JOEPO〜1981KHz
『JOEPO〜1981KHz』 | ||||
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EPO の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | ||||
ジャンル | ||||
時間 | ||||
レーベル | RCA ⁄ RVC | |||
プロデュース | 宮田茂樹 | |||
チャート最高順位 | ||||
EPO アルバム 年表 | ||||
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『JOEPO〜1981KHz』(ジェイ・オー・イー・ピー・オー いちきゅうはちいち キロヘルツ)は、EPOの1枚目のミニ・アルバム。1981年9月21日発売。発売元はRCA ⁄ RVC。
概要・制作
[編集]架空のラジオ局 "JOEPO"(ジェイ・オー・イー・ピー・オー)をコンセプトとして、一つのラジオ番組を作るというイメージでジングルや1分足らずの短い曲を織り交ぜながら構成された企画ミニ・アルバム。当時、EPOの歌声はTV-CMやラジオのジングル、他のアーティストのコーラスなどで頻繁に流れており、本作はそれらを発展させる形で制作された作品である[3]。プロデュースは宮田茂樹。編曲はJOEPO BAND[注釈 1]を中心として、清水信之、大村憲司らが手掛けている。また、前作『GOODIES』に続き山下達郎が作曲・編曲で参加している。
2枚目のシングル「Park Ave.1981」のB面曲「ポップ・ミュージック 2nd.」を収録。M-3「身代りのバディー」は、後に3枚目のシングル「Girl in me」のB面曲としてリカットされた。M-4「真夜中にベルが2度鳴って」は、山下のアルバム『MOONGLOW』レコーディング時の未使用曲にEPOが詞を付けたもの。コーラスには大貫妙子、竹内まりやのほか、新たに吉田美奈子を迎えている。
EPOは本作の制作エピソードを「深夜ラジオ世代のEPO。得意のコーラスを駆使した番組サウンドステッカーを、全国のAM・FM局にプレゼントしたことがありました。その時のコンセプトを元に作ったこのアルバムは、全体がひとつの放送局の番組仕立てになっています。」と残している[4]。
収録曲
[編集]LP・CT
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「JOEPO」 | JOEPO BAND | JOEPO BAND | JOEPO BAND | |
2. | 「National Album Count Down〜This Week No.1!」 | JOEPO BAND | |||
3. | 「身代りのバディー」 | EPO | EPO | 山下達郎 乾裕樹(ストリングス編曲) | |
4. | 「真夜中にベルが2度鳴って」 | EPO | 山下達郎 | 山下達郎 | |
5. | 「See You Next Side Again」 | EPO・Peter Schwaltz | Peter Schwaltz | Peter Schwaltz | |
合計時間: |
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「ポップ・ミュージック 2nd.[注釈 2]」 | EPO | EPO | 清水信之 EPO(ボーカル・アレンジ) | |
2. | 「JOEPO -安易テクノポップの巻-」 | EPO | |||
3. | 「エスケイプ」 | EPO | EPO | 大村憲司 | |
4. | 「逆さ時計が欲しい」 | 有川正沙子 | EPO | 清水信之 | |
5. | 「DOO WAK DOO」 | JOEPO BAND | JOEPO BAND | JOEPO BAND | |
合計時間: |
CD・Blu-spec CD2
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「JOEPO」 | JOEPO BAND | JOEPO BAND | JOEPO BAND | |
2. | 「National Album Count Down〜This Week No.1!」 | JOEPO BAND | |||
3. | 「身代りのバディー」 | EPO | EPO | 山下達郎 乾裕樹(ストリングス編曲) | |
4. | 「真夜中にベルが2度鳴って」 | EPO | 山下達郎 | 山下達郎 | |
5. | 「See You Next Side Again」 | EPO・Peter Schwaltz | Peter Schwaltz | Peter Schwaltz | |
6. | 「ポップ・ミュージック 2nd.」 | EPO | EPO | 清水信之 EPO(ボーカル・アレンジ) | |
7. | 「JOEPO -安易テクノポップの巻-」 | EPO | |||
8. | 「エスケイプ」 | EPO | EPO | 大村憲司 | |
9. | 「逆さ時計が欲しい」 | 有川正沙子 | EPO | 清水信之 | |
10. | 「DOO WAK DOO」 | JOEPO BAND | JOEPO BAND | JOEPO BAND | |
合計時間: |
参加ミュージシャン
[編集]〈アルバムのライナーノーツより〉
- Arranger:山下達郎、大村憲司、清水信之
- Drums:青山純、村上秀一、上原裕、島村英二、Robert Brill
- Bass:伊藤広規、田中章弘、中村裕二
- Guitar:大村憲司、山下達郎、村松邦男、今剛
- Keyboard:清水信之、山下達郎、乾裕樹、難波弘之
- Percussion:浜口茂外也
- Background Vocal:epo、山下達郎、宮田茂樹、大貫妙子、竹内まりや、吉田美奈子、JOEPO FELLOWS
発売履歴
[編集]発売日 | レーベル | 規格 | 規格品番 | 備考 |
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1981年9月21日 | RCA / RVC | LPレコード | RHL-4501[5] | |
カセット | RHT-4501 | |||
1990年11月21日 | BMGビクター | CD | BVCR-5015[6] | 初CD化 |
1999年6月23日 | BMGジャパン | BVCK-38006[7] | RCA名盤選書 | |
2007年4月25日 | Sony Music | BVCK-17003[8] | 紙ジャケット仕様 | |
2015年4月8日 | Blu-spec CD2 | MHC7-30026[9] | タワーレコード限定販売[1] | |
2020年9月9日 | 音楽配信[10] |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m “EPO/う・わ・さ・に・な・り・た・い<タワーレコード限定>”. tower.jp. 2022年9月9日閲覧。
- ^ オリコン 2006, p. 103
- ^ アルバムのライナーノーツより。
- ^ EPOオフィシャルサイト eponica.netより。
- ^ “Epo (2) – Joepo〜1981Khz”. Discogs. 2022年9月3日閲覧。
- ^ “エポ – Joepo〜1981Khz”. Discogs. 2022年9月3日閲覧。
- ^ “EPO / JOEPO〜1981KHz [再発]”. CDJournal. 2022年9月3日閲覧。
- ^ “JOEPO 〜1981KHz”. Sony Music Shop. 2022年9月3日閲覧。
- ^ “JOEPO〜1981KHz”. Sony Music Shop. 2022年9月3日閲覧。
- ^ “EPO”. MUSIC GUIDE情報局. 2022年9月2日閲覧。
参考資料
[編集]- オリコン『ALBUM CHART-BOOK COMPLETE EDITION 1970-2005』オリコン・マーケティング・プロモーション、2006年4月。ISBN 978-4-87131-077-2。
外部リンク
[編集]- JOEPO〜1981KHz – EPOオフィシャルサイト eponica.net
- ALBUM JOEPO〜1981KHz – Sony Music Entertainment
- ALBUM JOEPO〜1981KHz – 記憶の記録 LIBRARY