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Portal:歴史学/南北アメリカ史


  • アメリカの地域研究を専攻していない学部生ないし社会人が、関心を深める手がかりになるもの。
  • 各領域で専門の研究者から一定の評価を得ているもの。
  • 書店で入手しやすいもの、大学図書館等で閲覧可能なもの。

アメリカ合衆国

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導入

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  • 阿川尚之『憲法で読むアメリカ史(全)』(ちくま学芸文庫、2013)
  • 大類 久恵ほか編著『新時代アメリカ社会を知るための60章』(明石書店、2013)
  • 和田光弘『大学で学ぶアメリカ史』(ミネルヴァ書房、2014)
  • 富田虎男ほか『アメリカの歴史を知るための63章【第3版】』(明石書店、2015)
  • 貴堂嘉之『移民国家アメリカの歴史』(岩波新書、2018)
  • ジェームズ・ウエスト・デイビッドソン(上杉隼人ほか訳)『若い読者のためのアメリカ史 』(すばる舎、2018)
  • 森本あんり『キリスト教でたどるアメリカ史』(角川ソフィア文庫、2019)

〈時代別〉

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植民地時代

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  • 川北稔『民衆の大英帝国 ─ 近世イギリス社会とアメリカ移民』(岩波書店、1990;再版2008)
  • 大西直樹『ニューイングランドの宗教と社会』 (彩流社、1997)
  • 滝野哲郎『農園主と奴隷のアメリカ』(世界思想社、2004)
  • 遠藤泰生編『植民地時代 ─ 15世紀末〜1770年代』(亀井俊介・鈴木健次監修『史料で読む文化史』東京大学出版会、2005)
  • 増井志津代『植民地時代アメリカの宗教思想 ─ ピューリタニズムと大西洋世界』(上智大学出版、2006)

独立戦争・南北戦争

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  • ロバート・グロス(宇田佳正・大山綱夫訳)『ミニットマンの世界 ─ アメリカ独立革命民衆史』(北海道大学図書刊行会、1980)
  • 五十嵐武士『アメリカの建国 ─ その栄光と試練』(東京大学出版会、1984)
  • 斎藤眞『アメリカ革命史研究 ─ 自由と統合』(東京大学出版会、1992)
  • 長田豊臣『南北戦争と国家』(東京大学出版会、1992)
  • 中野勝郎『アメリカ連邦体制の確立 ─ ハミルトンと共和政』(東京大学出版会、1993)
  • 大森雄太郎『アメリカ革命とジョン・ロック』(慶應義塾大学出版会、2005)
  • 紀平英作編『アメリカ民主主義の過去と現在 ─ 歴史からの問い』(ミネルヴァ書房、2008)
  • ゴードン・S・ウッド(中野勝郎訳)『アメリカ独立革命』(岩波書店、2016)
(奴隷制)
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  • ケネス・M・スタンプ(疋田三良訳)『アメリカ南部の奴隷制』(彩流社、1988)
  • 辻内鏡人『アメリカの奴隷制と自由主義』(東京大学出版会、1997)
  • 清水忠重『アメリカの黒人奴隷制論 ─ その思想史的展開』(木鐸社、2001)
  • ジェームズ・B・スチュワート(真下順訳)『アメリカ黒人解放前史 ─ 奴隷制廃止運動』(明石書店、2002)

再建期・19世紀末

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  • ハーバート・G・ガットマン(大下尚一訳)『金ぴか時代のアメリカ』(平凡社、1986)
  • 高橋章『アメリカ帝国主義形成史の研究』(名古屋大学出版会、1999)
  • 岡山裕『アメリカ二大政党制の確立 ─ 再建期における戦後体制の形成と共和党』(東京大学出版会、2005)
  • 常松洋『ヴィクトリアン・アメリカの社会と政治』(昭和堂、2006)
(西部開拓史)
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  • 猿谷 要『西部開拓史』(岩波新書、1982)
  • 岡田泰男『アメリカの夢 アウトローの荒野 ─ ジェシー・ジェイムズの西部』(平凡社、1988)
  • 岡田泰男『フロンティアと開拓者 : アメリカ西漸運動の研究』(東京大学出版会、1994)
  • スコット・スティードマン(猿谷 要・清水 真里子訳)『アメリカ西部開拓史』(三省堂、1994)
  • 篠田 靖子『アメリカ西部の女性史』(明石書店、1999)
  • ジョアナ・ストラットン(井尾 祥子・当麻英子訳)『パイオニア・ウーマン―女たちの西部開拓史』(講談社学術文庫、2003)
  • 高橋 弘『ユタ州とブリガム・ヤング―アメリカ西部開拓史における暴力・性・宗教』(新教出版社、2007)
  • 高野 一良『アメリカン・フロンティアの原風景―西部劇・先住民・奴隷制・科学・宗教』(風濤社、2013)
  • ウィリアム・T・アンダーソン(谷口 由美子訳)『大草原の小さな家―ローラのふるさとを訪ねて 増補改訂版』(求龍堂、2013)

改革期・両大戦期

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  • 今津晃『市民的自由の探求 ─ 両大戦間のアメリカ』(世界思想社、1985)
  • 岡本勝『アメリカ禁酒運動の軌跡 ─ 植民地時代から全国禁酒法まで』(ミネルヴァ書房、1994)
  • 岡本勝『禁酒法 ─ 「酒のない社会」の実験』(講談社現代新書、1996)
  • 秋元英一『世界大恐慌 ─ 1929年に何がおこったか』(講談社学術文庫、2009)
  • フレデリック・ルイス・アレン(藤久ミネ訳)『オンリー・イエスタデイ ─ 1920年代・アメリカ』(ちくま文庫、1993)
  • 常松洋『世界史リブレット 大衆消費社会の登場』(山川出版社、1997)
  • 常松 洋・松本 悠子編『消費とアメリカ社会―消費大国の社会史』(山川出版社、2005)
  • オリヴィエ・サンズ(有賀貞・西崎文子訳)『アメリカの世紀 ─ それはいかにして創られたか?』(刀水書房、2005)
  • 生井英考『興亡の世界史 空の帝国 アメリカの20世紀』(講談社学術文庫、2006)
(ニューディール)
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  • 久保文明『ニューディールとアメリカ民主政 ─ 農業政策をめぐる政治過程』(東京大学出版会、1988)
  • 紀平英作『ニューディール政治秩序の形成過程の研究』(京都大学学術出版会、1993)
  • 河内信幸『ニューディール体制論 ─ 大恐慌下のアメリカ社会』 (学術出版会、2005)

冷戦期

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  • デイヴィッド・リースマン(加藤秀俊訳)『孤独な群衆』(みすず書房、1964)
  • 陸井三郎『ハリウッドとマッカーシズム』(筑摩書房、1990)
  • トッド・ギリトン(疋田三良・向井俊二訳『60年代アメリカ ─ 希望と怒りの日々』(彩流社、1993)
  • 紀平英作『パクス・アメリカーナへの道―胎動する戦後世界秩序』(山川出版社、1996)
  • ステファニー・クーンツ(岡村ひとみ訳)『家族という神話 ─ アメリカン・ファミリーの夢と現実』(筑摩書房、1998)
  • ジョン・ダワー(斎藤元二訳)『容赦なき戦争 ─ 太平洋戦争における人種差別』(平凡社、2001)
  • ロバート・パットナム(柴内康文訳)『孤独なボウリング ─ 米国社会の崩壊と再生』(柏書房、2006)
  • シーダ・スコッチポル(河田潤一訳)『失われた民主主義 ─ メンバーシップからマネージメントへ』(慶應義塾大学出版会、2007)
  • 川島正樹『アメリカ市民権運動の歴史―連鎖する地域闘争と合衆国社会』(名古屋大学出版会、2008)
  • 佐々木卓也編『戦後アメリカ外交史』(有斐閣、2009)
(冷戦)
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  • 牧野裕『冷静の起源とアメリカの覇権』(御茶の水書房、1993)
  • 紀平英作『世界史リブレット 歴史としての核時代』(山川出版社、1998)
  • ジョン・ギャディス(河井秀和・鈴木健人訳)『冷戦 ─ その歴史と問題点』(彩流社、2007)
(ベトナム戦争)
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  • 生井 英考『負けた戦争の記憶 ─ 歴史のなかのヴェトナム戦争』(三省堂、2000)
  • 松岡完『ベトナム戦争 ─ 誤算と誤解の戦場』(中公新書、2001)
  • 白井洋子『ベトナム戦争のアメリカ ─ もう一つのアメリカ史』(刀水書房、2006)
  • 生井 英考『ジャングル・クルーズにうってつけの日――ヴェトナム戦争の文化とイメージ』(岩波現代文庫、2015)

現代

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  • トッド・ギリアン(疋田三良・向井俊二訳)『アメリカの文化戦争 ─ たそがれゆく共通の夢』(彩流社、2001)
  • ロバート・ライシュ(清家篤訳)『勝者の代償 ─ ニュー・エコノミーの深淵と未来』(東洋経済新報社、2002)
  • ジョン・G・アイケンベリー(鈴木康雄訳)『アフター・ヴィクトリー ─ 戦後構築の論理と行動』(NTT出版、2004)
  • アーサー・シュレジンガーJr(藤田文子・藤田博司訳)『アメリカ大統領と戦争』(岩波書店、2005)
  • 古矢旬『ブッシュからオバマへ ─ アメリカ変革のゆくえ』(岩波書店、2009)
  • J・D・ヴァンス(関根光宏・山田文訳)『ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち』(光文社、2017)
  • 金成隆一『ルポ トランプ王国――もう一つのアメリカを行く』(岩波新書、2017)
  • ジェシカ・ブルーダー(鈴木素子訳)『ノマド 漂流する高齢労働者たち』(春秋社、2018)
  • 前嶋和弘ほか編『現代アメリカ政治とメディア』(東洋経済新報社、2019)
  • バラク・オバマ(山田文ほか訳)『約束の地 大統領回顧録』上下(集英社、2021)
(イラク戦争)
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  • ジェームズ・マン(渡辺昭夫監訳)『ウルカヌスの群像 ─ ブッシュ政権とイラク戦争』(共同通信社、2004)
  • ジョージ・パッカー(豊田 英子訳)『イラク戦争のアメリカ』(みすず書房、2008)
  • ローレンス・ライト(平賀秀明訳)『倒壊する巨塔〈上〉―アルカイダと「9・11」への道』上下(白水社、2009)
  • トビー・ドッジ(山岡 由美訳)『イラク戦争は民主主義をもたらしたのか』(みすず書房、2014)
(トランプ政権)
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  • ワシントンポスト取材班(野中香方子ほか訳)『トランプ』(文藝春秋、2016)
  • ボブ・ウッドワード(伏見威蕃訳)『FEAR 恐怖の男 トランプ政権の真実』(日本経済新聞出版、2018)
  • ヒラリー・ロダム・クリントン(髙山祥子訳)『WHAT HAPPENED 何が起きたのか?』(光文社、2018)

通史

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  • 有賀貞ほか『世界歴史大系 アメリカ史:1 17世紀~1877年』(山川出版社、1994)ISBN 978-4634460409
  • 平野孝ほか『世界歴史大系 アメリカ史:2 1877年~1992年』(山川出版社、1993)ISBN 978-4634460508
  • エリック・フォーナー(横山良ほか訳)『アメリカ 自由の物語 ─ 植民地時代から現代まで』上・下(岩波書店、2008)ISBN 978-4000220446
  • 和田光弘『シリーズ アメリカ合衆国史:1 植民地から建国へ 19世紀初頭まで』(岩波新書、2019)ISBN 9784004317708
  • 貴堂嘉之『シリーズ アメリカ合衆国史:2 南北戦争の時代 19世紀』(岩波新書、2019)ISBN 9784004317715
  • 中野耕太郎『シリーズ アメリカ合衆国史:3 20世紀アメリカの夢 世紀転換期から1970年代』(岩波新書、2019)ISBN 9784004317722
  • 古矢旬『シリーズ アメリカ合衆国史:4 グローバル時代のアメリカ 冷戦時代から21世紀』(岩波新書、2020)ISBN 9784004317739
  • Brinkley, Alan. American History: Connecting with the Past, 15th ed. (McGraw-Hill, 2014) ISBN 978-0021362998

レファレンス

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  • ロバート・H・フェレル(谷中寿子訳)『図説アメリカ歴史地図』(原書房、1994)
  • 合衆国商務省編(斎藤眞・鳥居泰彦監訳)『アメリカ歴史統計』(東洋書林、1999)
  • 川島浩平ほか編『地図でよむアメリカ ─ 歴史と現在』(雄山閣出版、1999)
  • 斎藤眞ほか監修『アメリカを知る事典 新訂増補版』(平凡社、2000)
  • マーティン・ギルバート(池田智訳)『アメリか歴史地図』(明石書店、2003)
  • 有賀夏紀・油井大三郎・紀平英作編『アメリカ史研究入門』(山川出版社、2009)

〈テーマ史〉

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人種・エスニシティ

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  • 上杉忍『アメリカ黒人の歴史 - 奴隷貿易からオバマ大統領まで』(中公新書、2013)
  • 兼子 歩・貴堂 嘉之編『「ヘイト」の時代のアメリカ史:人種・民族・国籍を考える』(彩流社、2017)
  • ジェームス・M. バーダマン(森本 豊富訳)『アメリカ黒人史 ――奴隷制からBLMまで』(ちくま新書、2020)
  • 渡辺 靖『白人ナショナリズム ─ アメリカを揺るがす「文化的反動」』(中公新書、2020)

ジェンダー史

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  • 有賀夏紀『アメリカ・フェミニズムの社会史』(勁草書房、1988)
  • リリアン・フェダマン(冨岡明美訳)『レズビアンの歴史』(筑摩書房、1996)
  • ジョーン・W・スコット(荻野美穂訳)『ジェンダーと歴史学』(平凡社、1996)
  • 荻野美穂『中絶論争とアメリカ社会 ─ 身体をめぐる戦争』(岩波書店、2001)
  • サラ・エヴァンズ(小繪山ルイほか訳)『アメリカの女性の歴史 ─ 自由のために生まれて』(明石書店、2005)
  • 山内恵『不自然な母親と呼ばれたフェミニスト ─ シャーロット・パーキンズ・ギルマンと新しい母性』(東進堂、2008)
  • エレン・C・デュボイス、リン・ドゥメニル(安武留美ほか訳)『女性の目から見たアメリカ史』(明石書店、2009)

司法

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  • 浅香 吉幹『現代アメリカの司法』(東京大学出版会、1999)
  • 丸山 徹『入門・アメリカの司法制度 - 陪審裁判の理解のために』(現代人文社、2007)
  • ジェフリー・トゥービン(増子久美・鈴木淑美訳)『ザ・ナイン ---アメリカ連邦最高裁の素顔』(河出書房新社、2013)
  • スティーブン・ブライヤー(大久保史郎訳)『アメリカ最高裁判所――民主主義を活かす』(岩波書店、2016)

政治

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  • バーナード・ペイリン(田中和か子訳)『アメリカ政治の起源』(東京大学出版会、1975)
  • 辻内鏡人『現代アメリカの政治文化 ─ 多文化主義とポストコロニアリズムの交錯』(ミネルヴァ書房、2001)
  • 久保文明『アメリカ政治史』(有斐閣、2018)
  • 岡山裕『アメリカの政党政治-建国から250年の軌跡』(中公新書、2020)

宗教

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  • リチャード・H・ニーバー(柴田史子訳)『アメリカ型キリスト教の社会的起源』(ヨルダン社、1984)
  • J・C・ブラウアー(野村文子訳)『アメリか建国の精神 ─ 宗教と文化風土』(玉川大学出版部、2002)
  • リチャード・ホーフスタッター(田村哲夫訳)『アメリカの反知性主義』(みすず書房、2003)
  • 増井志津代『植民地時代アメリカの宗教思想 ─ ピューリタニズムと大西洋世界』(上智大学出版、2006)
  • 森本あんり『アメリカ・キリスト教史―理念によって建てられた国の軌跡』(新教出版社、2006)

文学

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  • 柴田 元幸『アメリカ文学のレッスン』(講談社現代新書、2000)
  • 巽 孝之『アメリカ文学史―駆動する物語の時空間』(慶應義塾大学出版会、2003)
  • 亀井 俊介編『アメリカ文化史入門―植民地時代から現代まで』(昭和堂、2006)
  • 渡辺 利雄『講義 アメリカ文学史 [入門編]』(研究社、2011)
  • 諏訪部 浩一ほか編『アメリカ文学入門』(三修社、2013)
  • 竹内理矢・山本洋平編『深まりゆくアメリカ文学:源流と展開』(ミネルヴァ書房、2021)

ポピュラー文化

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  • 本間長世『アメリカ文化のヒーローたち』(新潮社、1991)
  • 亀井俊介『アメリカン・ヒーローの系譜』(研究社出版、1993)
  • 杉野健太郎ほか『アメリカ文化入門』(三修社、2010)
  • 大和田俊之『アメリカ音楽史 ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』(講談社選書メチエ、2011)
  • 巽孝之・宇沢美子編『よくわかるアメリカ文化史』(ミネルヴァ書房、2020)
(映画)
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  • ロバート・スクラー(鈴木主悦訳)『アメリカ映画の文化史 映画がつくったアメリカ』上・下(講談社学術文庫、1995)
  • 加藤幹郎『映画館と観客の文化史』(中公新書、2006)
  • 北野圭介『新版 ハリウッド100年史講義』(平凡社新書、2017)

日本とアメリカ

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  • 児玉実英『アメリカのジャポニズム ─ 美術・工芸を超えた日本志向』(中公新書、1995)
  • 五十嵐武士『戦後日米関係の形成 ─ 講和・安保と冷戦後の視点に立って』(講談社学術文庫、1995)
  • 袖井林二郎『マッカーサーの二千日』(中公文庫、2004)
  • ジョン・ダワー(高杉忠明ほか訳)『敗北を抱きしめて ─ 第二次大戦後の日本人』(岩波書店、2004)
  • 五百旗頭真『日米戦争と戦後日本』(講談社学術文庫、2005)
  • 五百旗頭真『日米関係史』(有斐閣、2008)

関連サイト

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史料紹介・ドキュメンタリー動画など

カナダ

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導入

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  • 大原祐子『カナダ史への道』(山川出版社、1996)
  • 細川道久ほか編著『カナダの歴史を知るための50章』(明石書店、2017)
  • 水戸考道ほか編著『総合研究カナダ』(関西学院大学出版会、2020)

〈時代別〉

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  • 木村和男『イギリス帝国連邦運動と自治植民地』(創文社、2000)
  • 竹中豊『ケベックとカナダ: 地域研究の愉しみ』(彩流社、2014)
  • 日本カナダ学会編『現代カナダを知るための60章【第2版】』(明石書店、2021)
  • ジェラール・ブシャール(丹羽卓ほか訳)『ケベックの生成と「新世界」―「ネイション」と「アイデンティティ」をめぐる比較史』(彩流社、2007)
  • 森永貴子『ロシアの拡大と毛皮交易;16−19世紀シベリア・北太平洋の商人世界』(彩流社、2008)

通史

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  • 木村和男編『《新版世界各国史》カナダ史』(山川出版社、1999)

〈テーマ史〉

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人種・エスニシティ

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  • ドミニク・クレマン(細川道久訳)『カナダ人権史―多文化共生社会はこうして築かれた』(明石書店、2018)
  • ヴァレリー・ノールズ(細川道久訳)『カナダ移民史―多民族社会の形成』(明石書店、2014)
  • ダグラス・フランシス(木村和男訳)『カナダの地域と民族―歴史的アプローチ』(同文舘出版、1993)

ジェンダー史

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  • シルヴィア・ヴァン・カーク(木村和男, 田中俊弘訳)『優しい絆 - 北米毛皮交易社会の女性史1670-1870』(麗澤大学出版会、2014)

政治・司法・経済

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  • P・E・トルドー(田中浩・加藤普章訳)『連邦主義の思想と構造 ─ トルドーとカナダの民主主義』(御茶の水書房、1991)
  • 加藤普章『カナダ連邦政治』(東京大学出版会、2002)
  • 木村和男『毛皮交易が創る世界 - ハドソン湾からユーラシアへ』(岩波書店、2004)
  • 小川浩之『英連邦』(中央公論新社〈中公叢書〉、2012)
  • 荒木隆人『カナダ連邦政治とケベック政治闘争: 憲法闘争を巡る政治過程』(法律文化社、2015)

多文化主義

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  • 新川敏光編著『多文化主義社会の福祉国家 : カナダの実験』(ミネルヴァ書房、2008)
  • アラン=G.ガニョン、ラファエル・イアコヴィーノ(古地順一郎・柳原克行訳)『マルチナショナリズム : ケベックとカナダ・連邦制・シティズンシップ』(彩流社、2012)
  • 松井茂記『カナダの憲法 : 多文化主義の国のかたち』(岩波書店、2012)
  • 加藤普章『カナダの多文化主義と移民統合』(東京大学出版会、2018)
  • W・キムリッカ(稲田恭明・施光恒訳)『多文化主義のゆくえ : 国際化をめぐる苦闘』(法政大学出版局、2018)

宗教

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  • 富井幸雄「カナダにおける信教の自由」(『法学会雑誌』48:2, 2007)
  • 加藤普章「カナダの多文化主義 ─ 言語と宗教をめぐる多元性と歴史的展開」(『法学研究』67:12, 1994)

文化

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  • ダグラス・ボールドウィン(木村和男訳)『赤毛のアン』の島―プリンスエドワード島の歴史』(河出書房新社、1995)

カナダと日本

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  • ジョン・D・ミーハン(田中俊弘ほか訳)『日加関係史1929‐1941―戦争に向かう日本 カナダの視座から』(彩流社、2006)

中南米

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導入

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  • 国本伊代 『概説ラテンアメリカ史 改訂新版』(新評論、2001)
  • 清水透『ラテンアメリカ五〇〇年 歴史のトルソー』(岩波書店〈岩波現代文庫〉、2017)
  • 高橋均『ラテンアメリカの歴史』(山川出版社〈世界史リブレット〉、1998)
  • 増田義郎『物語ラテン・アメリカの歴史―未来の大陸』(中央公論新社〈中公新書〉、1998)

〈時代別〉

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古代・植民地時代

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  • 網野徹哉『インカとスペイン 帝国の交錯』(講談社〈講談社学術文庫〉、2018)
  • サアグン, コルテス, ヘレス, カルバハル(小池佑二他訳)『征服者と新世界』(岩波書店〈大航海時代叢書〉、1980)
  • ペドロ・シエサ・デ・レオン(増田義郎訳)『インカ帝国史』(岩波書店〈岩波文庫〉、2006)
  • 島田泉, 篠田謙一編『インカ帝国 - 研究のフロンティア』(東海大学出版会〈国立科学博物館叢書〉、2012)
  • 鈴木真太郎『古代マヤ文明-栄華と衰亡の3000年』(中央公論新社〈中公新書〉、2020)
  • ソリタ、ランダ(小池佑二訳)『ヌエバ・エスパニャ報告書/ユカタン事物記』(岩波書店〈世界歴史叢書〉、1982)
  • バルトロメ・デ・ラス・カサス(石原保徳編, 長南実訳)『インディアス史』1-7(岩波書店〈岩波文庫〉、2009)
  • チャールズ・C・マン(布施由紀子訳)『1493――世界を変えた大陸間の「交換」』(紀伊國屋書店、2016)
  • 山本紀夫『コロンブスの不平等交換 作物・奴隷・疫病の世界史』(岩波書店〈角川選書〉、2017)

近代・現代

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  • 国本伊代『メキシコ革命』(山川出版社〈世界史リブレット〉、2008)
  • リカルド・ポサス, 清水透『コーラを聖なる水に変えた人々 メキシコ・インディオの証言』(現代企画室、1984)

レファレンス

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  • アントニオ・アイミ(井上幸孝監修, モドリュー克枝訳)『ビジュアル図解 マヤ・アステカ文化事典』(柊風舎、2020年)
  • 青山和夫『マヤ文明を知る事典』(東京堂出版、2015)
  • オリヴィエ・ダベーヌ, フレデリック・ルオー(太田佐絵子訳)『地図で見るラテンアメリカハンドブック』(原書房、2017)

通史

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  • 山田睦男, 増田義郎編『《新版世界各国史》25.ラテンアメリカ史Ⅰ メキシコ・中央アメリカ・カリブ海』(山川出版社、1999) 
  • 増田義郎編『《新版世界各国史》26.ラテンアメリカ史Ⅱ 南アメリカ』(山川出版社、1999) 
  • エリック・ウィリアムズ(川北稔訳)『コロンブスからカストロまで――カリブ海域史、1492-1969』(岩波書店〈岩波現代文庫〉、2014)
  • エドゥアルド・ガレアーノ(大久保光夫訳)『収奪された大地―ラテンアメリカ500年史』(藤原書店、1997)

各国史

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メキシコ
  • 大垣貴志郎『物語 メキシコの歴史―太陽の国の英傑たち』(中央公論新社〈中公新書〉、2008)
  • ベルナール・ディーアス・デル・カスティーリョ(小林一宏訳)『メキシコ征服記』1-3(岩波書店〈世界歴史叢書〉、1986-1987)
  • ブライアン・ハムネット(土井亨訳)『メキシコの歴史』(創土社〈ケンブリッジ版世界各国史シリーズ〉、2008)
ハイチ
  • 浜忠雄『ハイチの栄光と苦難―世界初の黒人共和国の行方』(刀水書房、2007)
  • 山岡加奈子『ハイチとドミニカ共和国: ひとつの島に共存するカリブ二国の発展と今』(アジア経済研究所、2018)
ボリビア
  • ハーバート・S・クライン(星野靖子訳)『ボリビアの歴史』(創土社〈ケンブリッジ版世界各国史シリーズ〉、2011)
ブラジル
  • 中岡義介, 川西尋子『ブラジルの都市の歴史―コロニアル時代からコーヒーの時代まで』(明石書店〈世界歴史叢書〉、2020)
  • ボリス・ファウスト(鈴木茂訳)『ブラジル史』(明石書店〈世界歴史叢書〉、2008)
ペルー
  • ペドロ・ピサロ, オカンポ, アリアーガ(旦敬介訳)『ペルー王国史』『征服者と新世界』(岩波書店〈世界歴史叢書〉、1984)
  • 増田義郎, 柳田利夫『ペルー──太平洋とアンデスの国──近代史と日系社会』(中央公論新社、1999)

〈テーマ史〉

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人種・エスニシティ

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  • アーヴィング・ラウス(杉野目康子訳)『タイノ人―コロンブスが出会ったカリブの民』(法政大学出版局〈叢書ウニベルシタス〉、1991)
  • アン・チャップマン(大川豪司訳)『ハイン 地の果ての祭典: 南米フエゴ諸島先住民セルクナムの生と死』(新評論、2017)

ジェンダー史

[編集]

政治・司法・経済

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  • イヴォネ・ベザーハ・ヂ・メロ(宮川智恵子訳)『リオの路上から・イヴォネと子供たち』(丸善プラネット、1995)
  • 宇佐見耕一, 坂口安紀他『図説 ラテンアメリカ経済』(日本評論社、2009)

宗教

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  • 斎藤晃『魂の征服―アンデスにおける改宗の政治学』(平凡社、1993)

文化

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  • ソフィー・D・コウ, マイケル・D・コウ(樋口幸子訳)『チョコレートの歴史』(河出書房新社〈河出文庫〉、2017)
  • マイケル・D. コウ(増田義郎他訳)『マヤ文字解読』(創元社、2003)
  • 寺尾隆吉『100人の作家で知る ラテンアメリカ文学ガイドブック』(勉誠出版、2020)
  • 松森奈津子『野蛮から秩序へ―インディアス問題とサラマンカ学派―』(名古屋大学出版会、2009)
  • ルイ・カストロ(国安真奈訳)『ボサノヴァの歴史』(音楽之友社、2008)

中南米と日本

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  • ルシオ・デ・ソウザ(岡美穂子訳)『大航海時代の日本人奴隷 - アジア・新大陸・ヨーロッパ(増補新版)』(中央公論新社〈中公選書〉、2021)
  • 深沢正雪『移民と日本人 ─ブラジル移民110年の歴史から─』(無明舎出版、2019)