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POWER (ポケットビスケッツの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「POWER」
ポケットビスケッツシングル
初出アルバム『THANKS
リリース
ジャンル J-POP
レーベル 東芝EMI/TM FACTORY
プロデュース TERU / パッパラー河合
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1998年度年間21位(オリコン)
ポケットビスケッツ シングル 年表
GREEN MAN
1997年
POWER
(1998年)
Days/My Diamond
1999年
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POWER」(パワー)は、ポケットビスケッツの5枚目のシングル1998年7月22日にリリースされた。

解説

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日本テレビバラエティウッチャンナンチャンのウリナリ!!』から誕生し、デビュー以来好調なセールスを記録していたポケットビスケッツ。

  • 当初、1998年4月22日に新曲「My Diamond」を発売する予定だったが、同番組で行われたCD発売を掛けたブラックビスケッツとの対決で敗れたため、マスターテープを破壊することになった。この後CD発売を停止されていたが、番組の企画で100万人署名を達成したらCD発売許可との条件が出され、見事178万4892人の署名を集めて生まれた曲。
  • セールスは(オリコン集計で)グループ3番目のヒットだが、グループ、そして同番組発のグループとして唯一オリコンシングルチャート1位を獲得した。
  • 1998年12月31日、ポケットビスケッツ&ブラックビスケッツ スペシャルバントとして出場した『第49回NHK紅白歌合戦』では「POWER & Timing 大晦日MIX」の中で歌唱された。
  • 「POWER」は累計110万枚を売り上げ[1]、3作目のミリオンセラーを達成。(『ザ・テレビジョン』2000年2月5日-2月11日号、p.37より)
  • また、2016年6月12日の千秋のTwitterにも黄色「YELLOW YELLOW HAPPY」赤「Red Angel」と共に「POWER」がミリオン超えた曲として書かれている。
  • ミュージック・ビデオは屋外・屋内の撮影ともにすべて沖縄で行われた[2]。これは「ウリナリ!!」の「ドーバー海峡横断部」のロケ日程に合わせたものである[3]。屋内での撮影は「100万人署名運動」で集められた署名用紙に囲まれて行われた。
  • これまで、テル(内村光良)のピアノパートは間奏のみだったが、今作ではイントロから演奏をしている。PVではローランドシンセサイザーJP-8000を弾いている姿が確認できる。
  • また、ウド(ウド鈴木)のギターパートが100万人署名御礼日本縦断ツアーにて続々と追加されていった(最後の一音→Eメロ半分→Eメロ全て→Bメロ全て→Dメロ全て〈シークレットライブのみ〉)。
  • なお、「My Diamond」は翌1999年に新曲「Days」のc/w(両A面)として収録され、作品化された。
  • ポケットビスケッツ名義でリリースされた今作と次作「Days/My Diamond」の間に、ポケットビスケッツのソロ活動として、テルは「青の住人」を、千秋は「マーガレット」を、ウドは「まごころ」をそれぞれリリースしている。
  • 2016年には、元Loveステファニーがアルバム『Aioto』の収録曲としてPOWERをカバーした[4]
  • 2020年4月、千秋の元夫であるココリコ遠藤章造が自身のYouTubeチャンネルにてPOWERをカバーした動画を公開した[5]
  • 2020年12月、千秋が自身のYouTubeチャンネルにてPOWERを歌った動画を公開した[6]
  • 2023年『第74回NHK紅白歌合戦』の特別企画にブラックビスケッツと共に選出された際には、100万人署名運動で集まった署名人数「1784892」をあしらった衣装で25年ぶり2回目の紅白歌合戦のステージに立っている。

収録曲

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  1. POWER
    (作詞:CHIAKI/ポケットビスケッツ 作曲・編曲:パッパラー河合
  2. POWER(オリジナル・カラオケ)
    (作曲:パッパラー河合)
「POWER」の調
頭サビ 1A・1Bメロ 1サビ 2A・2Bメロ
変イ長調
(A)
ヘ長調
(F)
変イ長調
(A)
ヘ長調
(F)

2サビ 3Cメロ 3サビ 大サビ
変イ長調
(A)
ト短調
(Gm)
変イ長調
(A)
イ長調
(A)

収録アルバム

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脚注

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  1. ^ オリコンで推定出荷枚数が約110万枚、推定売上枚数が約90万枚となっている
  2. ^ 過去のVTRで構成された部分は除く
  3. ^ 1998年に発売されたVHS「ポケットビスケッツ 100万人署名御礼日本縦断ツアー全記録」の冒頭で語られている
  4. ^ 元Loveのステファニー、12・21ソロデビュー ポケビ「POWER」をカバー - オリコン 2016年11月15日
  5. ^ クセがありすぎるシリーズとしてのカバーのため原曲を無視した歌唱もある。また動画の中で「笑っていいとも!」の楽屋で100万人署名運動の署名をしたことを明かしている。
  6. ^ ““ポケビ復活”に涙…千秋が歌う『POWER』動画が100万再生突破「尊く大きな意味を持つ数字」”. 東京中日スポーツ (株式会社東京中日スポーツ新聞社). (2021年1月4日). https://www.chunichi.co.jp/amp/article/180258 2021年2月22日閲覧。