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PRIDE OF 中四国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

PRIDE OF 中四国(プライド オブ ちゅうしこく)とは、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するガイナーレ鳥取鳥取県)、ファジアーノ岡山岡山県)、レノファ山口FC山口県)、カマタマーレ讃岐香川県)、徳島ヴォルティス徳島県)、愛媛FC愛媛県)、FC今治愛媛県)の中国・四国地方にホームタウンを置く7クラブが行っているクラブ間、クラブと自治体の連携事業である。なお、鳥取と岡山の対戦を「陰陽ダービー」、岡山と讃岐の対戦を「PRIDE OF 中四国 ~瀬戸大橋ダービー~」、徳島と愛媛の対戦を「四国ダービー」讃岐と徳島の対戦を「東四国クラシコ」とそれぞれ呼称する。

概要

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2011年に鳥取がJリーグに入会し、Jリーグ ディビジョン2(J2)に所属する中国・四国地方のクラブが4つになったことを機に、対戦だけでなく各クラブが連携し地域の観光や物産を全面にPRしながらサポーターが楽しめる対戦企画として始まった。「PRIDE OF 中四国」という名称は公募により、1,123通の中から名づけられた[1]。それぞれのホームスタジアムを回り、その数に応じて景品が当たるスタンプラリーなどを行っている。

2014年、讃岐がJリーグに入会(J2に所属)し、徳島がJ1へ、鳥取がJ3リーグへ所属することとなったが、PRIDE OF 中四国の企画は継続して行われることが発表された[2]。スタンプラリーや順位予想企画は岡山・讃岐・愛媛の3クラブで行われる。

2015年、J3リーグに参入した山口を新たに迎え、2015年のPRIDE OF 中四国の企画はJ2の4クラブ(岡山・讃岐・徳島・愛媛)とJ3の2クラブ(鳥取・山口)合わせて6クラブで行われることになった[3]。また順位予想が各クラブの最終順位を当てるものに変更された。

また2020年からは新たにJ3リーグに参入した今治も加わり、参加クラブは7クラブとなっている。

なお、サンフレッチェ広島(広島県)は「PRIDE OF 中四国」に参加しておらず、広島との対戦は「PRIDE OF 中四国」には含まれない[4]

ホームスタジアム

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チーム名 スタジアム名
命名権名称)
収容人員 スタジアム画像
ガイナーレ鳥取 鳥取市営サッカー場
(Axisバードスタジアム)
16,033人
とりスタ
とりスタ
ファジアーノ岡山 岡山県総合グラウンド陸上競技場
(シティライトスタジアム)
20,000人
Cスタ
Cスタ
レノファ山口FC 維新百年記念公園陸上競技場 14,850人
維新公園
維新公園
カマタマーレ讃岐 香川県立丸亀競技場 22,338人
丸亀
丸亀
徳島ヴォルティス 徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場
(鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム)
19,637人
鳴門大塚
鳴門大塚
愛媛FC 愛媛県総合運動公園陸上競技場
(ニンジニアスタジアム)
15,576人
ニンスタ
ニンスタ
FC今治 ありがとうサービス. 夢スタジアム 5,000人
夢スタ
夢スタ

通算対戦成績

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数字は縦軸のチームから見たもの。
岡山・徳島・愛媛の対戦成績はPRIDE OF 中四国が始まった2011年以降のもの。
   鳥取 岡山 徳島 愛媛 讃岐 通算
鳥取   × 0勝0分6敗 0勝2分4敗 0勝0分0敗 0勝0分0敗
岡山 3勝2分1敗 3勝4分1敗 0勝1分1敗 0勝0分0敗
徳島 1勝2分3敗 × 5勝1分0敗 0勝0分0敗 0勝0分0敗
愛媛 1勝4分3敗 0勝1分5敗 × 2勝0分0敗 0勝0分0敗
讃岐 1勝1分0敗 0勝0分0敗 0勝0分2敗 ×   ×

2014年シーズン終了時点

年度別の成績

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チーム名横の数字はPRIDE OF 中四国に限っての勝ち点。
年度 優勝 2位 3位 4位
2011 岡山 12 徳島 11 愛媛 8 鳥取 1
2012 徳島 13 岡山 11 愛媛 8 鳥取 1
2013 徳島 15 岡山 11 愛媛 5 鳥取 2
2014 愛媛 7 岡山 5 讃岐 4
2015 愛媛 12 徳島 8 岡山 7 讃岐 5

脚注

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  1. ^ 「PRIDE of 中四国」2011 シーズン 地域の誇りをかけた 新たなバトルが始まる!! (徳島ヴォルティス 2011年2月25日)
  2. ^ 「2014 PRIDE OF 中四国」開幕のお知らせ カマタマーレ讃岐公式サイト(2014年4月4日)
  3. ^ 「2015 PRIDE OF 中四国 開幕!今年もやります、Jクラブとホームタウン自治体連携事業!!」 徳島ヴォルティス公式サイト(2015年2月18日)
  4. ^ 2014年および2021年J1リーグにおける広島対徳島がこれに当てはまる

関連記事

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