NGTS-14Ab
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NGTS-14Ab | ||
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星座 | つる座[1] | |
分類 | 太陽系外惑星 海王星型惑星[1] | |
発見 | ||
発見年 | 2021年[2] | |
発見者 | 次世代トランジットサーベイ(NGTS)[1] | |
発見場所 | パラナル天文台[1] | |
発見方法 | トランジット法[2] | |
現況 | 確認[2] | |
位置 | ||
赤経 (RA, α) | 21h 54m 04s[2] | |
赤緯 (Dec, δ) | −38° 22′ 39″[2] | |
距離 | 325.1±3.1 pc[2] | |
軌道要素と性質 | ||
軌道長半径 (a) | 0.0403±0.0071 au[2] | |
離心率 (e) | 0[2] | |
公転周期 (P) | 3.5357173±6.9e-07 日[2] | |
軌道傾斜角 (i) | 86.7±1.7°[2] | |
通過時刻 | 2457502.5545±0.002 JD[2] | |
準振幅 (K) | 13.2±1.7 m/s[2] | |
NGTS-14Aの惑星 | ||
衛星の数 | 0 | |
物理的性質 | ||
半径 | 0.44±0.03 RJ[2] | |
質量 | 0.092±0.012 MJ[2] | |
表面温度 | 1143±139 K[2] | |
他のカタログでの名称 | ||
2MASS J21540423-3822388 A b[1] TIC 197643976 A b[1] |
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■Template (■ノート ■解説) ■Project |
NGTS-14Abとは、つる座の方向に約1033光年離れた場所に位置する恒星 NGTS-14A の周囲を公転している太陽系外惑星である。2MASS J21540423-3822388 A bやTIC 197643976 A b等とも呼称される[1]。
概要
[編集]海王星 | NGTS-14Ab |
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NGTS-14Abはトランジット法を用いた次世代トランジットサーベイ(NGTS)による観測で発見され、TESSや他の地上に設置されている望遠鏡によるフォローアップ観測で確認された[3]。この発見を報告する論文はarXivで2021年1月5日に公表され、翌2月にアストロノミー・アンド・アストロフィジックスから出版された[4]。
NGTS-14は連星であり、スペクトル分類がK1VのNGTS-14AとM2.5VのNGTS-14Bで構成されており、NGTS-14AbはAの周囲を公転している[1]。BはAから約1137天文単位離れた位置に存在する[3]。
公転周期は約3.54日である。海王星の1.3倍の大きさを持つ。ネプチュニアン砂漠の中を公転していることが知られている[1]。また、主星との距離からNGTS-14Abはかなりの量の大気を維持することが可能であり、天王星と同じくらいの密度をもつ可能性がある[4]。表面温度は1143ケルビン程度である[2]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i “Neptune-Sized Exoplanet Discovered in Binary System NGTS-14”. SCI NEWS (2021年1月11日). 2021年1月15日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p “Planet NGTS-14A b”. 太陽系外惑星エンサイクロペディア (2021年1月12日). 2021年1月15日閲覧。
- ^ a b “Neptune-sized exoplanet discovered by NGTS survey”. Phys.org (2021年1月12日). 2021年1月15日閲覧。
- ^ a b Smith, A. M. S.; Acton, J. S.; Anderson, D. R.; Armstrong, D. J.; Bayliss, D.; Belardi, C.; Bouchy, F.; Brahm, R. et al. (2021). “NGTS-14Ab: a Neptune-sized transiting planet in the desert”. Astronomy & Astrophysics 646: A183. arXiv:2101.01470. Bibcode: 2021A&A...646A.183S. doi:10.1051/0004-6361/202039712. ISSN 0004-6361.