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Portal:歴史学/アフリカ史

  • アフリカ史を専攻していない学部生ないし社会人が、関心を深める手がかりになるもの。
  • 各領域で専門の研究者から一定の評価を得ているもの。
  • 書店で入手しやすいもの、大学図書館等で閲覧可能なもの。

導入

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  • 宇佐美久美子『アフリカ史の意味』(山川出版社〈世界史リブレット〉、1996)
  • 村治笙子, 仁田三夫『カラー版 古代エジプト人の世界―壁画とヒエログリフを読む』(岩波書店〈岩波新書〉、2004)
  • 私市正年『サハラが結ぶ南北交流』(山川出版社、2004)
  • 私市正年・佐藤健太郎編著『モロッコを知るための65章』(明石書店、2007)
  • 私市正年編著『アルジェリアを知るための62章』(明石書店、2009)
  • 鷹木恵子編著『チュニジアを知るための60章』(明石書店、2010)
  • 松田素二編著『アフリカ社会を学ぶ人のために』(世界思想社、2014)

〈時代別〉

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古代・中世

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  • イブン・バットゥータ(家島彦一訳)『大旅行記』(平凡社〈平凡社東洋文庫〉、1996-2002)
  • 笈川博一『古代エジプト 失われた世界の解読』(講談社〈講談社学術文庫〉、2014)
  • 私市正年『サハラが結ぶ南北交流』(山川出版社〈世界史リブレット〉、2004)
  • 栗田伸子, 佐藤育子『興亡の世界史 通商国家カルタゴ』(講談社〈講談社学術文庫〉、2016)
  • 佐藤次高編『西アジア史Ⅰ:アラブ』(山川出版社〈新版 世界各国史〉、2002)
  • 高宮いづみ『古代エジプト文明社会の形成』(京都大学学術出版会、2006)
  • 竹沢尚一郎『西アフリカの王国を掘る:文化人類学から考古学へ』(臨川書店、2014)
  • 長谷部史彦『オスマン帝国統治下のアラブ社会』(山川出版社〈世界史リブレット〉、2017)
  • アミン・マアルーフ(牟田口義郎, 新川雅子訳)『アラブが見た十字軍』(筑摩書房〈ちくま学芸文庫〉2001)
  • アミン・マアルーフ(服部伸六訳)『レオ・アフリカヌスの生涯―地中海世界の偉大な旅人』(リブロポート、1989)
  • 松谷健二『ヴァンダル興亡史 地中海制覇の夢』(白水社、1995)
  • 歴史学研究会編『ネットワークのなかの地中海』(青木書店、1999)
  • 私市正年『イスラム聖者―奇跡・予言・癒しの世界』(講談社、1996)
  • 私市正年『マグリブ中世社会とイスラーム聖者崇拝』(山川出版社、2009)

近代・現代

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  • 池田美佐子『ナセル アラブ民族主義の隆盛と周縁』(山川出版社〈世界史リブレット 人〉、2016)
  • 池本幸三, 布留川正博, 下山晃『近代世界と奴隷制 - 大西洋システムの中で』(人文書院、2003)
  • 岡倉登志『二つの黒人帝国』(東京大学出版会、1987)
  • 岡倉登志『ハンドブック現代アフリカ』(明石書店、2002)
  • 加藤博『ムハンマド・アリー』(山川出版社〈世界史リブレット 人〉、2013)
  • マイナ・ワ・キニャティ編(楠瀬佳子訳)『マウマウ戦争の真実』(第三書館、1992)
  • 坂井信三『イスラームと商業の歴史人類学―西アフリカの交易と知識のネットワーク』(世界思想社、2003)
  • 芝生瑞和『アンゴラ解放戦争』(岩波書店〈岩波新書〉、1976)
  • 宮治一雄『アフリカ現代史V』(山川出版社〈世界現代史17〉、2000)
  • 室井義雄『ビアフラ戦争―叢林に消えた共和国』(山川出版社、2003)
  • 吉川元, 矢澤達宏編『世界の中のアフリカ ―国家建設の歩みと国際社会』(ぎょうせい、2013)
  • シャルル=ロベール・アージュロン(私市正年、中島節子訳)『アルジェリア近現代史』(白水社、2002)
  • バンジャマン・ストラ(小山田紀子・渡辺司訳)『アルジェリアの歴史―フランス植民地支配・独立戦争・脱植民地化―』(明石書店、2011)
  • ギー・ペルヴィエ(渡邊祥子訳)『アルジェリア戦争 ─ フランスの植民地支配と民族の解放』(白水社、2012)
  • ケネス・パーキンズ(鹿島正裕訳)『チュニジア近現代史―民主的アラブ国家への道程』(風行社、2015)
  • 私市正年『北アフリカ・イスラーム主義運動の歴史』(白水社、2004)
  • 工藤晶人『地中海帝国の片影: フランス領アルジェリアの19世紀』(東京大学出版会、2013)

レファレンス

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  • デイヴィッド・エルティス, デイヴィッド・リチャードソン(増井志津代訳) 『環大西洋奴隷貿易歴史地図』(東洋書林、2012)
  • サムエル・カスール(向井元子訳)『アフリカ大陸歴史地図』(東洋書林、2002)
  • エイダン・ドドソン、ディアン・ヒルトン(池田裕訳)『全系図付エジプト歴代王朝史』(東洋書林、2012)

通史・各国史

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  • 加藤博『ナイル -地域をつむぐ川-』(刀水書房、2008)
  • 川田順造編『アフリカ史』(山川出版社〈新版世界各国史〉、2009)
  • 宮本正興, 松田素二編 『改訂新版 新書アフリカ史』(講談社〈講談社現代新書〉、2018)

各国史

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北アフリカ
  • 私市正年編著『アルジェリアを知るための62章』(明石書店、2009)
  • 私市正年、佐藤健太郎編著『モロッコを知るための65章』(明石書店、2007)
  • 塩尻和子編著『リビアを知るための60章【第2版】』(明石書店、2020)
  • 鈴木恵美編著『現代エジプトを知るための60章』(明石書店、2012)
  • 鈴木恵美『エジプト革命 - 軍とムスリム同胞団、そして若者たち』(中央公論新社〈中公新書〉、2013)
  • バンジャマン・ストラ(小山田紀子, 渡辺司訳)『アルジェリアの歴史―フランス植民地支配・独立戦争・脱植民地化―』(明石書店、2011)
  • 鷹木恵子編著『チュニジアを知るための60章』(明石書店、2010)
  • ケネス・パーキンズ(鹿島正裕訳)『チュニジア近現代史―民主的アラブ国家への道程』(風行社、2015)
西アフリカ
  • 小川了編著『セネガルとカーボベルデを知るための60章』(明石書店、2010)
  • 島田周平『物語 ナイジェリアの歴史 - 「アフリカの巨人」の実像』(中央公論新社〈中公新書〉、2019)
  • 高根務, 山田肖子編著『ガーナを知るための47章』(明石書店、2011)
  • 竹沢尚一郎編著『マリを知るための58章』(明石書店、2015)
  • 内藤陽介『マリ近現代史』(彩流社、2013)
東アフリカ、中央アフリカ
  • 岡倉登志編著『エチオピアを知るための50章』(明石書店、2010)
  • 栗田和明, 根本利通『タンザニアを知るための60章【第2版】』(明石書店、2015)
  • 富永智津子『スワヒリ都市の盛衰』 (山川出版社〈世界史リブレット〉、2008)
  • 松田素二, 津田みわ編著『ケニアを知るための55章』(明石書店、2012)
  • 吉田昌夫, 白石壮一郎編著『ウガンダを知るための53章』(明石書店、2012)
南アフリカ
  • 池谷和信編著『ボツワナを知るための52章』(明石書店、2012)
  • 島田周平, 大山修一編著『ザンビアを知るための55章』(明石書店、2020)
  • レナード・トンプソン(宮本正興, 吉國恒雄他訳)『南アフリカの歴史【最新版】』 (明石書店、2009)
  • 水野一晴, 永原陽子編著『ナミビアを知るための53章』(明石書店、2016)
  • 峯陽一編著『南アフリカを知るための60章』(明石書店、2010)
  • 吉國恒雄『グレートジンバブウェ-東南アフリカの歴史世界-』(講談社〈講談社現代新書〉、1999)
  • 伊藤正孝『南ア共和国の内幕―アパルトヘイトの終焉まで』(中央公論新社〈中公新書〉、1992)

〈テーマ史〉

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人種・エスニシティ

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  • E・E・エヴァンズ=プリチャード(向井元子訳)『ヌアー族―ナイル系一民族の生業形態と政治制度の調査記録』(平凡社〈平凡社ライブラリー〉、1997)
  • 小川さやか『都市を生きぬくための狡知―タンザニアの零細商人マチンガの民族誌―』(世界思想社、2011)
  • 川田順造編『黒人アフリカの歴史世界』(山川出版社、1987)
  • 川田順造『無文字社会の歴史―西アフリカ・モシ族の事例を中心に』(岩波書店〈岩波現代文庫〉、2001)
  • 香室結美『ふるまいの創造 ─ナミビア・へレロ人における植民地経験と美の諸相』(九州大学出版会 2019)
  • 竹沢尚一郎『サバンナの河の民―記憶と語りのエスノグラフィ』(世界思想社、2008)
  • 田中二郎『アフリカ文化探検: 半世紀の歴史から未来へ』(京都大学学術出版会、2017)
  • 根本利通『スワヒリ世界をつくった「海の市民たち」』(昭和堂、2020)

ジェンダー史

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  • 辻上奈美江『イスラーム世界のジェンダー秩序――「アラブの春」以降の女性たちの闘い』(明石書店、2014)
  • 富永智津子, 永原陽子編『新しいアフリカ史像を求めて―女性・ジェンダー・フェミニズム』(御茶の水書房、2006)
  • ボニー・ヒューレット(服部志帆ほか訳)『アフリカの森の女たち――文化・進化・発達の人類学』(春風社、2020)

政治・司法・経済

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  • 白戸圭一『ルポ 資源大陸アフリカ 暴力が結ぶ貧困と繁栄』(朝日新聞社〈朝日文庫〉、2012)
  • 武内進一『現代アフリカの紛争と国家』(明石書店、2009)
  • 筑摩書房編集部『ネルソン・マンデラ: アパルトヘイトを終焉させた英雄』(筑摩書房〈ちくま評伝シリーズ ポルトレ〉、2014)
  • 華井和代『資源問題の正義―コンゴの紛争資源問題と消費者の責任』(東信堂、2016)
  • 早川真悠『ハイパー・インフレの人類学: ジンバブエ「危機」下の多元的貨幣経済』(人文書院、2015)
  • 平野克己 『アフリカ問題 - 開発と援助の世界史』(日本評論社、2009)
  • 平野克己 『経済大陸アフリカ - 資源、食糧問題から開発政策まで』(中央公論新社〈中公新書〉、2013)
  • 布留川正博『奴隷船の世界史』(岩波書店〈岩波新書〉、2019)
  • リーマ・ボウイー, キャロル・ミザーズ(東方雅美訳)『祈りよ力となれ――リーマ・ボウイー自伝』英治出版、2012)
  • カール・ポランニー(栗本慎一郎, 端信行訳)『経済と文明 - ダホメの経済人類学的分析』(筑摩書房〈ちくま学芸文庫〉、2004)
  • デニ・ムクウェゲ(加藤かおり訳)『すべては救済のために――デニ・ムクウェゲ自伝』(あすなろ書房、2019)
  • 吉田昌夫『東アフリカ社会経済論―タンザニアを中心として』(古今書院、1997)

宗教

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  • タミム・アンサーリー(小沢千重子訳)『イスラームから見た「世界史」』(紀伊國屋書店、2011)
  • 嶋田義仁『黒アフリカ・イスラーム文明論』(創成社、2010)
  • 高岡豊ほか編『「アラブの春」以後のイスラーム主義運動』(ミネルヴァ書房、2019)

文化

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  • モスタファ・エル・アバディ(松本慎二訳)『古代アレクサンドリア図書館 ―よみがえる知の宝庫』(中央公論新社〈中公新書〉、1991)
  • オラウダ・イクイアーノ『アフリカ人、イクイアーノの生涯の興味深い物語』久野陽一訳、(研究社〈英国十八世紀文学叢書〉、2012)
  • 河江肖剰『ピラミッド: 最新科学で古代遺跡の謎を解く』(新潮社〈新潮文庫〉、2018)
  • 川田順造『サバンナの博物誌』(筑摩書房〈ちくま文庫〉、1991)
  • アンヌ・グロフィレー(ダコスタ吉村花子訳)『ワックスプリント―世界を旅したアフリカ布の歴史と特色』(グラフィック社、2019)
  • ウスビ・サコ, 清水貴夫編 『現代アフリカ文化の今 15の視点から、その現在地を探る』(青幻舎、2020)
  • 白石顕二『アフリカ音楽の想像力』(勁草書房、1993)
  • 白石顕二『アフリカ映画紀行』(柘植書房新社、2000)
  • 中尾佐助『農業起源をたずねる旅―ニジェールからナイルへ』 (岩波書店〈岩波同時代ライブラリー〉、1993)
  • 中町信孝『「アラブの春」と音楽 若者たちの愛国とプロテスト』(DU BOOKS、2016)
  • ジョシュア・ハマー(梶山あゆみ訳)『アルカイダから古文書を守った図書館員』(紀伊國屋書店、2017)
  • フランツ・ファノン(鈴木道彦, 浦野衣子訳)『地に呪われたる者 【新装版】』(みすず書房、2015)
  • 和田浩一郎『古代エジプトの埋葬習慣』(ポプラ社〈ポプラ新書〉、2014)

アフリカと日本

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  • 並木誠士, 上田文, 青木美保子『アフリカンプリント: 京都で生まれた布物語』(青幻舎、2019)
  • 服部正也『ルワンダ中央銀行総裁日記』(中央公論新社〈中公新書〉、2009)