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REBECCA IV 〜Maybe Tomorrow〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
REBECCA IVから転送)
『REBECCA IV 〜Maybe Tomorrow〜』
レベッカスタジオ・アルバム
リリース
録音
ジャンル ロック
時間
レーベル CBS・ソニー / FITZBEAT
プロデュース レベッカ
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1985年度年間45位(オリコン)
  • 1986年度年間3位(オリコン)
レベッカ アルバム 年表
EARLY REBECCA
(1985年)
REBECCA IV 〜Maybe Tomorrow〜
(1985年)
TIME
(1986年)
『REBECCA IV 〜Maybe Tomorrow〜』収録のシングル
  1. フレンズ/ガールズ ブラボー!
    リリース: 1985年10月21日
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REBECCA IV 〜Maybe Tomorrow〜』(レベッカ フォー 〜メイビー トゥモロー〜)は、レベッカの4枚目のアルバム。

キャッチコピーは『明日へ飛翔しつづけるレベッカの最新超強力アルバム!!』。

背景

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前作『WILD & HONEY』から約半年ぶりにリリースされたアルバムで、日本テレビ系ドラマ『ハーフポテトな俺たち』のオープニング曲である「ガールズ ブラボー!」と、エンディング曲として使用された「フレンズ」をはじめ[1]、コンサートの最後で披露されることが多かった「Maybe Tomorrow」[2]を含めた全10曲が収録されている。

音楽性

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9曲目の「London Boy」は、GLAYのメンバーであるJIROが、地元である函館を思い出す曲として当楽曲を挙げている[3]

リリース

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1985年11月1日にCBS・ソニーFITZBEATレーベルからLPCDカセットの3形態でリリースされた。

1994年11月2日にKi/oon Sony RecordsのFITZBEATレーベルから、CDのみで再リリースされた[4]

2007年9月19日にSony Music DirectのGT musicレーベルから、リマスターされたCDに紙ジャケット仕様で完全生産限定盤として[5]、2013年2月20日にBlu-spec CD2としてリリースされた[6]

2017年7月26日に、Sony Music DirectのGREAT TRACKSレーベルからLPとして再リリースされ、リマスタリングGOH HOTODA、カッティングはバーニー・グランドマンが担当した[7]

批評

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専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
CDジャーナル肯定的[6][4]
OKMusic肯定的[8]

CDジャーナルは、「キャッチーでハイクオリティなナンバーが満載」[6]と収録曲のクオリティの高さを指摘し、「ノッコヴォーカリストとしての魅力が増してきた」[4]といずれも肯定的な評価を下している。

ライターの帆苅竜太郎は、OKMusicのコラムにて「1980年代のシンセ感やディレイの長さが今となっては若干いなたく思えなくもない」と現代のJ-POPを比較してやや時代遅れなサウンドであることを指摘したうえで「いずれの楽曲もギターベースドラムキーボードのバランスが絶妙。基本はベース&ドラムがボトムを支え、その上をギターとキーボードが彩るスタイルであるが、それぞれがしっかりと自己主張しながら、時に押し、時に引き、まさにアンサンブルと呼ぶべき演奏を聴くことができる」と肯定的な評価を下している[8]

チャート成績

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バンドとしては初のオリコンチャート1位を獲得し、130万枚を売り上げるミリオンヒットを記録した[9]

収録曲

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LP, カセット

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A面
全作曲: 土橋安騎夫(#5のみ高橋教之)、全編曲: レベッカ
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.Hot Spice宮原芽映土橋安騎夫(#5のみ高橋教之
2.プライベイト・ヒロインNOKKO沢ちひろ土橋安騎夫(#5のみ高橋教之
3.Cotton TimeNOKKO土橋安騎夫(#5のみ高橋教之
4.76th StarNOKKO・沢ちひろ土橋安騎夫(#5のみ高橋教之
5.光と影の誘惑(Instrumental) 土橋安騎夫(#5のみ高橋教之
合計時間:
B面
全作詞: NOKKO(#4のみ沢ちひろ)、全作曲: 土橋安騎夫、全編曲: レベッカ。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.ボトムラインNOKKO(#4のみ沢ちひろ)土橋安騎夫
2.ガールズ ブラボー!NOKKO(#4のみ沢ちひろ)土橋安騎夫
3.フレンズNOKKO(#4のみ沢ちひろ)土橋安騎夫
4.London BoyNOKKO(#4のみ沢ちひろ)土橋安騎夫
5.Maybe TomorrowNOKKO(#4のみ沢ちひろ)土橋安騎夫
合計時間:

CD

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CD
全作曲: 土橋安騎夫(#5のみ高橋教之)、全編曲: レベッカ。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.Hot Spice宮原芽映土橋安騎夫(#5のみ高橋教之)
2.プライベイト・ヒロインNOKKO・沢ちひろ土橋安騎夫(#5のみ高橋教之)
3.Cotton TimeNOKKO土橋安騎夫(#5のみ高橋教之)
4.76th StarNOKKO・沢ちひろ土橋安騎夫(#5のみ高橋教之)
5.光と影の誘惑(Instrumental) 土橋安騎夫(#5のみ高橋教之)
6.ボトムラインNOKKO土橋安騎夫(#5のみ高橋教之)
7.ガールズ ブラボー!NOKKO土橋安騎夫(#5のみ高橋教之)
8.フレンズNOKKO土橋安騎夫(#5のみ高橋教之)
9.London Boy沢ちひろ土橋安騎夫(#5のみ高橋教之)
10.Maybe TomorrowNOKKO土橋安騎夫(#5のみ高橋教之)
合計時間:

参加ミュージシャン

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Additional Musician

メディアでの使用

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# 曲名 タイアップ 出典
7 ガールズ ブラボー! 日本テレビ系ドラマ『ハーフポテトな俺たち』オープニングテーマ [1]
8 フレンズ 日本テレビ系ドラマ『ハーフポテトな俺たち』エンディングテーマ
日本テレビ系ドラマ『MARS〜ただ、君を愛してる〜』主題歌
10 Maybe Tomorrow フジテレビ系ドラマ『リップスティック』挿入歌

カバーしたアーティスト

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アーティスト 収録作品 発売日 備考
76th Star
SHINO-娘 tribute to REBECCA DREAM DISCOVERY 1999年11月10日 レベッカのトリビュート・アルバム[10]
水樹奈々 WILD EYES 2005年5月18日
田村芽実 CLIP & COVERS 2020年4月8日
London Boy
佐々木ゆう子 tribute to REBECCA DREAM DISCOVERY 1999年11月10日 レベッカのトリビュート・アルバム[10]
Maybe Tomorrow
広末涼子 tribute to REBECCA DREAM DISCOVERY 1999年11月10日 レベッカのトリビュート・アルバム[10]
沢田知可子
相川七瀬 ROCK MONSTER[11] 2023年11月8日

脚注

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  1. ^ a b ハーフポテトな俺たち”. テレビドラマデータベース. 2023年2月28日閲覧。
  2. ^ 「フレンズ」が大ヒット! 80年代後半を駆け抜けたバンド「レベッカ」”. くるくら. 株式会社JAFメディアワークス (2019年10月23日). 2023年2月28日閲覧。
  3. ^ GLAY・JIROが救われた、TAKUROや山中さわおのメッセージとは?”. J-WAVE NEWS. J-WAVE (2022年7月11日). 2023年2月28日閲覧。
  4. ^ a b c レベッカ / 4~メイビー・トゥモロウ [再発]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2023年2月28日閲覧。
  5. ^ “REBECCAのオリジナル作7タイトルが紙ジャケ&リマスター盤で再発”. CDジャーナル (音楽出版社). (2007年7月6日). https://www.cdjournal.com/main/news/-/15736 2023年3月4日閲覧。 
  6. ^ a b c レベッカ / レベッカ4 メイビー・トゥモロウ [Blu-spec CD2]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2023年2月28日閲覧。
  7. ^ “REBECCA、『REBECCA IV』アナログ盤を再発 プレミア上映にメンバー登壇”. CDジャーナル (音楽出版社). (2017年5月26日). https://www.cdjournal.com/main/news/rebecca/76155 2023年3月4日閲覧。 
  8. ^ a b レベッカの大傑作!世界的ガールポップの潮流を見事にバンドサウンドに注入した『REBECCA IV ~Maybe Tomorrow~』”. OKMusic. OKWAVE (2015年1月21日). 2023年2月28日閲覧。
  9. ^ REBECCA 9年ぶりに再結成”. SANSPO.COM. サンケイスポーツ. 2000年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月28日閲覧。
  10. ^ a b c VA / トリビュート・トゥ・レベッカ~ドリーム・ディスカバリー [廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2023年11月7日閲覧。
  11. ^ 相川七瀬が布袋寅泰「POISON」熱唱、タイムマシン仕様のデロリアンに乗る”. 音楽ナタリー (2023年11月2日). 2023年11月7日閲覧。

外部リンク

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