QED 河童伝説
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QED 河童伝説 | ||
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著者 | 高田崇史 | |
発行日 | 2007年2月 | |
発行元 | 講談社 | |
ジャンル | 推理小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | ノベルス | |
前作 | QED 〜ventus〜 御霊将門 | |
次作 | QED 〜flumen〜 九段坂の春 | |
コード | ISBN 978-4-06-182517-8 | |
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『QED 河童伝説』(キューイーディー かっぱでんせつ)は、高田崇史による推理小説。QEDシリーズの第13作である。
出版履歴
[編集]- 2007年:講談社ノベルス、ISBN 978-4-06-182517-8
- 2010年:講談社文庫、ISBN 978-4-06-276584-8
あらすじ
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
平成9年7月、相馬野馬追祭を見るため、福島に向かった奈々、沙織、小松崎。遠野で友人と会った桑原も合流する。一方、河童伝説が残る川で、小高製薬関係者の連続殺人事件が起こっていた。
登場人物
[編集]→「QEDシリーズ § 主な登場人物」も参照
- 桑原 崇(くわばら たかし)
- 通称、タタル。萬冶漢方(漢方薬局)勤務の薬剤師。相馬旅行に同行するはずが、遅刻したために新幹線で先回りしようとした。しかし、その車内で寝過ごしてしまい、花巻まで行ってしまったため「河童」を訪ねてから難たちに同行することにする。
- 棚旗 奈々(たなはた なな)
- ホワイト薬局勤務の薬剤師。相馬馬追い祭を見物するため、沙織・小松崎とともに福島へ行く。
- 小松崎 良平(こまつざき りょうへい)
- 通称「熊つ崎」。フリーのジャーナリスト。
- 棚旗 沙織(たなはた さおり)
- 奈々の妹。私大文学部卒業後、現在は出版関係会社に勤務。
- 神山 禮子(みわやま れいこ)
- 薬剤師。熊野の出身だが、わけあって故郷を捨てる。現在は、富岡大学付属病院の薬局に勤務。
- 御名形 史文(みなかた しもん)
- 毒草師。禮子とは古くからの知り合い。和歌山と東京を行き来して仕事をしているらしい。
- 出雲谷 拓蔵(いずもや たくぞう)
- 通称「海妖坊」。桑原の友人で遠野市在住。崇からは、「河童」とも呼ばれる。あだ名の由来は、数年前まで営んでいた骨董屋「海妖房」。
事件関係者
[編集]- 安岡 良一(やすおか りょういち)
- 小高製薬MR。富岡大学付属病院を担当していた。弟の死後、同じ強羅川で左腕を切り落とされ、死亡しているのを発見される。
- 安岡 昭二(やすおか しょうじ)
- 良一の弟。兄のコネで、雑貨の卸問屋に勤務。ストーカー癖がある。絞殺され、左手を切り落とされて強羅川から遺体となって発見される。
- 亘理 淳(わたり あつし)
- 小高製薬課長。中央薬科大学卒業。学生時代は演研。
- 中村 寿之(なかむら としゆき)
- 小高製薬部長。36歳。相馬市出身。会社からの独立を考えている。
- 岩沼 仁(いわぬま ひとし)
- 小高製薬常務。相馬市出身。
- 小藤 安夫(こふじ やすお)
- 直泉製薬MR。悪徳で有名。行方不明になっている。
- 小高 雄一郎(おだか ゆういちろう)
- 小高製薬社長。創業者にして先代社長・小高寛治の息子。
- 秋野 美恵子(あきの みえこ)
- 寿之の恋人。28歳。
警察
[編集]- 習志野 修平(ならしの しゅうへい)
- 千葉県警捜査第一課警部。
- 稲村 幸輔(いなむら こうすけ)
- 習志野の部下。
- 澤 武嗣(さわ たけし)
- 福島県警の刑事。