LINEマンガ
表示
(LINE Digital Frontierから転送)
URL |
manga |
---|---|
言語 | 日本語 |
タイプ | ネット配信 |
ジャンル | ウェブコミック |
運営者 | LINE Digital Frontier |
営利性 | 営利 |
開始 | 2013年4月9日 |
現在の状態 | 運営中 |
LINEマンガ(ラインマンガ)は、LINE Digital Frontierによって運営され、LINEプラットフォームと連携している日本のウェブコミック配信サイト。
概要
[編集]連載を伴う無料・有料話売りの「曜日連載」「毎日無料」と単行本単位のコミックス販売をする「単行本」、ユーザーによる自由漫画投稿および共有サービスの「インディーズ」3種のサービスを提供するプラットフォームであり、アプリ・WEB、タブレットなどに対応している。
2020年3月・4月のAppAnnie国内アプリダウンロード数が2700万を突破し、月間アクティブユーザー数、アプリユーザー平均利用時間でスマホマンガアプリ業界1位を記録中である[1]。
インプレス総合研究所の「電子書籍ビジネス調査報告書2021」によると、Kindleストアを抜いて、日本で1番に利用されている電子書籍サービス・アプリである[2]。
2022年3月にLINEマンガ運営会社のLINE Digital Frontierがイーブックイニシアティブジャパンを子会社化したことにより、LINEマンガとebookjapanのバックエンド業務が共通化された[3][4]。
沿革
[編集]- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)
- 8月13日 - 無料連載サービスを開始[6]。
- 2015年(平成27年)
- 7月21日 - LINEマンガ編集部によるオリジナル作品の配信を開始[7]。
- 2016年(平成28年)
- 1月15日 - LINE株式会社が発行し、日販アイ・ピー・エス株式会社が販売協力する漫画レーベルとして、LINEコミックスを創刊[8]。
- 2018年(平成30年)
- 7月2日 - LINE株式会社の簡易新設分割により、LINE Digital Frontier株式会社が設立され、LINEマンガ及びLINEコミックスの運営元が同社に異動[9]。
- 2019年(平成31年・令和元年)
- 1月18日 - XOYのサービスを終了し、LINEマンガにサービスを統合[10]。
- 2023年(令和5年)
- 4月 - LINEコミックスの事業を終了。
主なオリジナル連載作品
[編集]- アーチェリーボーイ(見原由真)
- 一度死んでみた(澤本嘉光・葛目迅)
- うわようじょつよい(派手な看護婦)
- 偽装不倫(東村アキコ)
- 困ったじいさん(大江しんいちろう)
- 3Bの恋人〜付き合ってはいけない職業男子との恋遊戯〜(横山もよ)
- スマホを落としただけなのに(志駕晃・嶋田ひろあき)
- 零の欠片 ゼロフラグメント(Teamきゃら・窮月ひなた)
- 閃光ライド(スズキイッセイ)
- 先輩はおとこのこ(ぽむ)
- 鈍色の箱の中で(篠原知宏)
- 左廻しのオデット(Perico)
- 文学処女(中野まや花)
- LINEの答えあわせ〜男と女の勘違い〜(蜆ツバサ)
LINE Digital Frontier
[編集]
本社が入居する住友不動産大崎ガーデンタワー | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | LDF |
本社所在地 |
日本 東京都品川区西品川1丁目1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー22階 北緯35度36分53.8秒 東経139度43分52.2秒 / 北緯35.614944度 東経139.731167度 |
設立 | 2018年(平成30年)7月2日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 4011101084679 |
事業内容 | 通信ネットワークおよび電子技術を利用した電子漫画サービス |
代表者 |
髙橋将峰(代表取締役社長CEO) 金信培(代表取締役CGO[注釈 1]) |
資本金 | 1億円 |
売上高 |
444億7,700万円 (2023年12月期)[11] |
営業利益 |
△37億7,600万円 (2023年12月期)[11] |
経常利益 |
△48億2,800万円 (2023年12月期)[11] |
純利益 |
△49億1300万円 (2023年12月期)[11] |
決算期 | 12月31日 |
主要株主 |
WEBTOON Entertainment Inc. 70% NAVER WEBTOON Ltd. 30% |
主要子会社 | 株式会社イーブックイニシアティブジャパン 100% |
外部リンク | https://ldfcorp.com/ja |
LINE Digital Frontier株式会社(ラインデジタルフロンティア、英: LINE Digital Frontier Corporation)は、WEBTOON Entertainmentの子会社で、東京都品川区に本社を置く日本の電子漫画サービス会社。
沿革(LDF)
[編集]- 2018年(平成30年)
- 2020年(令和2年)
- 2021年(令和3年)
- 10月1日 - 株式会社イーブックイニシアティブジャパンに対する株式公開買付けを開始[13]。
- 11月15日 - 株式会社イーブックイニシアティブジャパンに対する株式公開買付けが成立し、同社の株式の34.35%を取得[14]。
- 2022年(令和4年)
- 2024年(令和6年)
- 9月1日(予定) - 株式会社イーブックイニシアティブジャパンを吸収合併[17]。
グループサービス
[編集]- ebookjapan - LINEヤフーとイーブックイニシアティブジャパンが提供する日本の電子書籍サービス
- WEBTOON(LINE WEBTOON) - 親会社WEBTOON Entertainment Inc.が提供するグローバルマンガアプリ
- NAVER WEBTOON - 韓国のマンガアプリ
- NAVER WEB NOVELS - 韓国のウェブ小説サイト
- Munpia - 韓国のウェブ小説サイト
- SERIES - 韓国の電子書籍サービス
- SERIES ON - 韓国の動画配信サービス
- Wattpad - グローバルウェブ小説プラットフォーム
- 咚漫漫画 - 中国のマンガアプリ
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 『【LINEマンガ】サービス開始7周年を記念し、本日より「LINEマンガ7周年 超感謝祭」を開催』(PDF)(プレスリリース)LINE株式会社、2020年4月23日 。2020年6月16日閲覧。
- ^ 冨岡晶「電子書籍の利用サービス、前年トップの「Kindleストア」を「LINEマンガ」が抜いて1位に【インプレス総研調べ】」『Web担当者Forum』インプレス、2021年8月20日。2021年9月4日閲覧。
- ^ 松本海月「LINEマンガとebookjapan、バックエンド共通化へ」『Impress Watch』2021年6月2日。2023年1月22日閲覧。
- ^ 鄭憙靖「NAVER イーブックイニシアティブジャパン買収」『聯合ニュース』2022年3月31日。2023年1月22日閲覧。
- ^ 『【LINE マンガ】LINE、電子コミックサービス「LINE マンガ」を公開』(PDF)(プレスリリース)LINE株式会社、2013年4月9日 。2024年8月23日閲覧。
- ^ 『[LINE マンガ] 国内最大規模のスマートフォン向け電子コミックサービス「LINE マンガ」にて、各出版社との新たな取り組みとなる無料連載サービス「LINE マンガ連載」を開始』(PDF)(プレスリリース)LINE株式会社、2014年8月14日 。2024年8月23日閲覧。
- ^ 『【LINE マンガ】国内最大規模のスマートフォン向け電子コミックサービス「LINE マンガ」、LINEマンガ編集部発のフルカラー・オリジナル作品の無料連載を開始』(PDF)(プレスリリース)LINE株式会社、2015年7月21日 。2024年8月23日閲覧。
- ^ 『【LINEマンガ】スマートフォン向け電子コミックサービス「LINEマンガ」、新たに出版事業に参入』(PDF)(プレスリリース)LINE株式会社、2015年10月23日 。2024年8月23日閲覧。
- ^ a b 『会社分割(簡易新設分割)による子会社設立に関するお知らせ(LINEマンガ及びLINEコミックス)』(PDF)(プレスリリース)LINE株式会社、2018年5月25日 。2024年8月23日閲覧。
『【コーポレート】LINEのマンガ事業を展開する新会社「LINE Digital Frontier」へ 韓国No.1サービスのNAVER WEBTOONが資本参加』(PDF)(プレスリリース)LINE株式会社、2018年6月28日 。2020年6月16日閲覧。 - ^ 『【LINEマンガ】国内No.1電子コミックサービス「LINEマンガ」に 月間利用者数230万人の無料ウェブマンガサービス「XOY」がサービス統合』(PDF)(プレスリリース)LINE Digital Frontier株式会社、2019年1月18日 。2024年8月23日閲覧。
- ^ a b c d 「「LINEマンガ」のLINE Digital Frontier、23年12月期決算は売上高74%増の444億円、営業損失37億円と大幅増収・赤字幅縮小」『gamebiz』2024年4月19日。2024年4月20日閲覧。
- ^ 『「LINEマンガ」を展開するLINE Digital Frontier株式会社における資本変更のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)LINE株式会社、2020年5月28日 。2024年8月23日閲覧。
『(開示事項の経過)その他の営業収益(子会社の支配喪失による利益)の計上に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)LINE株式会社、2020年8月3日 。2024年8月23日閲覧。 - ^ 『LINE Digital Frontier株式会社による株式会社イーブックイニシアティブジャパン株券等(証券コード3658)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)株式会社イーブックイニシアティブジャパン、LINE Digital Frontier株式会社、2021年9月30日 。2024年8月23日閲覧。
『LINE Digital Frontier株式会社による当社株券等に対する公開買付けに関する意見表明及び応募推奨に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)株式会社イーブックイニシアティブジャパン、LINE Digital Frontier株式会社、2021年9月30日 。2024年8月23日閲覧。 - ^ 『LINE Digital Frontier株式会社による当社株券等に対する公開買付けの結果並びに主要株主及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)株式会社イーブックイニシアティブジャパン、2021年9月30日 。2024年8月23日閲覧。
- ^ 『株式会社イーブックイニシアティブジャパンの100%子会社化を完了』(PDF)(プレスリリース)LINE Digital Frontier株式会社、2022年3月31日 。2024年8月23日閲覧。
- ^ 『LDF取締役の金信培とイーブックイニシアティブジャパン社長の髙橋将峰が、新たに「代表取締役」として「共同代表」に就任』(PDF)(プレスリリース)LINE Digital Frontier株式会社、2022年7月1日 。2024年8月23日閲覧。
- ^ 『主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)株式会社セルシス、2024年6月17日 。2024年8月23日閲覧。
『(開示事項の変更)主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)株式会社セルシス、2024年6月28日 。2024年8月23日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- LINEマンガ
- LINEマンガ 公式ブログ
- LINEマンガ (@linemanga) - X(旧Twitter)
- LINEマンガ (LINEMANGA.official) - Facebook
- LINEマンガ - YouTubeチャンネル
- LINE Digital Frontier株式会社