JotSpot
JotSpot (じょっとすぽっと)は、エンタープライズソーシャルソフトウェアを作成する会社である。製品のターゲットは、主に中小企業向けのビジネスである。会社は、Exciteの共同設立者であるJoe KrausとGraham Spencerによって設立された。
JotSpotのビジネス顧客には、Whole Foods、eBay、シマンテック、 インテルが含まれる[1]。
歴史
[編集]2006年2月、JotSpotは、Business 2.0 Next Net 25[2]の一部として名付けられた。2006年3月には、InfoWorldの15 Start-ups to Watchとして表彰された[3]。
2006年10月、JotSpotは、Googleに買収された[4]。それまで、極小量のデータしか無償で利用できなかったものが、全てのサービスで無償になった。Googleによる買収直後は、ユーザーの新規アカウント登録を停止した。
アプリケーション
[編集]JotSpotのウィキは、ウィキ内のお互いのページに電子メールを送ったり、WYSIWYGで編集できたり、スプレッドシートを埋めこんだりできる。
基本的なウィキの製品の他に、JotSpotはJotSpot Family Site、Class Reunion Planner、JotSpot Trackerといったアプリケーションを開発している。
といった機能を利用できる。
それぞれが、共有に関する設定を持つ。
各ページからは、フィードが配信され、権限がある場合は、そこから、データの更新が確認できる。また、各ページをXMLで書き出す機能があり、これを利用して他のアプリケーションでデータを編集することもできる。
利用方法
[編集]登録すると、「(ユーザー名).jotspot.com」といったアドレスがあたえられ、そこから各サービスを利用できるようになる。管理者は、その中でユーザーの管理、ウィキの設定、アプリケーションの導入などを管理する。管理者は、サイドバーに一覧できるリンクを設定したり、タイトル、デザインを変更したりできる。
各ユーザーは、グループにわけられて管理され、権限が管理される。ユーザーは、それぞれの設定に従って、編集できるデータが制限されるが、一般に開放した場合は、だれでもそのウィキページを作成、編集できる。
脚注
[編集]- ^ JotSpot Customers - JotSpot
- ^ Next Net 25
- ^ 15 Start-ups to Watch
- ^ Spot on - Google Blog, November 1st 2006
外部リンク
[編集]- JotSpot Wiki JotSpot hosting not open to new accounts but you can test drive a JotSpot wiki at http://inetgroup.jot.com which will give you an idea of JotSpot integrates with many different applications that Google has acquired.
- Joe Kraus
- Interview with Joe Kraus, JotSpot Co-Founder