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イースタン・カンファレンス (MLS)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イースタン・カンファレンス
加盟国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
開始年 1996年
参加クラブ 15
最新優勝クラブ ニューヨーク・シティFC (2021年)
最多優勝クラブ D.C. ユナイテッド
ニューイングランド・レボリューション
(5回)
2020年現在におけるMLSクラブの所在地
茶色がウェスタン・カンファレンス、青色がイースタン・カンファレンス。

イースタン・カンファレンスEastern Conference)は、北米プロサッカーリーグMLSの二つあるカンファレンスのうちの一つ。もう一つは、ウェスタン・カンファレンス (Western Conference)。

2023年現在、アメリカ合衆国から13クラブ、カナダから2クラブの計15クラブが参加している。

参加クラブ

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★はカナダのクラブ

クラブ ホームタウン スタジアム
アトランタ・ユナイテッドFC ジョージア州アトランタ メルセデス・ベンツ・スタジアム
シカゴ・ファイアーFC イリノイ州シカゴ ソルジャー・フィールド
コロンバス・クルー オハイオ州コロンバス コロンバス・クルー・スタジアム
FCシンシナティ オハイオ州シンシナティ ニッパート・スタジアム
D.C. ユナイテッド ワシントンD.C. アウディ・フィールド
インテル・マイアミCF フロリダ州マイアミ インテル・マイアミCF・スタジアム
CFモントリオール ケベック州モントリオール スタッド・サプト
ニューイングランド・レボリューション マサチューセッツ州フォックスボロ ジレット・スタジアム
ニューヨーク・シティFC ニューヨーク州ニューヨーク ヤンキー・スタジアム
ニューヨーク・レッドブルズ ニュージャージー州ハリソン レッドブル・アリーナ
オーランド・シティSC フロリダ州オーランド オーランド・シティ・スタジアム
フィラデルフィア・ユニオン ペンシルベニア州チェスター PPLパーク
トロントFC オンタリオ州トロント BMOフィールド
シャーロットFC ノースカロライナ州シャーロット バンク・オブ・アメリカ・スタジアム
ナッシュビルSC テネシー州ナッシュビル ジオディス・パーク

年表

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1990年代

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1996年

  • MLSおよびイースタン・カンファレンス初開催。
  • 参加クラブはコロンバス・クルー、D.C. ユナイテッド、ニューイングランド・レボリューション、メトロスターズ(現ニューヨーク・レッドブルズ)、タンパベイ・ミューティニーの5クラブ。

1998年

2000年代

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2000年

  • イースタン・ディビジョンに改称。
  • セントラル・ディビジョンの創設に伴い、コロンバス・クルーとタンパベイ・ミューティニーが脱退。
  • 参加クラブは4クラブ。

2002年

  • 名称がイースタン・カンファレンスに戻された。
  • マイアミ・フュージョンが活動を休止
  • セントラル・ディビジョンの廃止に伴い、コロンバス・クルーが復帰しシカゴ・ファイアーFCが加盟。
  • 参加クラブは5クラブ。

2005年

  • ウェスタン・カンファレンスを脱退したカンザスシティ・ウィザーズが加盟。
  • 参加クラブは6クラブ。

2007年

  • トロントFCが新規参入。
  • 参加クラブは7クラブ。

2010年代

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2010年

  • フィラデルフィア・ユニオンが新規参入。
  • 参加クラブは8クラブ。

2011年

  • ウェスタン・カンファレンスを脱退したヒューストン・ダイナモが加盟。
  • 参加クラブは9クラブ。

2012年

  • モントリオール・インパクトが新規参入。
  • 参加クラブは10クラブ。

2015年

  • ニューヨーク・シティFCとオーランド・シティSCが新規参入。
  • スポルティング・カンザスシティとヒューストン・ダイナモがウェスタン・カンファレンスに復帰[1]
  • 参加クラブは10クラブ。

2017年

  • アトランタ・ユナイテッドFCが新規参入[2]
  • 参加クラブは11クラブ。

2019年

  • FCシンシナティが新規参入[3]
  • 参加クラブは12クラブ。

2020年代

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2020年

  • インテル・マイアミCFが新規参入[4]
  • 参加クラブは13クラブ。

2021年

  • ウェスタン・カンファレンスを脱退したナッシュビルSCが加盟。
  • 参加クラブは14クラブ。

2022年

  • シャーロットFCが新規参入。
  • ナッシュビルSCがイースタン・カンファレンスを脱退。
  • 参加クラブは14クラブ。

2023年

  • ナッシュビルSCがイースタン・カンファレンスに復帰。
  • 参加クラブは15クラブ。

歴代優勝クラブ

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プレーオフ

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2001年までのカンファレンスプレーオフ決勝は3試合制で、先に2勝したクラブが優勝とされた(カンファレンスプレーオフ形式が使用されなかった2000年と2001年のMLS準決勝を含む)。同点の場合は引き分けとせず、シュートアウトによって勝敗が決められた。2002年には引き分けが許可され、勝ち点制が採用された。2003年から2011年にかけての決勝戦は1試合のみ行われ、延長戦でも決着がつかなかった場合はシュートアウトが行われる。2012年から決勝戦は2試合となり、2014年からアウェーゴールルールが採用された。2019年、プレーオフは単一の試合形式に戻った。

色付きはMLSカップ優勝クラブ
シーズン 優勝 得点 準優勝
1996 D.C. ユナイテッド 2勝-0勝 タンパベイ・ミューティニー
1997 D.C. ユナイテッド 2勝-0勝 コロンバス・クルー
1998 D.C. ユナイテッド 2勝-1勝 コロンバス・クルー
1999 D.C. ユナイテッド 2勝-1勝 コロンバス・クルー
2000 開催されず
2001 開催されず
2002 ニューイングランド・レボリューション 勝ち点5-勝ち点2 コロンバス・クルー
2003 シカゴ・ファイアーFC 1–0 (延長) ニューイングランド・レボリューション
2004 D.C. ユナイテッド 3–3 (4–3 p) ニューイングランド・レボリューション
2005 ニューイングランド・レボリューション 1–0 シカゴ・ファイアーFC
2006 ニューイングランド・レボリューション 1–0 D.C. ユナイテッド
2007 ニューイングランド・レボリューション 1–0 シカゴ・ファイアーFC
2008 コロンバス・クルー 2–1 シカゴ・ファイアーFC
2009 レアル・ソルトレイクW 0–0 (5–4 p) シカゴ・ファイアーFC
2010 コロラド・ラピッズW 1–0 サンノゼ・アースクエイクスW
2011 ヒューストン・ダイナモ 2–0 スポルティング・カンザスシティ
2012 ヒューストン・ダイナモ 4–2(2戦合計) D.C. ユナイテッド
2013 スポルティング・カンザスシティ 2–1(2戦合計) ヒューストン・ダイナモ
2014 ニューイングランド・レボリューション 4–3(2戦合計) ニューヨーク・レッドブルズ
2015 コロンバス・クルー 2–1(2戦合計) ニューヨーク・レッドブルズ
2016 トロントFC 7–5(2戦合計) (延長) モントリオール・インパクト
2017 トロントFC 1–0(2戦合計) コロンバス・クルー
2018 アトランタ・ユナイテッドFC 3–1(2戦合計) ニューヨーク・レッドブルズ
2019 トロントFC 2–1 アトランタ・ユナイテッドFC
2020 コロンバス・クルー 1-0 ニューイングランド・レボリューション
2021 ニューヨーク・シティFC 2-1 フィラデルフィア・ユニオン

W – ウェスタン・カンファレンスのクラブ

レギュラーシーズン

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色付きはサポーターズ・シールド受賞クラブ
シーズン 優勝 記録 プレーオフの結果
1996 タンパベイ・ミューティニー 20–12–0^ (+15) カンファレンス決勝敗退
1997 D.C. ユナイテッド 21–11–0^ (+17) 優勝
1998 D.C. ユナイテッド 24–8–0^ (+30) 準優勝
1999 D.C. ユナイテッド 23–9–0^ (+22) 優勝
2000 メトロスターズ 17–12–3 (+8) カンファレンス準決勝敗退
2001 マイアミ・フュージョン 16–5–5 (+21) 準決勝敗退
2002 ニューイングランド・レボリューション 12–14–2 (0) 準優勝
2003 シカゴ・ファイアーFC 15–7–8 (+10) カンファレンス決勝敗退
2004 コロンバス・クルー 12–5–13 (+8) カンファレンス準決勝敗退
2005 ニューイングランド・レボリューション 17–7–8 (+18) 準優勝
2006 D.C. ユナイテッド 15–7–10 (+14) カンファレンス決勝敗退
2007 D.C. ユナイテッド 16–7–7 (+22) カンファレンス準決勝敗退
2008 コロンバス・クルー 17–7–6 (+14) 優勝
2009 コロンバス・クルー 13–7–10 (+10) カンファレンス準決勝敗退
2010 ニューヨーク・レッドブルズ 15–9–6 (+9) カンファレンス準決勝敗退
2011 スポルティング・カンザスシティ 13–9–12 (+10) カンファレンス決勝敗退
2012 スポルティング・カンザスシティ 18–7–9 (+15) カンファレンス準決勝敗退
2013 ニューヨーク・レッドブルズ 17–9–8 (+17) カンファレンス準決勝敗退
2014 D.C. ユナイテッド 17–9–8 (+15) カンファレンス準決勝敗退
2015 ニューヨーク・レッドブルズ 18–10–6 (+19) カンファレンス決勝敗退
2016 ニューヨーク・レッドブルズ 16–9–9 (+17) カンファレンス準決勝敗退
2017 トロントFC 20–5–9 (+37) 優勝
2018 ニューヨーク・レッドブルズ 22–7–5 (+29) カンファレンス決勝敗退
2019 ニューヨーク・シティFC 18–6–10 (+21) カンファレンス準決勝敗退
2020 フィラデルフィア・ユニオン 14-4-5 (+24) 1回戦敗退
2021 ニューイングランド・レボリューション 22-5-7 (+24) カンファレンス準決勝敗退

^ – MLSでは2000年まで引き分け制度無し
† – 2001年シーズンは9月11日の同時多発テロ事件によりレギュラーシーズンの残りが打ち切りになった後、マイアミ・フュージョンがカンファレンス優勝クラブと宣言された。MLSカッププレーオフは9月20日に始まった。

MLSカップ歴代優勝クラブ

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  • 1996: D.C. ユナイテッド
  • 1997: D.C. ユナイテッド
  • 1999: D.C. ユナイテッド
  • 2004: D.C. ユナイテッド
  • 2008: コロンバス・クルー
  • 2013: スポルティング・カンザスシティ
  • 2017: トロントFC
  • 2018: アトランタ・ユナイテッドFC
  • 2020: コロンバス・クルー
  • 2021: ニューヨーク・シティFC

脚注

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関連項目

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外部リンク

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