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SUMMARY

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

SUMMARY(サマリー)は、日本舞台作品。企画・構成・総合演出はジャニー喜多川

概要

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「SUMMARY」とは日本語で「要約」という意味があり[1]、その意味の通り、現在までのジャニーズ事務所の歴史を披露する舞台。

「世代を超えていつまでも子供たちが楽しめるイベントにしたい」というジャニー喜多川の意向で、夏休み期間中に開催されている[2]。2011年に東京ドームと、初の地方公演を京セラドーム大阪にて決行。

公演概要

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SUMMARY 2004

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正式名称は『Johnnys Theater"SUMMARY"of Johnnys World[4]。総勢100人のジャニーズJr.が出演し[7]、360度の会場内全面スクリーンやリフターを駆使したステージで、青い衣装のNEWS(錦戸亮、内博貴を抜いた6人[※ 1])と赤い衣装のKAT-TUNのメンバー計12人がステージ中央で手をつなぎ、200本の噴水が高さ8メートルに立ち昇る中を輪になってフライングしたり、初代ジャニーズからタッキー&翼までの先輩の映像をバックに、ジャニーズ事務所42年の歴史を振り返るヒット曲のメドレーを披露[6][8]。計35公演で12万3000人を動員し[6][7]、コンサート史上最多の一斉フライングが話題となった[2][7]

SUMMARY 2005

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正式名称は『Johnnys Theater"SダUイMジMェAスRトY2005"[12]。製作費は前回と同じく12億円[10]。公演はグループ別で、NEWSは“スポーツ”をテーマに、Ya-Ya-yahは“芝居”をテーマに公演を行い[11]Kis-My-Ft2[12]J.J.Express[13]らジャニーズJr.総勢150人も出演した[10]

SUMMARY 2008

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正式名称は『サマーなら歌って踊けて JohnnYs SUMMARY 2008』。JohnnysのYが大文字で表記されている[要出典]。総製作費は15億円で、お台場の約1万5000平方メートルの敷地に直径60メートル・高さ30メートルの円形ドーム型の会場(約3300人収容)が作られた[16]。ステージでは24トンの水を使用して高さ11メールまで上がる噴水の演出や、Hey!Say!JUMPの当時のメンバー10人による約16メートルの高さでのフライング[19]などが披露された他、“7 VS BEST”のテーマに沿って2つの軍が様々な技で勝負したり、中山優馬が主人公となって世界各国を回るというストーリーでショーが展開され[15]、総勢約200人が出演した[16]。B.A.D.の中間淳太は初日の8月2日初回公演のオープニングで足をひねり、右足くるぶしとかかとの間の骨の剥離骨折で1か月の重傷であると診断されたが、「迷惑はかけられない」と当初からの予定通り、8月10日まで[※ 5]の11ステージをテーピングをしながら出演した[20]

本公演のチケットは即日完売し[18]、元々は休演日だった8月29日に2公演の追加特別公演が決定[16]。また、ファンへの感謝、そして五輪にちなんでタイトルを「金SHOW」としたこの特別公演[16]の場で9月1日 - 5日の再追加(アンコール)公演と[17][18]、A.B.Cに橋本良亮が加入してA.B.C-Zが結成されることが発表された[17]。全37公演で12万4000人を動員[18]

SUMMARY 2010

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JCBホールになぞらえ[23]、会場は「Johnnys' Circus Boys Hall」というサーカス会場に[22]、Hey! Say! JUMPのメンバーも「Johnnys' Circus Boys」(ジャニーズ・サーカス・ボーイズ[24])と銘打ってサーカス団員に変身[23]。水30トンを使用し[23]、高さ15メートルまで噴き上げる水の中で全員でフライングをしたり、山田と有岡は距離15メートルの綱渡りをしたりした[22]。知念は2か月前にメキシコ人のプロに指導を受けて空中ブランコを10日程で習得し[25]、地上10メートルで命綱なしで披露した[22]。全56公演で14万人を動員[22]

SUMMARY 2011

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追加公演として『Hey! Say! JUMP さよなら夏休み! SUMMARYスペシャル』と題して京セラドーム大阪と東京ドームでも公演が行われた[26]

SUMMARY 2011
オープニングではHey!Say!JUMPのメンバーとジャニーズJr.合計20人が横1列に並び、Vの字になったり波を作ったりするフライングからスタート[31]。その後、「水の国」「森の国」「鏡の国」「火の国」といったファンタジックな世界を旅する中で、山田がカーペットでフライングをしたり、中島と知念がフライングしながらジャグリングをしたり、犬が伊野尾や岡本の合図でフリスビーやダブルダッチを披露したりした[31]。その後はニューヨークに舞台を移し、新曲「Magic Power」をダンス班とバンド班のW構成で披露[31]。有岡が弁慶、山田が牛若丸を演じ、弁慶が刀狩りの果てにニューヨークに辿り着く設定で、高さ3.5メートル・全長30メートルの綱渡りや空中ブランコも披露された[30][31]
Hey! Say! JUMP さよなら夏休み! SUMMARYスペシャル
出演者総数は350人+犬9匹という東京ドーム史上最大となり、15万5000人の観客を動員[32]。恒例の水の演出の中[32]、Hey! Say! JUMPのメンバーが30メートルの高さでバルーンを使って円になるフライング[33][34]、山田と有岡が綱渡り[35]、知念が30メートルの高さからのバンジージャンプなどアクロバットな技を披露した[36]

Johnny's Dome Theatre 〜SUMMARY〜

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今までのSUMMARYとは違い、「Johnny's Dome Theatre」のサブタイトルとして「〜SUMMARY〜」と表記されている。また、“Theater”ではなく、“Theatre”である。

A.B.C-Z公演
Sexy Zone公演
  • 出演:Sexy Zone / ジャニーズJr.[37]高田翔[38]
  • 公演期間・会場:2012年8月11日 - 15日、梅田芸術劇場メインホール(全11公演) / 8月21日 - 9月2日、TOKYO DOME CITY HALL(全21公演)[37]
ジャニーズJr.公演
内博貴 with Question?公演
  • 出演:内博貴 with Question?[37]
  • 公演期間・会場:2012年9月8日・9日、TOKYO DOME CITY HALL(全2公演)[37]

作品

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SUMMARY of Johnnys world Digest(2004年11月)
2004年8月23日に行なわれた公演のダイジェスト版で、写真集とDVDがセットになった商品。公式携帯サイト「Johnny's web」にて限定販売された。
SUMMARY of Johnnys world(2005年4月20日)
先に発売されたダイジェスト版の公演内容を完全収録したもの。
SUMMARY2010(2011年1月12日発売)JABA-5079
2010年8月25日に行なわれた公演を収録。Hey! Say! JUMPのコンサートDVDの扱いである。
SUMMARY 2011 in DOME(2012年3月7日発売)JABA-5094〜5095
2011年9月25日に行なわれた東京ドーム最終公演を収録。Hey! Say! JUMPのコンサートDVDの扱いである。Hey! Say! JUMPと ジャニーズJr. のみ収録されている。
Johnny's Dome Theater〜SUMMARY2012〜 A.B.C-Z(2013年1月16日発売)Blu-ray:PCXP-50200 DVD:PCBP-52228[39]
2012年8月18日に行われたA.B.C-Z公演を収録。
Johnny's Dome Theatre〜SUMMARY2012〜 Sexy Zone(2013年2月13日発売)Blu-ray:PCXP-50120 DVD:PCBP-52240[40]
2012年8月に行われたSexy Zone公演を収録。

脚注

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注釈

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  1. ^ a b 錦戸亮内博貴は同時期に開催されていた『関ジャニ8 サマースペシャル2004』に出演のため、本公演には出演していない[3]
  2. ^ 当初は8人での出演が予定されていたが[3]、飲酒問題により実際は7人での出演となった[9]
  3. ^ 公演期間中は「ジャニーズシアター」と改名された[10]
  4. ^ このJ地区の“J”は元々このような名称であって、ジャニーズの“J”ではない。
  5. ^ 大阪松竹座で8月19日 - 28日まで開催される『関西ジャニーズJr. @大阪松竹座2008夏』出演のため、関西ジャニーズJr.は期間途中までの出演だった。

出典

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  1. ^ a b “歴史的舞台「ジャニーズ」の42年をショー化”. zakzak. (2004年6月3日). オリジナルの2004年6月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20040604032722/http://www.zakzak.co.jp/gei/2004_06/g2004060305.html 2017年12月28日閲覧。 
  2. ^ a b c “ジャニーズ祭を毎夏やる!今年は品川”. nikkansports.com. (2005年6月18日). オリジナルの2005年6月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20050620002340/http:/www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-050618-0008.html 2017年12月28日閲覧。 
  3. ^ a b “NEWS ライブハウスでサマリー再演”. Sponichi Annex. (2005年5月6日). オリジナルの2005年5月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20050526143602/http://www.sponichi.co.jp/entertainment/special/2005jya/KFullNormal20050506043.html 2017年12月28日閲覧。 
  4. ^ a b Biography 2004 Kis-My-Ft2”. Johnny's net. ジャニーズ事務所. 2017年12月28日閲覧。
  5. ^ 「4piece」『Wink up』2004年11月号、ワニブックス、76頁。 
  6. ^ a b c “歌う!踊る!空も飛ぶ!!ジャニーズ夏祭り12億円ド派手ステージ”. 東京中日スポーツ. (2004年8月11日). オリジナルの2004年8月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20040811063518/http:/tochu.tokyo-np.co.jp/00/hou/20040811/spon____hou_____005.shtml 2017年12月28日閲覧。 
  7. ^ a b c “ジャニーズ100人出演ド派手ショー開幕”. スポニチアネックス. (2004年8月11日). オリジナルの2004年8月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20040813071950/http:/www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2004/08/11/04.html 2017年12月28日閲覧。 
  8. ^ “NEWSやKAT-TUNらでホッテストな「SUMMARY」”. SANSPO.COM. (2004年8月11日). オリジナルの2004年8月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20040813042136/http:/www.sanspo.com/geino/top/gt200408/gt2004081105.html 2017年12月28日閲覧。 
  9. ^ “NEWS、エンターテインメントショー公演冒頭で謝罪”. SANSPO.COM. (2005年7月27日). オリジナルの2005年11月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20051129044709/http:/www.sanspo.com/geino/top/gt200507/gt2005072708.html 2019年4月11日閲覧。 
  10. ^ a b c d e f “「ジャニーズサマリー」品川がラスベガスに”. Sponichi Annex. (2005年6月18日). オリジナルの2005年12月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20051220165118/http://www.sponichi.co.jp/entertainment/special/2005jya/KFullNormal20050618031.html 2017年2月16日閲覧。 
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  12. ^ a b Biography 2005 Kis-My-Ft2”. Johnny's net. ジャニーズ事務所. 2017年12月28日閲覧。
  13. ^ 「Big Challenge!!!」『Wink up』2005年9月号、ワニブックス、94-96頁。 
  14. ^ a b c ジャニーズJr. > Concert/Srage > SUMMARY 2008”. ジャニーズ事務所. 2008年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月21日閲覧。
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  32. ^ a b c Hey! Say! JUMP(インタビュアー:桜井麻子)「Hey!Say!JUMP 東京ドーム公演『さよなら夏休み!SUMMARYスペシャル』インタビュー」『観劇予報 演劇キック』、えんぶ、2011年10月1日https://kangekiyoho.blog.jp/archives/51733611.html2022年3月10日閲覧 
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  36. ^ “Hey!Say!新しい“舞台”に大興奮”. SANSPO.COM. (2011年9月25日). オリジナルの2011年11月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20111123190651/http://www.sanspo.com/geino/news/110925/gng1109250504000-n1.htm 2011年11月23日閲覧。 
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