コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

愛のうた (倖田來未の曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「愛のうた」
倖田來未シングル
初出アルバム『Kingdom
B面 Come Over
リリース
規格 マキシシングル
録音 2007年
ジャンル J-POP
時間
レーベル rhythm zone
作詞・作曲 Kumi Koda(作詞)
Kosuke Morimoto(作詞・作曲 #1)
Miki Watanabe(作曲 #2)
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間2位オリコン
  • 2007年9月度月間9位(オリコン)
  • 2007年度年間62位(オリコン)
  • 登場回数22回(オリコン)
  • 倖田來未 シングル 年表
    FREAKY
    (2007年)
    愛のうた
    (2007年)
    LAST ANGEL
    (2007年)
    Kingdom 収録曲
    秘密
    (4)
    愛のうた
    (5)
    anytime
    (6)
    ミュージックビデオ
    「愛のうた」 - YouTube
    テンプレートを表示

    愛のうた」(あいのうた)は、倖田來未の37枚目のシングル2007年9月12日rhythm zoneから発売された。

    解説

    [編集]

    CDのみ」「CD+DVD」の2形態で発売、ジャケットもそれぞれ異なっている。なお、初回盤にはボーナス・トラックとして「愛のうた(URBAN KISS Ver.)」が収録されている。キャッチコピーは「もしひとつだけ願いが叶うとしたら・・・あなたは何を願いますか?」。

    メディアでの使用

    [編集]

    同日に実妹のmisonoも新曲「挫折地点」を発売し、姉妹そろっての初のCDリリースとなった。この楽曲で、レコード大賞3年連続金賞受賞を果たし、「第58回NHK紅白歌合戦」においても当楽曲を披露した。

    2020年12月31日に日本テレビで放送されたダウンタウンのガキの使いやあらへんで!の年末特番『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!』のエンディングで、倖田來未本人が本企画の内容に沿った替え歌でリテイクした。

    音楽性とイメージ、制作背景

    [編集]

    女性目線からみた恋愛などを気持ちにし、ストレートに描いたバラードとなっており、現時点では、彼女の代表する楽曲の1つとして挙げられている。

    「愛のうた」について、インタビューで『実はこの曲の歌詞は休日に女友達と訪れた湯河原の温泉宿で書き上げてるんですよ(笑)。その日は“鎌倉にでも行くか”って海沿いを走るうちに“温泉に行っちゃう?”ってノリだけで行ってしまったんですけど。ドライブ中の会話から、どんどんイメージがふくらんでいって。宿について、浴衣に着替えて、バーッと書き上げました(笑)。』と本人が語った[1]。また、本楽曲が発売される当初は、別の曲がレコーディングされており、トラックのミックスが成される日に滑り込む形で本楽曲のデモテープが届いたのだと言い、これを聞いた倖田が「絶対、これだ。」と思い、スタッフに直談判して急遽、この楽曲をレコーディングし直して仕上げたのだと言う[2]

    コーラスが一切なく、彼女の歌声一本となっている[3]PVでは、“優しい言葉で騙してほしい”と願いながらも、最終的には別れを告げられてしまう女性を描いた内容となっている[4]

    また、本作の制作を切っ掛けに自身の歌詞の世界観が大きく変化していったと言い、「これまで私の恋愛観は、人に与えてもらう、求めるみたいな心境が強かったんですが、この曲を通して愛は与えられるものじゃなく、自ら与えるものなんだ、と思えるようになっていって、お互いが与え合うことで、自分本意な恋愛にならないし、恋人だけじゃなくて、家族や友人であっても、相手を思いやれるような愛を与えられるようになれたら、全ての人と人との間に対する愛にも繋がっていけるんだなって思えるようになったんです。そんな愛をこれからも歌えるようになりたいなと思いましたね。」と語っている[4]

    この楽曲の作成のきっかけは、彼女の友人、ファンからの恋愛相談から生まれたもので、自分には経験のないグレーゾーンを題材にしたものである。なお、曲名の「愛のうた」は、「夢のうた」で2006年の第48回日本レコード大賞受賞を逃したことへのリベンジの意味を持たせて似せているという[5]

    収録曲

    [編集]

    CD

    [編集]

    初回限定盤

    [編集]
    1. 愛のうた [4:51]
      作詞:Kumi Koda、Kousuke Morimoto
      作曲:Kousuke Morimoto
      編曲Tomoji Sogawa
    2. Come Over [3:38]
      作詞:Kumi Koda
      作曲・編曲:Miki Watanabe
      このシングルのCMでは彼女自身がナレーションを担当した。
    3. 愛のうた "URBAN KISS Version" (Bonus Track)
    4. 愛のうた "Instrumental"
    5. Come Over "Instrumental"

    通常盤

    [編集]
    1. 愛のうた
    2. Come Over
    3. 愛のうた "Instrumental"
    4. Come Over "Instrumental"

    DVD

    [編集]
    1. Play 愛のうた (Music video)
    2. 愛のうた (Making video)

    タイアップ

    [編集]

    収録アルバム

    [編集]

    収録ライブ映像

    [編集]

    カバー

    [編集]

    脚注

    [編集]
    1. ^ MUSIC FAIR(2017年3月11日放送)にて。
    2. ^ 倖田來未が明かす、「愛のうた」誕生秘話” (2018年7月7日). 2020年3月13日閲覧。
    3. ^ 倖田來未 秋のツアー前にバラード・シングル「愛のうた」が到着!”. musico. goo. 2008年4月28日02:17閲覧。
    4. ^ a b 倖田來未 ニューアルバム「Kingdom」大特集”. 2008年2月1日閲覧。
    5. ^ 倖田來未『“また一歩大人になった”倖田流の愛のカタチ!』”. ORICON STYLE. オリコン. 2007年9月12日20:05閲覧。