1997年5月21日発売。発売元はポリドール・レコード

    解説

    [編集]

    デビュー作『アレルギーの特効薬』(1996年4月1日発売)リリース後、ミニアルバム『ステレオ』を経てリリースされた作品。SMAPがのちにカヴァーした「セロリ」や、映画主題歌にもなった「One more time, One more chance」などのヒット曲が収録されている。また、ライヴでの定番曲となったナンバーも多く収録されており、その中でも「Fat Mama」はライブで披露される機会が特に多い。そのほか、「ヤサ男の夢」と「昼休み」はメドレー形式で披露されることもある。

    発売当時のインタビューでは、「(詞が)内向的なものが多いかもしれない。」と語った[1]

    CDジャケットは、ファンクラブ会員が選ぶ「好きなジャケット写真~アルバム部門」の第5位に選ばれた[2]。 なお、2007年12月19日には、アナログ盤がボックス仕様でリリースされている。

    このアルバムを発売するにあたり、本作のプロデューサーの一人で、自身が所属するオフィスオーガスタの社長、森川欣信が、アルバムタイトルを「福耳」にしようとしたところ、山崎から反対されて現在のタイトルになったという[3]。「福耳」の名は、後にオフィスオーガスタのメンバーで構成される音楽ユニット「福耳」につながることになる。

    収録曲

    [編集]
    CD
    全作詞・作曲: 山崎将義。
    #タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
    1.「Fat Mama」山崎将義山崎将義萩原健太・山崎将義
    2.アドレナリン山崎将義山崎将義萩原健太・山崎将義
    3.セロリ -Album Version-」山崎将義山崎将義中村キタロー・山崎将義
    4.「ベンジャミン」山崎将義山崎将義山崎将義
    5.「スクリーミン '97」山崎将義山崎将義萩原健太・山崎将義
    6.「名前のない鳥」山崎将義山崎将義萩原健太・山崎将義
    7.「コペルニクスの卵」山崎将義山崎将義萩原健太・山崎将義
    8.「僕らの煩悩」山崎将義山崎将義中村キタロー・山崎将義
    9.「昼休み」山崎将義山崎将義萩原健太・山崎将義
    10.One more time, One more chance山崎将義山崎将義山崎将義・森川欣信森俊之
    11.「ヤサ男の夢」山崎将義山崎将義山崎将義
    12.「HOME」山崎将義山崎将義中村キタロー・山崎将義
    合計時間:

    楽曲解説

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    1. Fat Mama
    2. アドレナリン
    3. セロリ -Album Version-
    4. ベンジャミン
    5. スクリーミン '97
      • オリジナルアルバムでは唯一[4]のインストゥルメンタル曲。2005年9月に横浜赤レンガ倉庫広場で行われた野外ライヴ「Augusta Camp」の際には本曲の2005年バージョンである「スクリーミン'05」が披露された。どちらにも曲名の通り、山崎の叫びが入っている。
    6. 名前のない鳥
    7. コペルニクスの卵
    8. 僕らの煩悩
      • 「心拍数」と同じイントロが入っている。
    9. 昼休み
    10. One more time, One more chance
    11. ヤサ男の夢
    12. HOME

    演奏[5]

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    • 山崎まさよし
      • Vocal
      • Chorus (#2.3.7.8.9.11.12)
      • Blues Harp (#2.3.9.12)
      • Gibson J-45 (1957) (#1.2.3.5.6.7.8)
      • Epiphone Casino (#2.11)
      • Fender Stratocaster (#3)
      • Gibson L-0 (1937) (#4.8.11)
      • Fender Stratocaster (1956), YAMAHA Acoustic Guitar (#7)
      • Gibson Southern Jumbo (#9)
      • VG Prototype (#10)
      • Kazoo (#11)
      • Martin D-18, Telecaster (#12)
    • 江川ゲンタ
      • Drums (#1.2.5.7.9)
      • Percussion (#1.2.6.7.9)
    • 沢田浩史
      • Electric Bass (#1.2.7.9)
      • Guild Acoustic Bass (#5)
    • 稲葉政裕:Electric Guitar (#1)
    • Dr.kyOn
      • Hammond Organ (#1.2.7.9)
      • Mini Moog (#6)
      • Fender Rhodes (#7)
      • Acoustic Piano (#9)
    • 中村キタロー
      • Electric Bass, Programming (#3.8.11.12)
      • Acoustic Piano, Chorus (#12)
    • 山木秀夫:Drums (#3.10.11)
    • 柿崎洋一郎:KORG Prophecy (#8)
    • 美久月千晴:Electric Bass (#10)
    • 西川進:Electric Guitar (#10)
    • 森俊之:Wurlitzer, Keyboards (#10)
    • 加藤JOEグループ:Strings (#10.11)
    • 小田原豊:Drums, Chorus (#12)
    • 西海かおり:Chorus (#12)

    関連作品

    [編集]
    • BLUE PERIOD - ベストアルバム。「アドレナリン」「セロリ」「One more time, One more chance」収録。
    • ONE KNIGHT STANDS - ライブアルバム。「Fat mama」「セロリ」「名前のない鳥」「昼休み」「One more time, One more chance」「ヤサ男の夢」収録。
    • WITH STRINGS - ライブアルバム。「Fat mama」「名前のない鳥」「昼休み」「One more time, One more chance」「ヤサ男の夢」収録。
    • Transit Time - ライブアルバム。「ベンジャミン」収録。
    • The Road to YAMAZAKI 〜the BEST for beginners〜 - ベストアルバム。「セロリ」「ベンジャミン」「名前のない鳥」「One more time, One more chance」収録。

    関連項目

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    脚注

    [編集]
    1. ^ 「山崎まさよしBREaTH 特別号」(Sony Magazines Annex刊)より。
    2. ^ ファンクラブ「Boogie House」会報第127号より。
    3. ^ オフィスオーガスタのメンバーがラジオ出演時に語ったところによる。
    4. ^ ひとつの曲としてカウントされていない『アトリエ』(2003年6月25日発売)収録の「Corridor」を除く。
    5. ^ 歌詞カードのクレジットより記載