Summer Trip
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(IS THIS TRAP?から転送)
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「Summer Trip」(サマー トリップ)は、日本の歌手・倖田來未の55枚目のシングル。2013年7月31日にrhythm zoneから発売された。
解説
[編集]前作「恋しくて」より約7か月ぶりとなるシングルで、「CD+DVD」「CDのみ」の2形態での発売となる。
「LALALALALA」「IS THIS TRAP?」「TOUCH DOWN」の3曲をイントロ・インタールード・アウトロで挟んだトリプルA面となっている。
コンセプト
[編集]今作のコンセプト・テーマは「熱気」「開放感」「エネルギッシュ」「最先端」で、ジャケット・アートワーク、ミュージックビデオ共に、アメリカ・ロサンゼルスにて撮影を決行。なおロスでの撮影は、2008年にリリースした「anytime」以来、約5年ぶりとなる[1]。
制作背景
[編集]本作について倖田は「夏シングルとしては、2006年の『4 hot wave』以来、7年振りの海外で、そして屋外での撮影でした。ジャケット写真では、“夏”がダイレクトに伝わるものにしたいと思い、LAという場所の開放感だったり、海の綺麗さだったり、ファッションもそこに合ったものをチョイスして撮影しました。体の露出が多い撮影だったので、この日に合わせてダイエットに追い込みをかけて頑張りました。」と語っている[1]。
楽曲解説
[編集]※インタルードは除く。
- LALALALALA
- 「一度、耳にしただけでみんなで口ずさめるようなメロディだったので、ライブでもみんなと一緒に盛り上がって、歌える曲にしたいなって思ったんです。例えイヤなことがあっても、みんなで<♪ラララララ>って歌えば前向きになれる、それが、私とみんなとの合言葉になればいいなって。下を向いているばかりだと間違った選択をしちゃうから、そういう時こそ明るい笑顔をイメージして、楽しんで歩いていって欲しいな」というメッセージ性が詰まった楽曲となっている[2]。
- MVは、ロスのヴェニスビーチで撮影を即行し、BEPやファーギーを手掛けているファティマに撮影を依頼。倖田は「現地のパフォーマーやスケーターのシーンをはじめ、ほとんどアドリブでやってるから、本当に皆が楽しんでるっていう絵になってて。私自身、すごく開放的で明るい気持ちになったし、撮影中もすごくHAPPYな気分でいっぱいで、きっとMVを観てくれた人も笑顔になれる映像に仕上がったんじゃないか」と語っている[2]。
- IS THIS TRAP?
- 最新のエレクトロ・ダンス・ミュージックをブレンドさせたナンバー[3]。
- 東京をイメージして制作。倖田は「私は、夢を叶えたいっていう一心で東京に出てきた。私は悪い方には染められなかったけど、東京はいいことも悪いことも最先端だから、例えば1つの出逢いが、いい罠なのか悪い罠なのを見極めて、自分で線引きをする必要があるなって感じてて。」「それでも、私にとっては、東京は夢を叶えた場所だし、田舎でレッスンに通いながらオーディションを受けているよりも近道だと思う。ポンと出来た人脈が急に仕事とつながる経験もしているし、夢を叶えるなら東京に出てきた方がいいな」と語っている[3]。
- TOUCH DOWN
- アルバム『JAPONESQUE』に収録の「Boom Boom Boys」、「V.I.P feat. T-PAIN」を提供したロス在住のドイツ人プロデューサー/ソングライターのトビー・ガッドによる楽曲で、兼ねてより2年くらい前から温めていたという[2]。
- 本曲について倖田は「耳障りを重視して書いたんですけど、目先のことではなく、もっともっと遠くのことを見ていこうって歌ってますね。英語のサビの部分は、本当は上ハモがメインなんだけど、私は低音が強いので、下ハモをメインに感じるくらいにあげてもらって」とし、「倖田來未の声質を生かした、クールな印象のミックスをしてもらいました。この楽曲もファティマに撮ってもらったんですが、白ホリのスタジオで私をクローズアップした映像のシンプルさが新鮮。『LALALALALA』と『TOUCH DOWN』はメイク以外、すべて現地のスタッフだったこともあり、みんなで一緒に作りあげた感の強い作品」と語っている[2]。
収録曲
[編集]CD
[編集]- Radio Show Start 〜LALALALALA〜[Intro] - [1:00]
- インスト
- LALALALALA - [3:36]
- 作詞:Kumi Koda
作曲:Figge Bostrom, Anna Engh
編曲:Shinjiro Inoue
- 作詞:Kumi Koda
- Show Time 〜IS THIS TRAP?〜[Interlude] - [1:00]
- インスト
- IS THIS TRAP? - [3:52]
- 作詞:Kumi Koda
作曲:T-SK, HENRIK Nordenback, Christian Fast
- 作詞:Kumi Koda
- Show Time 〜TOUCH DOWN〜[Interlude] - [1:19]
- インスト
- TOUCH DOWN - [3:43]
- 作詞・作曲:Kumi Koda, Toby Gad, Joanna Levesque
編曲:Toby Gad
- 作詞・作曲:Kumi Koda, Toby Gad, Joanna Levesque
- Radio Show End[Outro] - [0:59]
- インスト
DVD
[編集]収録アルバム
[編集]- LALALALALA
- IS THIS TRAP?
- 『MY NAME IS...』(ファンクラブ限定盤)
- 『BEST 〜2000-2020〜』(ファンクラブ限定盤)
- TOUCH DOWN
- 『Bon Voyage』
- 『SUMMER of LOVE』
- 『BEST 〜2000-2020〜』(ファンクラブ限定盤)
収録ライブ映像
[編集]- LALALALALA
- IS THIS TRAP?
- 『KODA KUMI LIVE TOUR 2013 〜JAPONESQUE〜』
- 『Koda Kumi Hall Tour 2014 〜Bon Voyage〜』
- 『Koda Kumi 15th Anniversary First Class 2nd LIMITED LIVE at STUDIO COAST』(WALK OF MY LIFE、ファンクラブ限定盤)
- 『Koda Kumi 15th Anniversary Premium Live』(WINTER of LOVE、ファンクラブ限定盤)
- 『KODA KUMI LIVE TOUR 2018 -DNA-』(メドレー)
- 『KODA KUMI 20th ANNIVERSARY TOUR 2020 MY NAME IS...』(メドレー)
- TOUCH DOWN
- 『Koda Kumi Hall Tour 2014 〜Bon Voyage〜』
- 『KODA KUMI 15th Anniversary LIVE The Artist』
脚注
[編集]- ^ 「倖田組」・「playroom」(ファンクラブ)限定盤のみでの販売。
- ^ a b “倖田來未、約2年振りサマーシングル「Summer Trip」でしなやかな美ボディを惜しげもなく披露。”. ジャパンネットワーク株式会社. BARKS (2013年6月20日). 2021年1月9日閲覧。
- ^ a b c d “アルバム『Bon Voyage』で旅する新しいビート、新しいサウンド、新しいリリックへの刺激的な挑戦!!”. うたまっぷNEWS (2014年2月26日). 2020年10月17日閲覧。
- ^ a b “約2年ぶりの豪華3曲入りサマーシングル!!「Summer Trip」”. うたまっぷNEWS (2013年7月21日). 2021年1月9日閲覧。