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N,N'-ジメチルプロピレン尿素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
N,N'-ジメチルプロピレン尿素
識別情報
略称 DMPU
CAS登録番号 7226-23-5
EC番号 230-625-6
特性
化学式 C6H12N2O
モル質量 128.17 g mol−1
外観 無色液体
密度 1.064 g/cm3
融点

-20 °C, 253 K, -4 °F

沸点

246 °C, 519 K, 475 °F

への溶解度 混和する
危険性
安全データシート(外部リンク) [1]
Rフレーズ R22 R41 R62
Sフレーズ S26 S36/37/39 S45
引火点 121 °C
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

N,N'-ジメチルプロピレン尿素 (ジメチルプロピレンにょうそ、N,N'-dimethylpropyleneurea) とは、化学で非プロトン極性溶媒として用いられる環状の尿素誘導体。略称は DMPU。外見は無色の液体。1985年にディーター・ゼーバッハが、毒性の高さが問題となっていたヘキサメチルリン酸トリアミド (HMPA) の代替として DMPU が利用できることを紹介した[1]消防法に定める第4類危険物 第3石油類に該当する[2]

脚注

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  1. ^ Mukhopadhyay, T.; Seebach, D. Helv. Chim. Acta 1985, 65, 385-391. DOI: 10.1002/hlca.19820650141
  2. ^ 法規情報 (東京化成工業株式会社)

関連項目

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