THE VOC@LOiD M@STER
原語表記 | THE VOC@LOiD M@STER |
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略称 | ボーマス |
創設年 | 2007年 |
年内開催回数 | 4、5(不定期) |
参加サークル数 | 400まで |
開催自治体 | 東京、神奈川 |
代表者 | 鷲見英典 |
ウェブサイト | 公式サイト |
THE VOC@LOiD M@STER(ザ ボーカロイド マスター)とは、ケットコムにより東京都内を中心に開催されるボカロ専門の同人誌即売会である。略称はボーマス。
概要
[編集]2007年の11月に複数のオンリーイベント[注 1]をまとめた「スキマフェスティバル[注 2]」の中の一つとして創設された後、単独開催となった[1]。イベント名はバンダイナムコゲームスのアイドル育成ゲーム『THE IDOLM@STER』をもじって名付けられている[2]。イベント内容は同人音楽CD、同人誌の頒布やコスプレ[注 3]といったものの他、関連企業の出展も行われている[2][5]。2010年2月の第11回では「Live Special」と銘打って会場内にステージを設け参加者によるライブを同時開催するという試みも行われた[5]。
VOCALOIDを用いた作品の発表はインターネットが中心となっているため、当イベントについては発表の場というよりは交流の場としての色彩が強いと言われる[6][5]。作家同士が自主的に名札を付けて交流したりサークルのスペースでサイン会を始めるといった光景もよく見られるという[6]。
2012年4月から「ニコニコ超会議」でも開催されているが、幕張メッセでの開催の際、成人向けの頒布は千葉県青少年健全育成条例上の理由により禁止されている[7]。
「THE VOC@LOiD M@STER 29」2014年7月13日開催以降では、消費税増税など複数の理由によりカタログは任意での購入制となった。それに伴い、会場に入場する為には当日に会場でチケットを購入する「入場チケット購入制」[8]。となった。
節目となる第30回では、従来より開催時間を1時間遅らせての午後開催となる予定。
開催状況
[編集]- 2007年
- 2008年
- 2009年
- 第7回:2月22日 - 東京都立産業貿易センター台東館
- 第8回:5月17日 - 大田区産業プラザ。ゲームソフト『初音ミク -Project DIVA-』の発売を控えたセガがブースを構え、初の企業出展となった[2]。
- 第9回:9月6日 - 大田区産業プラザ
- 第10回:11月15日 - 池袋サンシャインシティ文化会館2階展示ホールD2・3・4
- 2010年
- 2011年
- 2012年
- 第19回:2月5日 - サンシャインシティワールドインポートマート4階展示ホールA2・3
- 第20回:4月28日・29日 - 幕張メッセ。「ニコニコ超会議2012」内で開催。また、イベントの名称は「THE VOC@LOiD 超 M@STER 20」となっている。
- 第21回:7月8日 - サンシャインシティワールドインポートマート4階展示ホールA2・3
- 第22回:8月31日・9月1日 - ディファ有明。初音ミクの発売からちょうど5周年に当たり、「初音祭」と同時開催。また、「Night Special(夜のボーマス)」と銘打ち初の深夜開催。このため、18歳未満の入場は不可。
- 第23回:12月15日 - サンシャインシティワールドインポートマート4階展示ホールA1・2・3
- 2013年
- 2014年
- 2015年
参考文献
[編集]- ^ “音楽の「ナマ感」伝えたい ボーカロイドイベント主催が語る”. ASCII.jp (アスキー・メディアワークス): p. 2. (2009年12月7日) 2010年9月18日閲覧。
- ^ a b c 『VOCALOIDをたのしもう Vol.3』ヤマハミュージックメディア、2009年、44頁頁。ISBN 978-4636847574。
- ^ “『THE VOC@LOiD M@STER10』一般参加案内”. ケットコム. 2010年11月5日閲覧。
- ^ “『THE VOC@LOiD M@STER15』サークル参加要項”. ケットコム. 2010年11月5日閲覧。
- ^ a b c 『VOCALOIDをたのしもう Vol.4』ヤマハミュージックメディア、2010年、27頁頁。ISBN 978-4636852455。
- ^ a b “音楽の「ナマ感」伝えたい ボーカロイドイベント主催が語る”. ASCII.jp (アスキー・メディアワークス): p. 4. (2009年12月7日) 2010年9月18日閲覧。
- ^ 「THE VOC@LOiD 超 M@STER28」サークル参加要項
- ^ “ボーマスチケット入場制を考える橋口さんとのやりとり”