Nexus 6
正面から見たNexus 6 | |
コードネーム | Shamu |
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開発者 | Google, モトローラ・モビリティ |
製造者 | モトローラ・モビリティ |
シリーズ | Google Nexus |
通信方式 |
2G/3G/4G LTE GSM: 850/900/1800/1900 MHz Model XT1103 (アメリカ): CDMAバンドクラス: 0/1/10 W-CDMAバンド: 1/2/4/5/8 LTEバンド: 2/3/4/5/7/12/13/17/25/26/29/41 CA DLバンド: B2-B13, B2-B17, B2-29, B4-B5, B4-B13, B4-B17, B4-B29 Model XT1100 (グローバル): W-CDMAバンド: 1/2/4/5/6/8/9/19 LTEバンド: 1/3/5/7/8/9/19/20/28/41 CA DLバンド: B3-B5, B3-B8 |
販売開始日 |
2014年11月 2014年12月11日(日本) |
販売終了日 |
2015年12月 2017年10月(セキュリティアップデートの終了)[1] |
先代機 | Nexus 5 |
関連機種 | Moto X(2代目), Nexus 9 |
フォームファクタ | スマートフォン(ファブレット) |
形状 | スレート型 |
サイズ |
高さ 159.26 mm (6.270 in) 横幅 82.98 mm (3.267 in) 厚さ 3.8 mm (0.15 in) – 10.06 mm (0.396 in)(丸みあり) |
重量 | 184 g (6.5 oz) |
OS | Android 5.0→6.0→7.0 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 805 クアッドコア 2.7GHz |
GPU | Adreno 420 |
メインメモリ | 3GB LPDDR3 |
ストレージ | 32GB, 64GB |
メモリーカード | なし |
バッテリー | 3.8V 12.2Wh (3,220mAh),[2] Qiワイヤレス給電, 急速充電 |
入力方式 | マルチタッチ 静電容量方式タッチスクリーン |
ディスプレイ | 5.96-インチ (151 mm) 16:9 アスペクト比, 493ppi 2560x1440(WQHD), PenTile RGBG AMOLED, 耐傷性Gorilla Glass 3[3] |
背面カメラ | ソニー IMX214 Exmor R CMOS[2] 1300万画素, 手ぶれ補正, f/2.0, 2基の円形フラッシュ[4] |
前面カメラ | 200万画素 @ 1.4µm pixel |
サウンド | ステレオスピーカー, 3.5mmミニプラグ |
接続 | microUSB, NFC, Bluetooth 4.1, Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac 2x2 (MIMO), nanoSIM |
Nexus 6(ネクサス シックス)は、Googleとモトローラによって共同開発された、Androidを搭載したスマートフォンである[5]。コードネームはShamu。
概要
[編集]Nexus 6はNexus 5の後続モデルであり、Moto Xをベースに作られた6世代目のNexusシリーズのスマートフォンである。2014年11月に27カ国で発売され[6]、日本では2014年12月11日に発売された。
CPUは最大2.7GHzで動作するSnapdragon 805を搭載し、メモリは3GB、ストレージは32GBと64GBの2種類がある。ディスプレイは5.96インチのWQHDになっており、AMOLED方式が採用されている。背面カメラは13メガピクセル、前面が2メガピクセル[7]。対応するSIMカードの形状は、nano SIMである[8]。 Qi方式のワイヤレス充電に対応しているほか、Nexus端末では初の防滴に対応している。
オペレーティングシステムはAndroid 5.0を搭載しており、Nexus 6が最初に搭載される端末の一つとなる。
契約なしのモデルは、Google ストア(以前はGoogle Play)を通じて販売される。携帯電話キャリアからは、ベスト・バイ、T-モバイル、AT&T、スプリント、ベライゾン、en:U.S. Cellular、ワイモバイルから販売される[9][10]。
このうちAT&Tとベライゾンのみ、背面にキャリアロゴを冠した特別モデルを出している[11]。これらのモデルは、決められたキャリアでしか通信が行えないSIMロックとAPNロックがかけられている。
端末仕様上は、キャリア・アグリゲーション(CA)に対応しているが、対応するすべてのバンド相互のCAに対応しきれないため、網上対応していてもCAでの利用不可能な帯域もある。また、日本でのVoLTE(ボルテ)に相当する、en:HD Voiceにも対応している(網上対応している場合のみ機能する)。
T-モバイルが提供するWi-Fi calling(Wi-Fi通信環境では無料通話)というサービスには、Nexusシリーズの中で初めて対応している。この機能は2015年のファームウェアアップデートで利用可能になる予定である[12]。
2015年12月に販売終了し、2017年10月にセキュリティアップデートも終了[1]。
モデル一覧
[編集]Nexus 6には、北米向けモデルと、それ以外の国でリリースされるグローバルモデルの2種類がある。
製品番号 | XT1103 | XT1100 |
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国 | 北米 | グローバル |
GSM (2G) |
850/900/1800/1900MHz | |
CDMA (3G) |
0/1/10 | — |
UMTS (3G) |
1/2/4/5/8 | 1/2/4/5/6/8/9/19 |
LTE (3.9G) |
FDD:2/3/4/5/7/12/13/17/25/26/29
TDD:41 |
FDD:1/3/5/7/8/9/19/20/28
TDD:41 |
CA (4G) |
B2-B13/B2-B17/B2-29/B4-B5/B4-B13/B4-B17/B4-B29 | B3-B5/B3-B8 |
既知の不具合
[編集]- AT&Tモデルの初期ロットでは、ブートしても画面が表示されず、使用不能となるバグが確認されている。AT&Tは、これらのモデルのリコールを行っている[13]。
- スプリント版のSIMカードでは、電話の受信が正常に行えないバグがある(Wi-Fi接続時のみ)[14]。
- 一部のモデルで、バックパネルが外れやすいものがある。接着剤の劣化が原因とされている。これらもリコールを行っている[15]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b Android のバージョンを確認して更新する - Nexus ヘルプ
- ^ a b “Nexus 6 Teardown”. iFixit (2014年11月25日). 2014年11月25日閲覧。
- ^ Brandon Chester. “AnandTech - The Nexus 6 Review”. anandtech.com. March 7, 2015閲覧。
- ^ “Nexus 6”. Google. 2015年4月26日閲覧。
- ^ Android 5.0搭載Nexus 6と9発表。日本でも近日発売
- ^ グーグル、新スマホ「ネクサス6」発表―iPhone 6に対抗
- ^ “米Google、6"スマートフォン「Nexus 6」と8.9"タブレット「Nexus 9」発表”. マイナビニュース. (2014年10月16日)
- ^ “Android 5.0搭載Nexus 6と9発表。日本でも近日発売”. PC Watch. (2014年10月16日)
- ^ ゆうこば (2014年10月16日). “SIMフリーなワイモバイル版Nexus6の発売が決定 発売時期は未定【情報追記】”. 週刊アスキー
- ^ Nexus 6
- ^ “AT&T版Nexus 6には背面にAT&Tのロゴがプリントされている”. ガジェット通信. (2014年11月17日)
- ^ “Nexus 6 Will Support T-Mobile Wi-Fi Calling Following OTA Update Early 2015” (英語). Android Police. (2014年10月15日)
- ^ “First in line to order a Nexus 6? AT&T has a BRICK for you”. theregister.co.uk. March 7, 2015閲覧。
- ^ “Bug Watch Nexus 6 Devices With Sprint SIM Cards Are Having Issues Receiving Calls”. Android Police. March 7, 2015閲覧。
- ^ “Users Report Defective Nexus 6 Plastic Back Cover Falling Off Unglued”. Tech Times. March 7, 2015閲覧。
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