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LMS 3F形蒸気機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
LMS 3F形蒸気機関車
47336号機(1955年)
47336号機(1955年)
基本情報
運用者 ロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道
イギリス国鉄
設計者 ヘンリー・ファウラー英語版
製造所 LMS ホーウィック工場
バルカン・ファウンドリー
ノース・ブリティッシュ・ロコモティブ
W・G・バグナル
ウィリアム・ベアードモア
ハンスレット・エンジン
製造年 1924年 - 1931年
製造数 422両[1]
運用終了 1967年[1]
主要諸元
軸配置 0-6-0(C)[1]
軌間 1,435 mm
長さ 9.57 m
機関車重量 50.29 t
動輪径 1,397 mm(55インチ[1]
シリンダ数 2気筒(内側)[1]
シリンダ
(直径×行程)
457 mm × 660 mm
弁装置 スチーブンソン式(スライドバルブ)
ボイラー圧力 1.10 MPa(160psi[1]
最高速度 およそ時速40マイル(64㎞/h)[1]
引張力 92.68 kN
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LMS 3F形蒸気機関車(LMS 3Fがたじょうききかんしゃ)は、イギリスロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道(LMS)が導入した蒸気機関車の1形式である。ジンティー(Jinty)の愛称がある。ヘンリー・ファウラー英語版が設計した車輪配置 0-6-0(C)の機関車で、1924年からイギリス国鉄発足後の1931年までに422両が製造された[1]

概要

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この機関車は、1899年にサミュエル・W・ジョンソン英語版によって導入されたミッドランド鉄道2441形蒸気機関車英語版のヘンリー・ファウラーによる再設計に基づいていた。これらの再設計では、ベルペヤ火室英語版と改善されたキャブが採用された。422両の「ジンティー」が1924年から1931年の間に製造された。このクラスは、LMSが継続的に使用しているミッドランドデザインの1つにすぎない。機関車は元L&YR Horwich Worksと民間企業のBagnall's、Beardmores、Hunslet、ノース・ブリティッシュ・ロコモティブバルカン・ファウンドリーによって製造された。

主に入換や地方の貨物輸送に1967年まで使用された。[1]

16564号機関車
保存鉄道 No. 47324 East Lancashire Railway

フィクション

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八だいの機関車(汽車のえほん12)』(ISBN 978-4591005743ISBN 978-4591087909 原題 The Eight Famous Engines)の第4話に「ジンティー」名義で登場し、トーマス達が留守の間の仕事を引き受けていた。なお、この本は『きかんしゃトーマス』の原作だが、『きかんしゃトーマス』の対応話では別の機関車がジンティーたちのポジションのため未登場。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i ビジュアル図鑑 世界鉄道全史』、スタジオタッククリエイティブ、2019年、ISBN 978-4-88393-853-7、p.144「クラス3F“ジンティー”」

参考文献

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  • Rowledge, J.W.P. (1975). Engines of the LMS, built 1923–51. Oxford: Oxford Publishing Company. ISBN 0-902888-59-5 
  • Hunt, David; Jennison, John; Essery, Bob. LMS Locomotive Profiles No. 14 The Standard Class 3 Freight Tank Engines. ISBN 978-1-905184-80-4 

外部リンク

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