JT (アルバム)
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『JT』 | ||||
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ジェームス・テイラー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
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ジャンル | ソフトロック | |||
時間 | ||||
レーベル | コロムビア/ソニー・レガシー | |||
プロデュース | ピーター・アッシャー | |||
ジェームス・テイラー アルバム 年表 | ||||
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『JT』収録のシングル | ||||
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専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
オールミュージック | [1] |
en:Encyclopedia of Popular MusiEncyclopedia of Popular Music | [2] |
ローリング・ストーン | (favorable)[3] |
Christgau's Record Guide | B[4] |
MusicHound | 3.5/5[5] |
The Rolling Stone Album Guide | [6] |
『JT』(JT)はアメリカのシンガー・ソングライター、ジェームス・テイラーの8枚目のスタジオ・アルバム。1977年6月22日にリリースされ、ジミー・ジョーンズの曲のカバーで、Billboard Hot 100で最高4位に達し、アダルト・コンテンポラリー・チャートでトップを獲得した「ハンディ・マン」と、最高20位に達した「きみの笑顔」の2枚のヒットシングルが生み出された。このアルバムにはさらにテイラーの当時の妻だったカーリー・サイモンが参加した、テイラーの定番曲「人生の秘密」と「テラ・ノヴァ」も収録されている。
第20回グラミー賞で、テイラーは「ハンディ・マン」のカバーで最優秀男性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞を受賞した。アルバム『JT』自体も最優秀アルバム賞にノミネートされたが、フリートウッド・マックの『噂』に敗れた。
『JT』は『マッド・スライド・スリム』以来、もっともチャートで上位に上がったアルバムであり、アメリカ国内で350万枚を売り上げてテイラーの最も売れたスタジオアルバムとなった。
収録曲
[編集]特記あるものを除き全曲ジェームス・テイラーの作詞作曲[7]
サイド1
- 「きみの笑顔」"Your Smiling Face" – 2:50
- 「ゼア・ウィ・アー」"There We Are" – 3:02
- 「ハニー・ドント・リーヴ・L.A."Honey Don't Leave L.A." (ダニー・コーチマー) – 3:05
- 「悲しい朝」"Another Grey Morning" – 2:44
- 「バーテンダーズ・ブルース」"Bartender's Blues" – 4:12
- 「人生の秘密」"Secret O' Life" – 3:34
サイド2
- 「ハンディ・マン」"Handy Man" (オーティス・ブラックウェル、ジミー・ジョーンズ) – 3:17
- 「嘘をついただけ」"I Was Only Telling a Lie" – 3:24
- 「愛をさがしてブロードウェイ」"Looking for Love on Broadway" – 2:23
- 「テラ・ノヴァ」"Terra Nova" (テイラー、カーリー・サイモン) – 4:32
- 「トラフィック・ジャム」"Traffic Jam" – 1:58
- 「ハートを隠せば」"If I Keep My Heart Out of Sight" – 3:01
パーソネル
[編集]- ジェームス・テイラー – アコースティックギター、リードおよびバッキング・ボーカル
- ダニー・コーチマー – ギター
- ダン・ダグモア – スティール・ギター (2, 5)
- クラレンス・マクドナルド – キーボード(ドクター・クラレンス・マクドナルド名義)
- リーランド・スカラー – ベースギター
- ラス・カンケル – ドラムス、カスタネット(7)、ウッドブロック(9)、タンバリン(10)、手拍子(10)
- ピーター・アッシャー – カウベル(3)、カスタネット(7)、カバサ(7, 9)、ウッドブロック(9)、タンバリン(10)、手拍子(10)
- デヴィッド・サンボーン – サクソフォン(3)
- レッド・カレンダー – チューバ(10)
- デヴィッド・キャンベル – 弦楽編曲および式(1, 5)、ヴィオラ(2)
- リンダ・ロンシュタット – ハーモニー・ボーカル(5)
- リア・カンケル – バッキング・ボーカル(7)
- カーリー・サイモン – ハーモニー・ボーカル(10)
製作
[編集]- プロデューサー – ピーター・アッシャー
- 録音およびミキシング - ヴァル・ギャレイ、ザ・サウンド・ファクトリー(カリフォルニア州ロサンゼルス)にて
- マスタリング - ダグ・サックス、マスタリング・ラボ(カリフォルニア州ハリウッド)にて
- 美術監督およびデザイン – ジョン・コッシュ
- フロント・カバーおよびスリーブ写真 – デヴィッド・アレクサンダー
- バック・カバーおよび内側の写真 – ジム・シーア
脚注
[編集]- ^ Ruhlmann, William. “Allmusic review”. Allmusic.com. 2012年7月31日閲覧。
- ^ Larkin, Colin (2007). Encyclopedia of Popular Music (4th ed.). Oxford University Press. ISBN 978-0195313734
- ^ “Rolling Stone review”. 29 March 2010時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月12日閲覧。
- ^ Christgau, Robert (1981). “Consumer Guide '70s: T”. Christgau's Record Guide: Rock Albums of the Seventies. Ticknor & Fields. ISBN 089919026X March 15, 2019閲覧。
- ^ Graff, Gary; Durchholz, Daniel (eds) (1999). MusicHound Rock: The Essential Album Guide. Farmington Hills, MI: Visible Ink Press. p. 1125. ISBN 1-57859-061-2
- ^ “James Taylor: Album Guide”. rollingstone.com. January 5, 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。October 27, 2015閲覧。
- ^ “Amazon.com: JT: James Taylor: Music”. Amazon.com. 2009年12月6日閲覧。