コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

IBCラジオ・チャリティ・ミュージックソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラジオ・チャリティ・ミュージックソン > IBCラジオ・チャリティ・ミュージックソン
IBCラジオ・チャリティ・ミュージックソン
愛称 ラジソン
ジャンル チャリティー番組
放送方式 生放送
放送時間 毎年12月24日12時00分-12月25日12時00分
放送局 IBC岩手放送
パーソナリティ 菊池幸見
テーマ曲 ソレアード(哀しみのソレアード)(ニニ・ロッソ[1]
公式サイト 公式サイト
特記事項:
11:59-12:00は「ラジソン1分前告知
テンプレートを表示

IBCラジオ・チャリティ・ミュージックソン』(アイ・ビー・シーラジオチャリティーミュージックソン)は、IBC岩手放送で毎年12月24日から12月25日にわたって放送されるチャリティーラジオ番組である。「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」の岩手ローカル版(企画ネット)である。

概要

[編集]

ニッポン放送をキーステーションに放送される「ミュージックソン」の企画ネット番組で、IBCでは1978年に放送を開始。コンセプトは共通しているが、番組ほぼ全編[2]をIBCが独自製作している。IBCの「冬の風物詩」として定着しており、ニッポン放送と異なり「ラジソン」を略称として用いている。

他の放送局同様、身体障害者への支援を目的とする「通りゃんせ基金」への募金を募っている。県内各地に、耳をモチーフとしたロゴマークの入った青い募金箱が置かれている。

例年、ネット局では(ニッポン放送を除き)トップレベルの募金額を集めており[3]、「音の出る信号機」設置などに役立てられている。2011年度以降は東日本大震災被災地支援も行われている。

出演者

[編集]

メインパーソナリティは2010年度以降、菊池幸見(IBCアナウンサー)が担当。近年はチャリティーランナー(メインゲスト)として村上弘明(俳優、陸前高田市出身)が招かれている。[4]

菊池以前は長らく大塚富夫(IBCアナウンサー、現在は嘱託)がメインパーソナリティを務めていた。社員として定年を迎えた後の2010年に、菊池にバトンタッチしたものの、現在もレポーターとして番組に参加している。

番組内容

[編集]

盛岡市のIBC本社1階ロビースタジオ(隣接するIBCホールも使用)を拠点に24時間前後放送。

リスナーからのメッセージを募集し、ロビースタジオで随時読み上げる。[5]

番組テーマソングにはニッポン放送と同じニニ・ロッソではあるが「夢のトランペット (Capricio romantico)」ではなく、「哀しみのソレアード (Soreado)」を用いていた。その後オープニングテーマは変更され、2023年からはエンディングで「夢のトランペット (Capricio romantico)」を流している。

ラジオカー「通りゃんせ号」にゲストやレポーター(アナウンサー等)が乗り込み、県内各地を行脚し、レポートを行う。また募金会場「愛の泉」が各地に設置される。ニッポン放送とのエール交換枠である「声の握手」では、本社スタジオの菊池と、通りゃんせ号に乗り込んだ村上がニッポン放送のパーソナリティやアナウンサー陣で掛け合うのだが、往々にして村上の語り掛けが長引くことが多い。

例年、IBCテレビの番組内(IBCニュースエコーじゃじゃじゃTV等)でロビースタジオからの生中継が行われるのが通例となっている。

脚注

[編集]
  1. ^ ニッポン放送は「夢のトランペット」。
  2. ^ オールナイトニッポン」(ニッポン放送)、「生島ヒロシのおはよう一直線」(TBSラジオ)など、ネット番組で中断の場合あり
  3. ^ 2010年度実績
  4. ^ 以前はあんべ光俊(歌手、釜石市出身)も毎年参加していたが、2011年に体調不良で欠席以降、出演していない。
  5. ^ パーソナリティとリスナーのコミュニケーションに主眼が置かれている。略称が「ミュージックソン」ではなく「ラジソン」なのはこのため。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]