松本素生
松本 素生 | |
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生誕 | 1978年12月22日(45歳) |
出身地 | 日本 埼玉県桶川市 |
ジャンル | ロック・J-POP |
職業 | |
活動期間 | 2001年 - |
レーベル | ポニーキャニオン(2009年 - 2010年) |
共同作業者 | GOING UNDER GROUND |
松本 素生(まつもと そう、1978年12月22日 - )は、日本のシンガーソングライター、音楽家、ボーカリスト、ギタリスト、作詞家、作曲家、DJ、ナレーター。日本のロックバンドGOING UNDER GROUNDのメンバー(担当はボーカル・ギター)。埼玉県桶川市出身、血液型A型。同バンドの楽曲の多くを作詞・作曲するほか、他のミュージシャンへの楽曲提供も行っている。2009年夏より「SxOxU(ソウ)」名義、「松本素生」名義でソロ活動も行っている。
来歴
[編集]2001年、GOING UNDER GROUNDのメンバー(ボーカル・ギター)としてシングル『グラフティー』でビクターエンタテインメントよりデビュー。同バンドのメインソングライターとして活動。
2009年に11月にソロプロジェクトとしてSxOxU名義でポニーキャニオンからシングル『Funny Sunny Day』をリリースし、ソロデビュー[1]。
2010年3月には松本素生名義で同じくポニーキャニオンからミニアルバム『素生』をリリースし、シンガーソングライターとしてもデビュー[2]。
2024年にはウエノコウジとのユニットマツモトソウとウエノコウジとしてライブツアー「スケアクロウ」を行うなど[3]、バンドの活動と並行し、DJ活動や他ミュージシャンのライブへのゲストボーカル参加、ユニット活動などを行っている。
人物
[編集]父は陶芸家[4]、祖父は画家[5]。幼少期を京都で過ごし、父が陶芸の窯を置ける場所を探していたため親戚の伝手で桶川の寺に移り住んだ[6]。両親は2018年に京都府南丹市に移住してカフェを営んでおり、松本が同カフェでライブを行うことがある[4]。
字を書くなどの作業は左利き[7]だが、ギターは右利き用を使用している。
小学5年生の時、父親から誕生日・クリスマスプレゼントとしてTHE BLUE HEARTSの『TRAIN-TRAIN』のカセットテープをもらって以来のTHE BLUE HEARTSのファンであり[8]、このことが音楽を始めるきっかけとなった[9][10]。
GOING UNDER GROUNDのメンバーのうち中澤寛規、石原聡、伊藤洋一の3人は桶川市立加納中学校の同級生。河野丈洋とは高校進学後に中澤を介して知り合う。
中学1年生の時、クラスメイトだった中澤と永井真理子のCDの貸し借りをきっかけに交友関係が生まれ[11]、その後、松本の影響で中澤がTHE BLUE HEARTSのファンになったことがバンド誕生の原点となった。
既婚であり、2子がいる[12]。
ディスコグラフィー
[編集]SxOxU名義
[編集]シングル
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
1st | 2009年11月11日 | Funny Sunny Day | PCCA-70264(SxOxU English Version) PCCA-70265(REBORN! Japanese Version) |
オリコン最高32位、登場回数7回[13] |
アルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
1st | 2009年12月2日 | SxOxU | PCCA-03039 | オリコン最高143位[14] |
松本素生名義
[編集]MIX CD
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
1st | 2009年9月30日 | ROCK THE MIX 2 | VICL-63399 | オリコン圏外 |
ミニ・アルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
1st | 2010年03月17日 | 素生 | PCCA-03135 | オリコン最高137位 |
参加作品
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 |
---|---|---|---|
2008年6月25日 | 栗コーダーカルテット & 松本素生『サヨナラのおまじない』[15] | GNCL-0034 | 1.サヨナラのおまじない |
2008年10月22日 | N.G.THREE『Lo Fidelity People Are Coming Back!!!』[16] | FLOWER097 | 3.Town Called Malice ※コーラス参加 |
2008年11月5日 | 栗コーダーカルテット 『遠くの友達』[17] | GNCL-1163 | 14.サヨナラのおまじない |
2008年12月3日 | Blue Smith『オルガンLOVE』[18] | CCRK-0001 | 3.ONE feat. 松本素生 & 河野丈洋 from GOING UNDER GROUND |
2009年4月22日 | 栗コーダーカルテット『夏から秋へ渡る橋』[19] | GNCL-1204 | 6.サヨナラのおまじない 7.TWISTER[注 1] |
2013年8月21日 | 『2355 0655 ソングBest!』 | COCX-38178 | 3.おれ、ねこ 8.これを知ってるといばれるの唄 「これから注目の首都編」 |
2013年11月13日 | 末光篤『Colors of Concerto 色彩協奏曲』[20] | CRESC-006 | 9.世界を変えるピアノが歌う feat.松本素生 |
2016年11月27日 | 『2355 0655 ソングBest! 明日がくるのをお知らせします』 | COZX-1132 | 4.わが輩は、犬 |
2017年12月7日 | 橋口靖正『春色の君はかわいい/『 −5』 〜Tribute to Yasumasa Hashiguchi』[21] | LMCL-002 | 9.シンクロナイズドテレパシー |
2018年6月20日 | THE BASSONS『かっこいい音楽が聴ける盤』[22] | B07CJ41KLG | 7.骨折り feat.松本素生 |
2019年3月27日 | 古市コータロー『東京』[23] | COZP-1531-2 | 特典DVD「Brilliant Days」ナレーション |
その他の参加作品
[編集]- 「おれ、ねこ」
- 「わが輩は、犬」
- 「これを知ってるといばれるの唄(これから注目の首都編)」
- 「これを知ってるといばれるの唄(難読漢字編)」
- 「ねこの写真、誠にありがとうの歌」
- 「犬の写真、誠にありがとうの歌」
- いずれも番組内使用楽曲の歌唱を担当。
- 東京都美術館「BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン」(2018年)
- テーマソング「おべんとうDAYS」を制作[24]。
- 映画『STAND STRONG』(監督・菊池久志/2020年公開)
- サウンドトラック制作の一部を担当[25]。
主な楽曲提供
[編集]記載のないものは作詞・作曲を担当。
- KinKi Kids 「ダイヤモンド・ストーリー」(作詞・2005年)
- THE COLLECTORS 「19」(2006年)
- MEG 「DAWN」[26](2006年)
- 松たか子 「春風スクランブル」(2007年)
- 中村雅俊 「コスモス」「旅のしおり」[27](2007年)
- 藤井フミヤ 「ケモノ マイハート」(2008年)
- メロン記念日 「メロンティー」(中澤と共作)(2009年)
- V6「WALK」(作詞・2011年)
- ミドリカワ書房 「魔法にかけて!」 「また明日」 [28](いずれも作曲・2011年)
- ベイビーレイズ 「涙の名前」(2014年)
- 古市コータロー 「nasty」[29](2014年)
- amiinA 「Jubilee」[30](2018年)
- ジョナゴールド 「ユキノアト」[31](2024年)
- ハンバーグ師匠(井戸田潤) 「ワンプレート」(作曲)※未音源化
タイアップ
[編集]- サヨナラのおまじない(栗コーダーカルテット&松本素生 名義)
- Funny Sunny Day (Japanese Ver.)(SxOxU 名義)
- テレビ東京系アニメ『家庭教師ヒットマンREBORN!』オープニングテーマ(2009年10月10日 - 2010年3月27日)
- 2030
- 冬のグリコポッキー × スペースシャワーTV コラボCMソング(2010年)
ミュージック・ビデオ
[編集]名義 | 監督 | 曲名 |
SxOxU | 橋向治海 | 「Funny Sunny Day」 |
池田一真 | 「Don't want to be alone」 | |
松本素生 | 多田卓也 | 「2030」 |
出演
[編集]テレビ
[編集]- Oxala!(スペースシャワーTV、2006年4月5日 - 2007年3月末 毎週水曜日 18:30-20:00)
- 10-FEETのTAKUMAと共にVJとして出演。
- オンガク開放区(テレビ神奈川、2011 - 2013年)
- メインMCとして出演。
ラジオ
[編集]- PLATOn(J-WAVE、2008 - 2010年) - 名越康文とともに定期的に出演。
- FM ROCK KIDS PART 1(AIR-G' 2006年7月1日 - 2006年9月)
- TR2(J-WAVE、2005年4月5日 - 2005年9月27日)
- 火曜日パーソナリティを担当。番組終了後2007年初頭まではポッドキャストを利用して「松本素生の元TR2」が配信されていたが、2010年現在は更新が停止している。
- MUSIC FREAKS(FM802、2002年10月 - 2003年9月)
インターネット配信
[編集]- 加藤ひさしのコロムビア大行進(LINE LIVE[注 2]、2015年 - 不定期配信)
- THE COLLECTORSの加藤ひさしと共に司会を担当。
- SPEAKEASY QUATTRO(CLUB QUATTRO official YouTube、2022年 - 不定期配信)
雑誌
[編集]- BRIDGE ・ROCKIN'ON JAPAN - コラム「コモン駒沢グラフティー」不定期連載(2001年 - 2004年5月号)[注 3]。
映画
[編集]- Abed〜二十歳の恋(2010年) - 見知らぬ男(第2話)、八田(第5話)
関連項目
[編集]- 初恋の嵐 - 2011年の活動再開後のライブにゲストボーカルとして参加。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “GOING UNDER GROUNDの松本素生が新プロジェクト、SxOxU(ソウ)を始動! 9月に初ライヴを実施!”. TOWER RECORDS ONLINE (2009年8月14日). 2022年8月23日閲覧。
- ^ “GOING松本素生がソロ名義アルバムでプライベートを歌う”. 音楽ナタリー (2010年2月18日). 2022年2月27日閲覧。
- ^ “【マツモトソウとウエノコウジ】松本素生(GOING UNDER GROUND)とウエノコウジの新ユニット、ツアー開催”. UK.PROJECT (2024年2月7日). 2024年6月17日閲覧。
- ^ a b “東京から移住の夫婦が古民家カフェ バンド「ゴーイング」ボーカルの長男がライブも”. 京都新聞 (2021年4月6日). 2021年9月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月23日閲覧。
- ^ “松本素生の、降りたことがないのになつかしい町 | 西武多摩湖線 萩山駅”. M.E.A.R.L (2018年10月19日). 2021年7月19日閲覧。
- ^ “GOING UNDER GROUND、20周年は自分たちが楽しいことを”. J-WAVE NEWS (2018年1月23日). 2022年1月29日閲覧。
- ^ “GOING UNDER GROUND Birthday Anniversary Special Interview”. 下北沢CLUB Que (2015年). 2022年2月27日閲覧。
- ^ “この人に聞きたい! > 第22回:松本素生氏(GOING UNDER GROUND)”. トップアスリート. 2015年8月23日閲覧。
- ^ “MY EXPLORATION vol.17 松本素生(GOING UNDER GROUND)”. PALLADIUM MAGAZINE (2020年). 2022年1月29日閲覧。
- ^ 北沢夏音 (2017年5月30日). “GOING UNDER GROUNDにデッドエンドはない! 松本素生が告白する、新曲“超新星”に込めた決意と永遠に解けない音楽の魔法。”. Mikiki. 2022年1月29日閲覧。
- ^ “松本素生 on Instagram” (2018年6月28日). 2021年7月19日閲覧。
- ^ “仲秋に届けられたあの夏のものがたり──GOING UNDER GROUND『真夏の目撃者』をリリース”. OTOTOY (2017年10月25日). 2022年2月27日閲覧。
- ^ “Funny Sunny Day<REBORN!Japanese Version>”. オリコン. 2015年8月22日閲覧。
- ^ “SxOxU”. オリコン. 2022年1月29日閲覧。
- ^ “松本素生、湯川潮音が栗コーダーとアニソンコラボ”. 音楽ナタリー (2008年3月26日). 2022年1月29日閲覧。
- ^ “新生N.G.THREEがニュー・アルバム『Days Of Dreams』を10月22日にリリース”. TOWER RECORDS ONLINE (2008年9月13日). 2022年2月27日閲覧。
- ^ “栗コーダー新作にUA、潮音、鈴木博文がボーカル参加”. 音楽ナタリー (2008年9月4日). 2022年4月3日閲覧。
- ^ “実力派ハモンド奏者が豪華コラボ作品を連続リリース”. 音楽ナタリー (2008年11月5日). 2022年1月29日閲覧。
- ^ “栗コーダーカルテットの全国ツアーを厳選したライブ盤”. 音楽ナタリー (2009年4月23日). 2022年1月29日閲覧。
- ^ “インタビュー掲載!末光篤、ジャンルレスでカラフルなアルバム”. TOWER RECORD ONLINE (2013年11月19日). 2022年1月29日閲覧。
- ^ “故・橋口靖正トリビュートアルバム特集”. 音楽ナタリー (2017年12月6日). 2022年8月22日閲覧。
- ^ “DARTHREIDERバンドTHE BASSONSのライブ盤に曽我部恵一、松本素生、向井秀徳が参加”. 音楽ナタリー (2018年6月20日). 2022年1月29日閲覧。
- ^ “THE COLLECTORS 古市コータロー、アルバム『東京』特典映像トレーラー公開”. Real Sound (2019年3月22日). 2022年1月29日閲覧。
- ^ “東京都美術館『BENTO おべんとう展』レポート お弁当文化を“コミュニケーションツール”として捉えなおす”. SPiCE (2018年8月3日). 2022年8月22日閲覧。
- ^ “菊池久志&岡田晋「背景は本当に全部リアル」“6年がかり”で制作した映画の撮影秘話を明かす<Interview>”. WEBザテレビジョン (2020年7月24日). 2022年8月22日閲覧。
- ^ “DAWN LIMITED EDITION:MEG” (2006年9月20日). 2024年5月10日閲覧。
- ^ 轡田昇 (2007年3月). “これから先も生き生きとした歩調で歩んでいくためにも、この青臭いんだけどピュアな少年らしさは失くしたくない。”. Music Lounge. 2022年1月29日閲覧。
- ^ アルバム制作にGOING UNDER GROUNDとして参加。“ミドリカワ書房、ニュー・アルバムでGOING UNDER GROUNDとコラボレーション”. rockin'on.com (2011年5月10日). 2022年8月31日閲覧。
- ^ “古市コータロー、19年ぶり新作に山中さわおら”. 音楽ナタリー (2014年10月15日). 2022年8月22日閲覧。
- ^ “【対談】amiinA × 松本素生(GOING UNDER GROUND)──amiinA新シングルをハイレゾ独占配信”. ototoy (2018年5月24日). 2022年8月22日閲覧。
- ^ “ジョナゴールド、1st EP『Hi-Score』リリース決定!”. Pop'n'Roll (2024年3月15日). 2024年5月7日閲覧。
外部リンク
[編集]- 松本素生 (@sou_matsumoto) - X(旧Twitter)
- 松本素生 (@sou_matsumoto) - Instagram
- 松本素生 - Myspace
- 松本素生オフィシャルウェブサイト - ウェイバックマシン(2018年8月18日アーカイブ分)
- 週末Diner - ウェイバックマシン(2015年5月2日アーカイブ分) - 松本とYouth Records庄司信也の企画によるライブ・DJイベントの2部構成のイベント「週末Diner」の公式サイト。