MOTアニュアル
MOTアニュアル(もっとあにゅある)は、東京都現代美術館が毎年開催する現代美術のグループ展。
概要
[編集]1999年の第1回展以降、毎年開催される現代美術展である[1]。2001年、2009年、2013年、2015年、2017年、2018年は開催されていない。
歴史
[編集]MOTアニュアル1999 ひそやかなラディカリズム
[編集]キュレーター : 南雄介
参加アーティスト : 丸山直文、河田政樹、小沢剛、関口国雄、中沢研、杉戸洋、高柳恵里、内藤礼、吉田哲也[2][3]
MOTアニュアル2000 低温火傷
[編集]キュレーター : 岡村恵子
参加アーティスト : 平川典俊、中村政人、木村太陽、守章、高島陽子、ホンマタカシ[4]
MOTアニュアル2002 フィクション?絵画がひらく世界
[編集]キュレーター : 不明
参加アーティスト : 今村哲、落合多武、紺泉、佐藤純也、柴田健治、タナベマサエ、蓜島伸彦、村瀬恭子[5]
MOTアニュアル2003 days おだやかな日々
[編集]キュレーター : 不明
参加アーティスト : 野田哲也、押江千衣子、上原三千代、染谷亜里可、高木正勝、小林孝亘[6]
MOTアニュアル2004 私はどこから来たのか/そしてどこへ行くのか
[編集]参加アーティスト : 磯山智之、内海聖史、奥井ゆみ子、北島敬三、小瀬村真美、中ザワヒデキ、三浦淳子、山口晃[7][8]
MOTアニュアル2005 愛と孤独、そして笑い
[編集]参加アーティスト : イケムラレイコ、出光真子、イチハラヒロコ、岡田裕子、オノデラユキ、鴻池朋子、澤田知子、嶋田美子、溝口彰子O.I.C、綿引展子[9][10]
MOTアニュアル2006 No Border
[編集]参加アーティスト : 篠塚聖哉、天明屋尚、長沢明、町田久美、松井冬子、三瀬夏之介、吉田有紀[11][12]
MOTアニュアル2007 等身大の約束
[編集]キュレーター :米崎清実、岡村恵子
参加アーティスト : 千葉奈穂子、中山ダイスケ、秋山さやか、加藤泉、しばたゆり[13][14]
MOTアニュアル2008 解きほぐすとき
[編集]キュレーター :西川美穂子
参加アーティスト : 金氏徹平、高橋万里子、立花文穂、手塚愛子、彦坂敏昭[15][16]
MOTアニュアル2010 装飾
[編集]参加アーティスト : 青木克世、小川敦生、黒田潔、塩保朋子、野老朝雄、松本尚、水田寛、森淳一、山本基、横内賢太郎[17][18]
MOTアニュアル2011 Nearest Faraway|世界の深さのはかり方
[編集]キュレーター :鎮西芳美
参加アーティスト : 池内晶子、椛田ちひろ、木藤純子、関根直子、冨井大裕、八木良太[19][20]
MOTアニュアル2012 風が吹けば桶屋が儲かる
[編集]キュレーター :西川美穂子、三宅拓也
参加アーティスト : 奥村雄樹、佐々瞬、下道基行、田中功起、田村友一郎、Nadegata Instant Party(中崎透+山城大督+野田智子)、森田浩彰 [21][22]
MOTアニュアル2014 フラグメント―未完のはじまり
[編集]キュレーター :森千花、関直子
参加アーティスト : 青田真也、髙田 安規子・政子、パラモデル、福田尚代、宮永亮、吉田夏奈[23][24]
MOTアニュアル 2016 キセイノセイキ
[編集]キュレーター :吉﨑和彦
参加アーティスト : 遠藤麻衣、増本泰斗、小泉明郎、齋藤はぢめ、アルトゥル・ジミェフスキ、高田冬彦、橋本聡、藤井光、古屋誠一、ダン・ペルジョヴスキ、横田徹[25]
MOTアニュアル2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影
[編集]キュレーター :藪前知子
参加アーティスト : THE COPY TRAVELERS、PUGMENT、三宅砂織 、吉増剛造プロジェクト|KOMAKUS + 鈴木余位 、鈴木ヒラク[26][27]
MOTアニュアル2020 透明な力たち
[編集]キュレーター :小高日香理
参加アーティスト : 片岡純也+岩竹理恵、清水陽子、中島佑太、Goh Uozumi、久保ガエタン[28][29]
MOTアニュアル2021 海、リビングルーム、頭蓋骨
[編集]キュレーター :崔敬華
参加アーティスト : 小杉大介、潘逸舟、マヤ・ワタナベ[30][31]
MOTアニュアル2022 私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ
[編集]キュレーター :西川美穂子
参加アーティスト : 大久保あり、工藤春香、高川和也、良知暁[32][33]
MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ
[編集]キュレーター :森山朋絵
参加アーティスト : 荒井美波、後藤映則、(euglena)、Unexistence Gallery(原田郁/平田尚也/藤倉麻子/やんツー)、やんツー、花形槙、菅野創+加藤明洋+綿貫岳海、Zombie Zoo Keeper、石川将也、杉原寛、中路景暁、キャンベル・アルジェンジオ、武井祥平、市原えつこ、友沢こたお[34][35]
脚注
[編集]- ^ “MOTアニュアル2024 | 展覧会”. 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO. 2024年3月23日閲覧。
- ^ “MOTアニュアル1999 ひそやかなラディカリズム | 展覧会”. 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO. 2024年3月23日閲覧。
- ^ “「ひそやかなラディカリズム」展 | 現代美術用語辞典ver.2.0”. artscape.jp. 2024年3月23日閲覧。
- ^ “東京都現代美術館 カタログ”. artscape.jp. 2024年3月23日閲覧。
- ^ “MOTアニュアル2002 フィクション?絵画がひらく世界 | 展覧会”. 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO. 2024年3月23日閲覧。
- ^ “MOTアニュアル2003 days おだやかな日々 | 展覧会”. 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO. 2024年3月23日閲覧。
- ^ “MOTアニュアル2004 私はどこから来たのか/そしてどこへ行くのか | 展覧会”. 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO. 2024年3月23日閲覧。
- ^ “MOTアニュアル 2004 私はどこから来たのか/そしてどこに行くのか Where do I come from? Where am I going?”. ジャパンサーチ. 2024年3月23日閲覧。
- ^ “MOTアニュアル2005 愛と孤独、そして笑い | 展覧会”. 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO. 2024年3月23日閲覧。
- ^ 笠原, 美智子、米崎, 清実、Ikemura, Leiko、綿引, 展子、出光, 真子、東京都歴史文化財団、東京都現代美術館『愛と孤独、そして笑い』東京都現代美術館、2005年 。
- ^ “MOTアニュアル2006 No Border | 展覧会”. 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO. 2024年3月23日閲覧。
- ^ 東京都現代美術館、加藤, 弘子、山本, 雅美、東京都歴史文化財団、篠原, 聖哉、天明屋, 尚、長沢, 明、町田, 久美 ほか『No border「日本画」から/「日本画」へ』東京都現代美術館、2006年 。
- ^ “MOTアニュアル2007 等身大の約束 | 展覧会”. 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO. 2024年3月23日閲覧。
- ^ 米崎, 清実、岡村, 恵子、東京都現代美術館、東京都歴史文化財団、千葉, 奈穂子、秋山, さやか、中山, ダイスケ『等身大の約束 : from a world as large as life』東京都現代美術館、2007年 。
- ^ “MOTアニュアル2008 解きほぐすとき | 展覧会”. 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO. 2024年3月23日閲覧。
- ^ 西川, 美穂子、東京都現代美術館、東京都歴史文化財団、彦坂, 敏昭、高橋, 万里子、金氏, 徹平、手塚, 愛子、立花, 文穂『解きほぐすとき』東京都現代美術館、2008年 。
- ^ “MOTアニュアル2010:装飾 | 展覧会”. 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO. 2024年3月23日閲覧。
- ^ 東京都現代美術館、東京都歴史文化財団、関, 昭郎、鎮西, 芳美、鶴岡, 真弓『装飾 = Neo-ornamentalism from Japanese contemporary art』東京都現代美術館、2010年 。
- ^ “MOTアニュアル2011 Nearest Faraway|世界の深さのはかり方 | 展覧会”. 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO. 2024年3月23日閲覧。
- ^ 東京都現代美術館、東京都歴史文化財団、鎮西, 芳美、高井, 康充、池内, 晶子、椛田, ちひろ、木藤, 純子、関根, 直子 ほか『Nearest faraway : 世界の深さのはかり方』東京都現代美術館、2011年 。
- ^ “MOTアニュアル2012 風が吹けば桶屋が儲かる | 展覧会”. 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO. 2024年3月23日閲覧。
- ^ 西川, 美穂子、三宅, 拓也、東京都現代美術館『風が吹けば桶屋が儲かる : making situations, editing landscapes』東京都現代美術館、2013年 。
- ^ “MOTアニュアル2014 フラグメント | 展覧会”. 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO. 2024年3月23日閲覧。
- ^ 森, 千花、関, 直子、東京都歴史文化財団、東京都現代美術館『Fragments : incomplete beginnings』東京都現代美術館、2014年 。
- ^ “キセイノセイキ | 展覧会”. 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO. 2024年3月23日閲覧。
- ^ “MOTアニュアル2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影 | 展覧会”. 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO. 2024年3月23日閲覧。
- ^ 藪前, 知子、東京都現代美術館、Travelers, The Copy、Pugment、三宅, 砂織、吉増, 剛造、Komakus、鈴木, 余位 ほか『Echo after echo : 仮の声、新しい影 : 東京都現代美術館 : The Copy Travelers Pugment 三宅砂織吉増剛造プロジェクト--Komakus+鈴木余位鈴木ヒラク』東京都現代美術館、2020年 。
- ^ “MOTアニュアル2020 透明な力たち | 展覧会”. 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO. 2024年3月23日閲覧。
- ^ “MOTアニュアル2020 透明な力たち @ 東京都現代美術館 - ART iT(アートイット)” (2020年10月28日). 2024年3月23日閲覧。
- ^ “MOTアニュアル2021 海、リビングルーム、頭蓋骨 | 展覧会”. 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO. 2024年3月23日閲覧。
- ^ “固有の身体から眼差される社会の歪み。飯岡陸評 「MOTアニュアル2021 海、リビングルーム、頭蓋骨」”. 美術手帖. 2024年3月23日閲覧。
- ^ “MOTアニュアル2022 私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ | 展覧会”. 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO. 2024年3月23日閲覧。
- ^ “手渡される語りと忘却。高橋ひかり評「MOTアニュアル2022 私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ」展”. 美術手帖. 2024年3月23日閲覧。
- ^ “シナジー、創造と生成のあいだ | 展覧会”. 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO. 2024年3月23日閲覧。
- ^ “「MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ」(東京都現代美術館)を、いとうせいこうはどう見たか? 担当学芸員・森山朋絵とともに会場を見て歩く”. Tokyo Art Beat. 2024年3月23日閲覧。