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OTOTOY

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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オトトイ株式会社
ototoy inc.
種類 株式会社
略称 OTOTOY
本社所在地 日本の旗 日本
150-0046
東京都渋谷区松濤2-11-11 松涛伊藤ビル
設立 2004年8月
業種 情報・通信業
法人番号 6011001064770
事業内容 音楽配信コミュニティサイトの構築運営 他
代表者 代表取締役 竹中直純
資本金 1590万円
主要株主 ディジティ・ミニミ
関係する人物 福岡智彦高橋健太郎、飯田仁一郎、三野明洋、竹中直純
外部リンク http://ototoy.jp/
特記事項:設立時の社名は株式会社レコミュニ。2009年10月現商号に変更。
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OTOTOY(オトトイ)は、オトトイ株式会社が運営する音楽配信・情報サイト。代表は竹中直純、編集長は河村祐介。

沿革

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2004年8月、株式会社レコミュニ設立。設立時の代表取締役は福岡智彦(のちにバウンディ代表取締役)。当時イーライセンスの代表取締役だった三野明洋やシステム開発を担当していた現代表の竹中(現在のOTOTOYでも、iOSAndroidのアプリに至るまで竹中が開発を行っている[1])も設立時の取締役であった。

同年10月「recommuni」をスタート[2][3]。音楽配信とSNSを組み合わせたサービスで、開始当初は会員が音源をアップロードし、権利処理が行われた音源に限りダウンロード可能となるというものだったが、メジャーレーベルからは許可が取れず、ビジネスモデルとして機能しなかった。

そのため、開始3年ほどで三野に株式を集めて会社を清算するという話になったが、Limited Express (has gone?)解散(のちに東京で再結成)を機に京都から上京した飯田仁一郎(2018年まで編集長、現取締役)の精力的な活動により会社存続を決断[4]。メディアとストアを融合したサービスを狙い音楽配信と音楽情報を合わせ持つ現在の形となった。その後、タワーレコードCTOを退任した竹中が法人を引き受け、現在に至る。

2009年10月、サービス名を「OTOTOY」に変更[5]。購入した楽曲を1曲20円で再ダウンロードできる「ライフタイム契約」を開始(再ダウンロード期限(30日)の撤廃により2015年11月廃止[6])。

ハイレゾ音源(OTOTOYでは「HQD」と呼称)による配信に積極的であり、2009年8月よりクラムボン「NOW!!!」を皮切りにWAV形式での配信を開始。2014年3月よりロスレスのFLACApple Lossless(ALAC)形式での配信も行っている[7]。さらに、2010年8月にはDSD形式での配信を開始している[8]。2016年8月にはiOS/Androidアプリもハイレゾ対応となった(有料オプション)[9]

2011年より「オトトイの学校」を開講。岡村詩野による音楽ライター講座をはじめとして、音楽にまつわる様々な講座が開かれている。

脚注

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  1. ^ 独自技術満載の「OTOTOYアプリ」。その秘密を “天才プログラマー” 竹中直純氏に聞く”. Phile-web (2016年11月9日). 2017年2月16日閲覧。
  2. ^ “ソーシャルネット”型でDRMフリーの音楽サービス「recommuni」が開始”. ITmedia (2004年9月1日). 2016年11月29日閲覧。
  3. ^ “性善説”で運営する音楽ファイル流通コミュニティ「レコミュニ」”. Internet Watch (2004年9月7日). 2016年11月29日閲覧。
  4. ^ Musicman's RELAY 第97回 高橋 健太郎 氏 8. iTunesでできないことをやる〜「ototoy」の躍進”. Musicman-NET (2011年6月30日). 2021年8月28日閲覧。
  5. ^ 。「SNSより音楽配信」 「recommuni」が「OTOTOY」に改名”. ITmedia (2009年10月20日). 2016年11月29日閲覧。
  6. ^ OTOTOY、購入曲の再ダウンロード期限を撤廃。BitCach/PayPal決済も導入”. AV Watch (2015年9月30日). 2016年11月29日閲覧。
  7. ^ 【藤本健のDigital Audio Laboratory】第590回:FLAC/Apple Losslessハイレゾ配信を始めたOTOTOYの狙い 新システムと「ALACもハイレゾ」の仕組みを聞く” (2014年4月21日). 2016年11月30日閲覧。
  8. ^ OTOTOY、世界初のDSD形式の音楽配信を開始-清水靖晃+渋谷慶一郎の「FELT」。MP3もセット”. AV Watch (2010年8月16日). 2016年11月29日閲覧。
  9. ^ OTOTOYアプリ、ハイレゾ再生に対応。年額360円”. Phile-web (2016年8月9日). 2017年2月16日閲覧。

関連項目

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  • リアル脱出ゲーム - SCRAP代表の加藤隆生は、京都在住時に飯田と共に音楽フェス「ボロフェスタ」を立ち上げた仲。東京進出初期はレコミュニが主催。
  • BiS - OTOTOYでのプー・ルイの発言(「私、本当はアイドル・グループがやりたかったんです」)がきっかけとなり結成。「アイドル・グループ構成員増殖計画」を長期連載。オトトイの学校では、南波一海が講師を務めた「OTOTOYアイドル研究室」の生徒として授業を受けていた。
  • BiSH - 「BiSH〜Rock'n Roll Swindle〜 二番煎じは本物を超えられるのか?!」を長期連載。

外部リンク

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