K12 (AMD)
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生産時期 | 2017年から |
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生産者 | AMD |
プロセスルール | 14nm |
命令セット | ARM64 (ARMv8-A) |
前世代プロセッサ | A1100 |
K12は、AMDが同社で初めてARMv8-A(AArch64)命令セットを元に開発したマイクロアーキテクチャであり[1]、2017年内のリリースを予定していた[2][3]。 2018年時点では開発が続いていた[4]が、製品化の予定は立っておらず、2020年10月現在、K12ベースの製品は一つも発表されていない。ジム・ケラーは、「(自らの退職後に、AMDは)K12を愚かにもキャンセルした」と発言している[5]。
このアーキテクチャは高い周波数と消費電力の効率化に焦点を当てており、データセンター、組込系、セミカスタム市場をターゲットとしていた[6]。
K12の前世代のプロセッサはA1100で、こちらのプロセッサも同様にARM Cortex-A57を搭載したARMv8-Aが使用されている[7]。
脚注
[編集]- ^ Shimpi, Anand Lal (May 5, 2014). “AMD Announces K12 Core: Custom 64-bit ARM Design in 2016”. AnandTech. June 1, 2014閲覧。
- ^ Windeck, Christof (May 6, 2015). “AMD setzt ganz auf "Zen"-Prozessoren” (ドイツ語). Heise. May 7, 2015閲覧。
- ^ http://www.kitguru.net/components/cpu/anton-shilov/amd-delays-introduction-of-k12-based-processors-to-2017/
- ^ Cutress, Ian (24 January 2018). “Getting Radeon Vega Everywhere”. Anandtech 31 January 2018閲覧。
- ^ “天才エンジニアのジム・ケラー、古巣のAMDが「K12を愚かにもキャンセルした」と発言”
- ^ Wasson, Scott (May 5, 2014). "AMD reveals K12: New ARM and x86 cores are coming, Already deep into development". The Tech Report.
- ^ “Will AMD's Seattle Push ARM Servers Into The Mainstream?”, The Next Platform, (2016-01-14)