NRG (音楽グループ)
NRG | |
---|---|
左からノ・ユミン、イ・ソンジン、チョン・ミョンフン。2017年撮影。 | |
基本情報 | |
出身地 | 韓国 |
ジャンル | K-POP |
活動期間 |
1997年10月28日 -2006年1月 2016年10月-[1] |
レーベル | ミュージックファクトリー(1997-2006) |
メンバー |
イ・ソンジン チョン・ミョンフン ノ・ユミン |
旧メンバー |
ムン・ソンフン キム・ファンソン(故人) |
NRG(エヌアールジー、韓: 엔알지、New Radiancy Group)は、大韓民国の5人組男性アイドルグループ、バンド。韓国アイドル界第1世代。グループの名前は、New Radiancy Groupの略で、新たに輝くグループを意味する。
ファンクラブもしくはファンの総称は『千載一遇』。風船などに使用される公式応援カラーはピンク。
概要
[編集]1997年10月28日にソバンチャ(消防車)のメンバーだったキム・テヒョンとチョン・ウォングヮンが設立したミュージックファクトリーより、元HAMO HAMOのイ・ソンジンとチョン・ミョンフンを中心に、HAMO HAMOのバックダンサーだったノ・ユミン、ムン・ソンフン、元ケビケビのキム・ファンソンを加えて、1集「できるさ<할 수 있어>」でデビュー。
1999年に中国に進出、中国で高い人気を得て韓国歌手としては初めて中国のCFに出演した。[2]
しかし1999年8月にリーダーのイ・ソンジンとチョン・ミョンフンが事務所との確執が原因で脱退。その後発売した正規3集「NRG 003」はノ・ユミン、ムン・ソンフン、キム・ファンソンの3名で活動をした。
2000年6月15日、海外での活動から帰国し風邪の症状を訴えて入院していたキム・ファンソンの病状が急転し死去(享年19歳)。2001年に発売された正規4集でイ・ソンジンとチョン・ミョンフンがグループに復帰。
2003年2月7日に正規5集<Hit Song>を発表し、デビュー6年ぶりに歌謡プログラムで1位を受賞をしたが、2005年末にムン・ソンフンが脱退。以降、グループとしては完全活動休止状態に入った。
2016年に10年ぶりのファンミーティングを行いイ・ソンジン、チョン・ミョンフン、ノ・ユミンの3名で活動を再開、翌2017年にデビュー20周年記念アルバムを発売した[1]。
メンバー
[編集]名前 | |
---|---|
イ・ソンジン (이성진) |
|
チョン・ミョンフン (천명훈) |
|
ノ・ユミン (노유민) |
|
ムン・ソンフン (문성훈) |
|
キム・ファンソン (김환성) |
アルバム
[編集]- 1集《New Radiancy Group》 (1997)
- 2集《Race》 (1998)
- 《Season's Greetings》 (1998)
- 2.5集《Kiss in Christmas》 (1999])
- 3集《NRG 003》 (1999)
- ライブアルバム《Live Concert in China 2000》 (2000)
- 4集《비(悲)》 (2001)
- ライブアルバム《NRG 1st Concert with Antonio》 (2001)
- 5集《Hit Song》 (2003)
- 6集《NR6G》 (2004)
- 7集《One of Five : 따로 또 같이》 (2005)
- 20周年記念アルバム《20세기(20世紀)》(2017)
エピソード
[編集]- 初期の楽曲はユーロビートの曲を無断でサンプリングまたは盗作して使用した。原作者との合意はなかったとみられ、ブックレットにも原曲の作曲家の名前は表記されていなかった。そのほとんどは、日本で1996年〜1997年に発表されたSUPER EUROBEATシリーズに収録された曲であった。
- もともとは、イ・ソンジンとチョン・ミョンフンがハモハモというデュオで活動していたが、同時期にSMエンタテインメントのH.O.T.が大人気となり、これに触発された所属事務所は急遽メンバーを増員し、H.O.Tと同じ5人組のアイドルグループで対抗することにした。しかし、NRGは太四子とライバル構図のポジションになった。
- 韓国歌手としては初めて、中国企業のCFに出演した。中国ではH.O.T.やSECHSKIESよりも人気が高く、ホテルにレッドカーペットが敷かれて、NRGが利用するホテルの壁には、メンバーたちの写真が付いており、リムジン車両が各メンバーの数だけ待機していたほどの待遇を受けていたという。
- かっこいい&かわいいコンセプトで他の男性グループと差別化を維持し、第1世代の男性アイドルグループの中では神話の次に長い活動をしたグループでもある。
脚注
[編集]- ^ a b “「一世代男團」NRG 10月底發行新作!” (中国語). Kpopn. オリジナルの2017年9月19日時点におけるアーカイブ。 2020年5月1日閲覧。
- ^ 中国で韓国歌手への熱気が高くなっている(韓国語)聯合ニュース 2000.07.12
- ^ “20世紀アイドル”H.S.g.R.、再び始まるお兄さんたちの物語Kstyle 2013.08.22
- ^ NRG出身ムン・ソンフン近況公開 "革バッグ事業が大ヒット"(韓国語)ニュース1 2018.03.06
- ^ グループNRGのキム・ファンソン君、死去(韓国語)国民日報 2000.06.15
- ^ 中国から帰国し突然の体調不良…ウイルス性肺炎で00年に死去「NRG」キム・ファンソンさん、再び「SARS死亡説」浮上 WOWKOREA 2020.6.16