喜界空港
表示
(RJKIから転送)
喜界空港 Kikai Airport | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
喜界空港ターミナル | |||||||||
IATA: KKX - ICAO: RJKI | |||||||||
概要 | |||||||||
国・地域 | 日本 | ||||||||
所在地 | 鹿児島県大島郡喜界町 | ||||||||
種類 | 商業 | ||||||||
運営者 | 鹿児島県 | ||||||||
敷地面積 | 20.9 ha | ||||||||
標高 | 4.7 m (15 ft) | ||||||||
座標 | 北緯28度19分17秒 東経129度55分41秒 / 北緯28.32139度 東経129.92806度座標: 北緯28度19分17秒 東経129度55分41秒 / 北緯28.32139度 東経129.92806度 | ||||||||
地図 | |||||||||
空港の位置 | |||||||||
滑走路 | |||||||||
| |||||||||
統計(2019年度) | |||||||||
旅客数 | 86,928人 | ||||||||
貨物取扱量 | 202.02 t | ||||||||
発着回数 | 1,839回 | ||||||||
リスト | |||||||||
空港の一覧 |
喜界空港(きかいくうこう、英: Kikai Airport)は、鹿児島県大島郡喜界町(喜界島)にある地方管理空港。
概要
[編集]島の西海岸沿いに設置されており、太平洋戦争中は旧海軍の前線基地として利用された[2]。
中型機以上への対応を目的とする滑走路延長および空港施設(奄美航空所有)の老朽化に伴う建て替えなどが計画されるも、実現には至っていない[要出典]。
年度末など移動転勤時期になると空港運航機材の小ささと運航便数の少なさから、運航会社と空港管制の計らいで旅客機両側の座席から見送ることが出来るよう、便出発、地上走行開始時、空港駐機場内で八の字を描く走行、通称「喜界ターン」を実施して運航される便がある[3]。
年間利用客数は、合計86,928人(2019年度)[1]。
沿革
[編集]- 1931年(昭和6年) - 旧海軍航空隊喜界島基地として開設
- 1959年8月10日 - 滑走路1,080メートル(未舗装・喜界町管理)にて供用開始[2]。同時に東亜航空の鹿児島線が就航[4]。
- 1968年
- 1971年4月1日 - 第三種空港に指定される[2]
- 1974年7月26日 - 設置管理者の変更(喜界町 → 鹿児島県)
施設
[編集]旧海軍の飛行場だったこともあり設備は最小クラスである。総合案内所は空港旅客業務を行っている奄美航空が兼務、コインロッカーは空港売店が兼務となり、その他はレンタカー案内所程度しか無く、喫煙所に至っては屋外となる[5]。
路線
[編集]航空会社が2社以上記載の場合、最初に記載の航空会社の機材・乗務員による共同運航便(コードシェア便)である。
奄美空港との距離は約26km(16マイル[7])であり、飛行時間は僅か5分程度と非常に短く、日本の国内線としての運航距離は一番短い[8]。2024年7月31日までは琉球エアーコミューターが運航していた南大東空港 - 北大東空港線の約13㎞(8マイル)が一番短かった[9]。
交通
[編集]- 喜界バス(奄美航空)
- 湾営業所発着便
脚注
[編集]- ^ a b “令和元年(平成31年)管内空港の利用概況集計表(速報値)” (PDF). 国土交通省大阪航空局. p. 6. 2021年2月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月14日閲覧。
- ^ a b c d “喜界空港”. 県内の空港. 鹿児島県土木部港湾空港課 (2013年3月20日). 2013年12月14日閲覧。
- ^ 鹿児島県公式交通政策課紹介「喜界ターン」
- ^ “鹿児島=喜界島線は就航60周年を迎えます” (PDF). 日本航空 (2019年8月2日). 2023年7月10日閲覧。
- ^ 喜界空港が提供するサービスの内容
- ^ 日本エアコミューターの機材・乗務員にて運航。ANAは日本エアコミューターとのコードシェア扱い
- ^ a b c JALマイレージバンクにおける基本マイル数(2010年10月現在)。
- ^ 「「日本一短い航空路線」に 喜界島―奄美大島、わずか24キロ JAC」『南海日日新聞』2024年7月31日。2024年10月19日閲覧。
- ^ 全国空港ウォッチングガイド(イカロス出版)