そばにいるね (青山テルマの曲)
「そばにいるね」 | ||||
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青山テルマ feat.SoulJa の シングル | ||||
初出アルバム『DIARY』 | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | NAYUTAWAVE RECORDS | |||
ゴールドディスク | ||||
チャート最高順位 | ||||
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青山テルマ feat.SoulJa シングル 年表 | ||||
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「そばにいるね」は、青山テルマ feat.SoulJaのシングル。2008年1月23日発売。発売元はユニバーサルミュージック。
解説
[編集]青山テルマとしては2作目となるシングル。
一部の報道によると、SoulJa(ソルジャ)とテルマが共通の友人を介して知り合い、カラオケボックスでSoulJaがテルマの歌声を気に入り、「ここにいるよ」が作られ、テルマが参加したお礼にSoulJaが「そばにいるね」に参加したというが、真相は公表されていない。
2007年12月7日に着うたでのダウンロード配信で先行発売。2008年1月23日に着うたフルとシングルCDで発売[1]。当初、CDは2008年1月30日発売の予定であったが、発売の約1か月前に1週間早まることが決定した。
シングルCDは55万枚[1]、配信は計850万ダウンロードを記録[2]。『COUNT DOWN TV』では、月間着うたランキング2月から4月まで3か月連続1位となっている。
前年9月に発売され、ロングヒットを記録した「ここにいるよ feat.青山テルマ」へのアンサーソング。前作はSoulJaの作品に共作名義で参加した形だが、続編となる今作はクレジットを逆転させての発売となった。クレジットが入れ替わっているように、本作は「ここにいるよ」とは対照的に女性目線での歌詞となっており、歌唱においてもメインパートを担当している。
また、前作ではシングルのタイトルに共作名義を冠していたが、本作ではシングル作の歌手クレジットが共作となっており、若干扱いが異なる。
本作品は、川添象郎プロデュース、佐藤博編曲およびサウンド・プロデュースである。佐藤のプライベートスタジオであるStudio SARA(クレジットではSARA MUSIC STUDIOと表記されている)にて佐藤の手によりTrack Making、Engineering、Mixing & Masteringが2007年11月に行われた。また、佐藤は演奏面でも、Keyboard & Rhythm Programing, Synth Bassを担当している。
オリコンシングルチャートでは、登場第1週目で、「ここにいるよ」の最高位であった6位を上回る初登場3位を記録。登場2週目には、発売週とほぼ同じ枚数を売り上げ、アルバム含め初のオリコンチャート1位を獲得した。オリコンの発表では、アンサーソングによるチャート1位は史上初の快挙としている[3]。また、6月20日付のオリコン上半期ランキングで、売り上げ1位を記録。女性ボーカルの作品としての上半期1位は、2002年の宇多田ヒカルの「traveling」以来、6年ぶりの結果となり、また、コラボ作品の上半期としての1位は、1995年のH Jungle With tの「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント」以来、13年ぶり史上2作目となった[4]。
着うたフルで史上初のダウンロード数200万件突破を達成。それを受けて2008年9月、「日本で最も売れたダウンロード・シングル」としてギネス世界記録に認定された[5]。日本レコード協会の集計では、着うたフル+インターネット(スマホ含む)のフル配信合算での300万ダウンロードを、国内音楽史上初めて達成した。[6]。2017年時点で、ダウンロードを含め920万ユニットで「日本で最も売れたシングル」としてギネス世界記録に認定されている[7]。
この曲で『第59回NHK紅白歌合戦』に出場した。
2008年10月29日発売のコンピレーション・アルバム『.LOVE』にも収録されている。
表題曲は、2008年度の日本音楽著作権協会(JASRAC)の著作権使用料分配額(国内作品)ランキングで年間1位を獲得した[8]。
2019年10月7日~10月13日放送のKBS京都「京都・時の証言者」で2008年のBGMとして使用。
収録曲
[編集]- そばにいるね
- (作詞:SoulJa / 青山テルマ 作曲:SoulJa 編曲:佐藤博 SoulJa)
- 「ここにいるよ feat.青山テルマ」へのアンサーソング。歌詞やメロディがアレンジされ別の曲として仕上がっているが、曲中には「ここにいるよ」と全く同じメロディが挿入されている。NTT DoCoMoの2008年春季キャンペーンソング。
- My dear friend
- This Day feat.童子-T
- (作詞:童子-T / 青山テルマ 作曲・編曲:813)
カバー
[編集]- 2008年9月3日、スライ&ロビー(曲名を「HURRY HOME」に変えて、アルバム『AMAZING』に収録、英語でのカバー)
- 2008年12月19日、台湾のアーティスト「大嘴巴 (DA Mouth)」(中国語バージョン『永遠在身邊』を、アルバム《王元口力口》の台湾盤に収録)[9]。
- 2009年3月25日、三浦あずさ(たかはし智秋)(『THE IDOLM@STER RADIO 歌道場』に収録)
- 2009年6月6日、 Snuffのダンカン・レッドモンズ (アルバム『Up And At 'Em』に収録)
- 2010年8月4日、cargo×seira(アルバム『FLOWER SHOWER』に収録、英語でのカバー)
- 2011年10月5日、Soul Tribe Project(アルバム『We Love J-POP Flavor』に収録、英語でのカバー)
- 2012年2月8日、Namy(アルバム『J Soul Lounge Love Song』に収録、英語でのカバー)
その他
[編集]2008年6月18日に発売された、Souljaのアルバム『SPIRITS:X'tented』の2曲目に、青山テルマ feat.SoulJaのシングル「そばにいるね」のセルフカバー「そばにいるねSoulJa×Yukie」が収録されている。こちらは、WordsとMusicをSoulJaが、Arrangementを佐藤博が担当している。
脚注
[編集]- ^ a b 『日経トレンディ』2009年6月号、136頁。
- ^ 「そばにいるね」が配信850万DL、青山テルマが3大発表[リンク切れ]、MSNミュージック、2008年11月11日。
- ^ 青山テルマ、史上初のアンサーソングで1位獲得
- ^ “青山テルマが上半期シングル制覇!13年ぶり史上2作目の快挙も”. ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2008年6月20日) 2022年2月10日閲覧。
- ^ 青山テルマ×SoulJa「そばにいるね」がギネス認定・ギネス認定書[リンク切れ]、ナタリー
- ^ https://web.archive.org/web/20140420031135/http://www.riaj.or.jp/data/others/chart/w140418.html
- ^ 『ギネス世界記録2018(日本語版)』クレイグ・グレンディ(編)、角川アスキー総合研究所、2017年、179頁。ISBN 978-4-04-899609-9。
- ^ 2009年 国内作品分配額ベスト10(金・銀・銅賞関連)、日本音楽著作権協会、2009年。
- ^ 大嘴巴發新專輯 「王元口力口」耍神秘